とっっっっっても汚いシーンが一部ございます。
次からはないと思うのでお兄さん許してぇ
切らないでください、なんでもしますから!!
第1話 戸山香澄との再会
「そういえば香澄ちゃんが先生やってる学校ってこの近くなのか?」
「そうだね。でも近くって言っても香澄の実家からは結構離れてるから今は一人暮らしらしいよ。なんで?」
「さすがに日本に帰ってきて挨拶なしはいかんと思ってな」
「なるほどね。確かに会ったほうが香澄も喜ぶかも。ちょっと連絡とってみる」
おたえと会話する平和な日。
ちなみに今の俺は基本的に会社から仕事の命令が下るまでは必要な訓練・トレーニングにさえ参加すれば自由にやっていいことになっている。
ちなみ仕事の内容であるが、たとえば警察が手出ししづらい悪党の排除やSP的な護衛の仕事など様々だ。まあ一言で言えば裏の仕事だね。
ぶっちゃけ向こうで6年間稼いだ給料は必要な分だけ使ってあとは貯金してたし、もともと持っていた親の遺産とかも投資に回していたら現在進行形で増えまくっているので一生遊んで暮らせるくらいの金はある。
まあ、働かないと人間は腐ってしまうし、何より弦巻さんには恩義もある。
俺が今できることは弦巻さんに恩を返し、この町を守ることだろうと考えた結果が今の現状、というわけだ。
「香澄、教育実習生が実習を終えるらしくてさ。職場の飲み会があるんだって。その後でよかったら会おうって」
ちなみに奏也がいることは伝えてないけど、とおたえは続ける。
「だって、サプライズがあったほうがいいじゃん?」
そういうおたえの顔はなんだか嬉しそうに感じた。
※
夜。香澄ちゃんから伝えられていた居酒屋がある近くで俺とおたえも軽く飲んでいた。
そういや俺が日本を出たのが18の頃だからおたえと酒を酌み交わすってのもなんだか感慨深い。今度は幼馴染全員を集めて飲もうかな。
「奏也。ぼちぼちいこっか」
「ああ、そうだな」
会計を済ませ外へ出る。そして香澄ちゃんが飲み会をやっているという居酒屋付近へと向かったのだ。
するとちょうど居酒屋から出てくる一同。
しかしそこには俺の知っている元気な香澄ちゃんの姿はなかった。
「本当に大丈夫かい?」
「ダイジョーブッスヨ!戸山センセーは俺たちが駅まで送りますから!」
「そうですよ!任せてください!」
そこには完全に酔いつぶれていると思われる香澄ちゃん。
そして軽そうな男が2人、香澄ちゃんの肩を抱いている。おそらく教育実習生の大学生だろう。
そして、明日が日曜日だからか他の教員も結構酔っているようだった。
「おたえ」
「うん、なんとなくわかった」
俺とおたえは考えていることが一致しているようでアイコンタクトを取り、解散した教員集団から香澄ちゃんの肩を抱いて歩き出す教育実習生のあとをつけた。
向かっている方向は明らかに駅ではない。その先は間違いなくラブホ街の方面だ。
「早く戸山とヤリたいぜ~。しかしセンコーってバカだよな。戸山のグラスに混ぜ物しても全然気づかねえし。ヤリサーにいるときと変わんねーぜ」
「全くだ。JKや若い女教員を喰う!まさに教育実習の醍醐味だぜ」
「「ガハハハハハハ!!」」
そんなゲッスい会話をしながらホテル街へ向かうバカども。
「あいつら・・・」
「どうどう。考えがある。もうちょっと押さえろ」
そして奴らはラブホに入る。
受付を済ませてエレベーターに乗ろうとしたところで俺たちもカップルを装い、無理矢理同じエレベーターに乗る。
「チッ・・・空気読めよ」
「はは・・・すみません」
まあ普通部屋にいくエレベーターで他のカップルにかち合うなんてありえねえからなあ。気まずいし。気持ちはわかるけどこの後のことを考えるとしゃなーない。
「何階?」
「あ、同じです」
そして目的の階につき、奴らが部屋のドアを開けた瞬間、俺たちも突入する。
「なんだおめえら!?」
「とりあえずさ、部屋入れよ」
「「ぐえっ!!」」
俺は奴らを蹴り飛ばし、部屋に入れる。おたえは香澄ちゃんをキャッチしやつらから遠ざける。これで・・・
「準備完了だ」
「いてえなこの野郎!」
「何しやがる!?」
怒り心頭のお二人さん。そりゃそうか、これからキモチイイことしようとしてたのに邪魔されたんだからな。
「それで奏也・・・この人たちどうするつもり?」
「まあセックスはさせてやるよ」
「え!?」
「ただし・・・・」
俺は拳をバキバキと鳴らしながら奴らに近づく。
「ヤルのはてめーら二人、だけどな」
「あっ・・・(察し)」
