今回は女子サッカー部のルールを一応物語上で変えたものをストーリー形式でお送りします。
といってもサッカーとフットサルの中間にあるような感じです。それでは本編へどうぞ!
この度、憎き我が従姉の七瀬唯香から女子サッカー部のコーチをやっとほしいと言われ、しぶしぶその依頼を引き受けることとなった俺、梅崎蒼也は更に衝撃的な現実を受け止めることになってしまった。
というのも、頼まれた相手の女子サッカー部は俺と同年代の高校生かと思いきや、なんと中学年でもあらず、小学生であったのだ。俺はもはや、この鬼の様な従姉とまともに討論する気力も無くし、自分自身でも情けないと思うほどなんとも弱しげな声で呟いた。
「はぁ、まあ実際、同年代の子を指導するのもなんか気が引けるしな。小学生でも良かったかな...」
「おっ?そんなに小学生の美幼女共と一緒に戯れたいのか、このロリコンホープ野郎が。」
黙れこのクソ野郎。俺だって元々この依頼も本心でしたかった訳じゃない。あと美幼女ってなんだ。せめて美少女と言え。そして俺の名を勝手に変えるな、何なんだよロリコンホープってよ。
「...チッ、もういい。それで人数の事だけど、小学生ってことは多少サッカーのルールも変わったりするもんなのか?」
俺の問い掛けに対し、唯香は待ってましたと言わんばかりのにやけ顔を見せつけてきた。
近い、離れろ、うっとうしい。
「むっふっふ、驚けこのロリコン野郎。私はアンタがそう言うと思って必死に勉強してきたのだ。」
コイツが勉強してきたなんてスゲえ意外だな。と、俺は心の底でそう呟いた。
「で、どうなんだよ?」
「ああ、多少だけどルールはちょっと変わってる。えっと、まずコートの面積だけどコート面積は縦85mで横が40mらしい。それで気になる人数だけどこれはスタメンが8人、サブが基本4~6人の計12~14人構成だって。そんでスタメンとサブの交代は原則自由。但し退場を受けた選手の交代は原則不可だと。そして試合時間は前・後半20分ずつの計40分制。ハーフタイムは8分とのこと。まあこんなとこかしらね。」
ふーん、と俺は相づちを打つ。
まあそんなとこか....俺は頭の中で今、従姉が発した言葉をしっかりとインプットし、これからどうやって指導していこうかと準備に取りかかる。
「それで?結局人数は12人程度いるってことなんだな?」
改めて人数の確認をしようとした俺に対し、
「いや~~~、蒼也、実はなあ....」
唯香は何とも申し訳なさそうな声で返してきた。
....なんだよ、もういい加減やっちゃった的な事を起こしたりしてねえよな?こうなったら部員数も8人に行き届いたりしてないとかは...さすがにないよな、そんなんだったらもう即刻首絞め上げて息の根を止めt......
「実はウチの部員数5人しかいないんだ♪」
よし決定。即刻殺す。今すぐ首を絞め上げてやろう。
俺は心の中でそう決意すると、即座に従姉の首もと目掛けて両手を伸ばした。
「バカ!!やめろ!!私を殺そうとするな!大丈夫だって、言ったじゃん私もフォローに入るって、既に何人かアテはあるから!!」
そう言われて俺はしぶしぶ襲うのをやめた。チクショウ、せっかくこの憎き従姉を殺せるチャンスだったのに。
「はあ、分かった。じゃあ残りの足りないメンバー集めの方はそっちに任せるよ。それで俺はいつからコーチに行けばいい?」
「そうだね...明日は休日だし、さっそく、みたいな感じでどう?」
明日か...まあでも実際その子達の実力を見てみたい気持ちもあるし、明日でもいいかな。
俺は腹を括った。
「オーケー。じゃあ明日から1週間な。」
明日、いよいよ俺、梅崎蒼也の第2のサッカー人生が幕を開ける。
遂に、遂に次回で智花達と初対面だあーーーー!!
やっとここまで来ることが出来ました。原作キャラの登場を待ちわびていた方々、長らくお待たせしまして本当にすいません。予想以上に作成に時間が掛かってしまいました。
そしてオリキャラも次の回で登場予定です。
ぜひお楽しみに!!
それでは今日はこの辺で失礼します。