angel beats! ~shiny song~   作:agekitune

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シゴノセカイ

「っ、ここは.....?」

目が覚めて辺りを見回すと見知らぬ場所にいた。

「おっ、目が覚めたか?」

後ろから一人の男が話しかけてきた。

「ここは一体どこだ?」

とりあえず俺はそいつに自分の疑問をぶつけてみた。

「あぁ、ここは死後の世界だ。」

死後の世界?

つーことは俺は死んでるってことか?

「死後の世界ねぇ......あまり実感ねえなー。」

「何か覚えてないのか?死ぬ前ことをよ。」

男が聞いてくる。

「ある......にはある。

けど今こうして立ってるから死んだとは実感できないな。」

「ははっ、そうだろうな。俺もそうだったよ。

んでお前の名前は?」

「小宮 翔だ。もっと色んな情報をくれないか?.......」

「日向秀樹だ。もちろん教えてやんよ。」

 

それから日向からたくさんのことを聞いた。

 

ここは死後の世界で生前普通の人生が送れなかった人達が来ること、この世界で満足することで消滅すること、天使という存団という神に抗う組織があること、

ここは学園であること、NPCと言う死者ではない人間がいることetc

 

「なあ小宮?SSS団に入らないか?」

日向がそう言ってくる。

「まあ、まだ知らないことだらけだろうしなぁ。

まあ入ってみっかな。」

「よしっ、決まりだな。よろしくな戦友!」

日向が手を出しながら言う。

「あぁ、よろしく頼むよ」

それに答えるかのように握手をした。

 

 

日向に寮まで案内してもらい自分の部屋を確認する。

基本相部屋らしいが俺は1人部屋だった。

死後の世界か......

ちょっと面白うそうだと思う自分は変なのだろうか?

SSSの話も聞く限りでは面白そうなやつらばっかりみたいだし。

死ぬ前の俺は音楽ばっかりだった。

暇さえあればギターを弾いているようなじんせいだった。

そして俺が生前やり残したこともやはり音楽が絡んでいる。

 

 

元々音楽は中学に入りたてからやっていた。

有り触れた音楽が好きだからという理由だった。

本格的に音楽に目覚めたのは中3の頃、

友達のオススメのバンドのライブに誘われ見に行った時

かなりの衝撃を受けた。

今までカッコイイと思うバンドはいくつもあった。

が、このバンドは段違いの衝撃だった。

この世の理不尽さを訴えそれを音として全力でさけぶ。

1つ1つの音に全力を注ぐ

自分の想いを全てぶつけているのが嫌というほど伝わって来る。

俺もこんなミュージシャンになりたい。

ただ好きでやっている俺に明確な夢の形を創り出してくれた。

 

その日からひたすら練習しオーディションを受けまくった。

そして10回目だろうか15回目だろうか遂にラストオーディションまで行った。

しかしオーディション当日に不幸が俺を襲った。

その日はかなり寒く雪も降っていた。

白い息を吐き会場に向かっている途中

 

キイィィィィィィィィ!!

 

スリップしたトラックが俺の体に突っ込んできた。

ドッ!!

何メートルも吹っ飛ばされ地を跳ねる。

(はは、全然痛くねえ......

クッソこんなあっさり死んじまうのかよ......)

自分の体がどうなってるのかわからなかった。

(そんなことより、オーディション遅刻しちまう......)

体を動かそうとするが全く力が入らない。

暗転する視界の中数m先にギターケースが横たわっていた。

(せめてオーディション受けるくらいはさせてくれよ

全力でやりきる前に終わるのなんかそれこそ死にきれねえよ)

意識が遠のいていく。

(あの約束も果たせそうにないか......)

そこで俺の意識は完全に途切れた。

 

 

 

 

 

 

 

 




処女作ですので大目に見てくださると嬉しいです。
がんばって完結させたいですね
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