どうやらおたえは察したようだ。
「多分絶望的に汚いと思うですけど(名推理)それでもいいなら見とけよ見とけよ~」
「そんなもの見せなくていいから(良心)」
「お、そうだな。じゃあ先に外に出てな」
「ん、了解。ほら、香澄大丈夫?」
おたえはとりあえず香澄の肩を抱きながら外へ出た。
「ちょっとちょっとちょっと何してくれちゃってんの~?」
「俺たちを怒らせたらどうなると思ってんだ?ああん?」
ほう・・・そんなことをおっしゃるか
「別にどうもならんでしょ。さて・・・じゃあ約束通りお前らにもヤらせてやるよ」
俺は再び拳をバキバキと鳴らし・・・奴らに手を伸ばした。
※
「「ぎゃあああああああああああああああああああああ」」
「うわっ・・・きたねえなあ・・・」
俺のスマホにクッソ汚い動画が入ってしまった。どんな罰ゲームだこれ。
あ、考えたの俺だった。
ついでにやつらの免許証、学生証の写真を撮るのも忘れない。
「とりあえずよ~あの子には二度と近づくな。なんかやろうもんならこの動画をネットの海に放流してお前らの大学、家、ここらの学校全部にバラまくから」
「ひぇっ・・・それだけは勘弁を・・・・」
「そんなことされたら生きていけねえ!何なんだよお前・・・!」
「俺か?まあ通りすがりの悪党狩りって感じかねえ。とりあえずいいな?今日のことは忘れろ、そしてあの子に二度と近づくなよ?」
「「は、はいいいいいいいいいいい」」
「じゃあ俺帰るから。ここの支払いよろしくぅ!」
絶望的に汚い格好をさせた奴らを背に俺はホテルを出て、外に待機していたおたえと眠っている香澄ちゃんと合流したのだった。
「終わった?」
「ああ」
とりあえず俺の家の方が近いため、一旦俺の家に寝かせることにした。
俺の家につくと空いている部屋に布団を敷き、香澄ちゃんを寝かせる。
「俺が一人でみるわけもいかないからよ、悪いが頼めるか?」
「うん、わかった。あ、お風呂と着替えだけ借りてもいい?」
「好きに使いな」
とりあえずおたえも明日は休みらしいので、香澄ちゃんを見るために泊まってもらうことにした。
そして夜は開ける―
※
うー・・・頭がガンガンするぅ・・・
昨日の教育実習生の送別会。教育実習生の子の一人にもらったお酒を飲んでから記憶がない・・・・
私ってこんなにお酒弱かったかなあ・・・・
目を開けると見慣れない天井。あれ・・・?昨日どうやって帰ってきたんだっけ・・・?
とりあえず状況を把握しようと周りを見渡す。
「え?おたえ?」
横にはおたえが寝ていた。あれ・・・?確かに昨晩はおたえと約束してたけどこれって飲み会で記憶をなくすまで飲んでおたえと合流したってことなのかな・・・?
外はすっかり明るい。時計を見ると朝の8時を回っていた。
「・・・・あ、香澄。起きたんだ」
「あ、おはようおたえ!」
朝の挨拶を交わすと、おたえが話を始める。
昨日、何があったのかを。
「うそ・・・あの子たちが・・・?」
「うん、香澄、危なかった」
あの子たちがそんなことをしようとしたんてショックだよ・・・
でもくよくよしててもしょうがないよね。
それに今後はこういうことにならないように気をつけなきゃだ!
「ありがとうおたえ!おたえがいなかったら私は今頃・・・・・」
「それなんだけどね。直接助けたのは私じゃない」
「え?それってどういう・・・?」
聞こうとした瞬間、ドアが開いた。
「お、二人とも起きたか」
「コラ奏也、女の子の部屋をノックもなしに開けない」
「わりぃわりぃ」
そこに現れたのは―
雰囲気が変わっているけど間違いない。
私がずっと会いたかった、あの人だ。
「奏也・・・せんぱい?」
神剣奏也せんぱい。
その人だったんだ。
「奏也せんぱい!」
私は興奮のあまり立ち上がろうとした。
が、次の瞬間強烈な頭痛におそわれちゃった・・・・
「あぅ・・あたまい゛だい゛・・・・・」
「とりあえずおかゆ、作ったから。食べたら薬飲もうか?」
奏也せんぱいは相変わらず優しい。
でも、これだけは言っておかないと。
「奏也せんぱい―おかえりなさい!」
「ああ、ただいま。香澄ちゃん」
こうして私は。奏也せんぱいと再会を果たした。
すっと・・・ずっと待ってた人。
ずっと変わらないこの想い。今度こそ、成就させるんだ!
個別ルート第1弾は香澄編です!
ちなみに実際のラブホはこんなセキュリティガバガバじゃないです多分。
演出上のガバガバとお考え下さい。
それでは引き続きよろしくお願いいたします!