序章
デュエルモンスターズ。
それは、対戦型カードゲーム。
モンスター、魔法、罠の3種類のカードを駆使して、相手のライフポイント……すなわち体力を0にすれば勝ちという一見シンプルなゲーム。
だが、このゲームには数多くのカードが存在し、その戦略性は無限大に存在した。
そして、デュエルモンスターズで闘うこと……すなわち「デュエル」は人々に興奮や感動を与える娯楽として絶大な人気を誇り、テレビや新聞等を通じて次々と普及していった。
デュエルの人気の最中、とある科学者がデュエル専用の機械"デュエルディスク"開発することに成功する。
これは、召喚したモンスターや魔法、罠カードがまるで実体化したかのように視覚的に表現され、目の前で実際にモンスター達が戦っているような臨場感あるデュエルを楽しむことができるものであり、
デュエルモンスターズの人気を更に加速させていった。
しかし、とある科学者はそれに飽き足らず、更なるデュエルディスクを完成させる。
その名は"デュエルウェポン"。
これは、あくまで視覚的な表現に過ぎなかったデュエルモンスターズの力を現実のものとするものであり、強力なモンスターや魔法等を現実世界に出現させ、自在に操ることができるものであった。
その力は従来の兵器をはるかに上回る力を誇り、まさしく兵器革命をもたらした。
やがてデュエルウェポンが世界に出回ってしまったことにより、各地でデュエルウェポンによる襲撃事件。デュエルテロが次々と発生。
徐々にその被害は大きくなり、組織化されたデュエルテロによって、世界平和の均衡は崩れ始める……。
だが、デュエルモンスターズとは本来人々の娯楽であり、楽しさを与えるもの。
そう信じてやまない一部の人間達はデュエルウェポンという存在を許すわけにはいかなった。
そこで、世界各国はデュエルモンスターズによる襲撃に対抗するため、デュエルウェポンの構造を研究。
そして、自衛兵器としての開発に成功し、デュエルテロ組織へ対抗するべくデュエルを専門とした戦闘部隊を取り入れた新たなる自衛部隊。"国家決闘防衛軍"を結成。
デュエルテロ組織との本格的な戦いが幕を開けたのだった。
そんな中、デュエルテロ組織壊滅を目的に掲げた一つの民間軍事会社立ち上がる。
その名も"Special Forces Savior"通称SFS。
目的は全世界のデュエルテロ組織を殲滅し、デュエルモンスターズに本来の楽しさを取り戻すこと。
今ここに、デュエルモンスターズと世界の存亡をかけた"決闘"が始まるのであった……。