なんでこうなるの?   作:とんこつラーメン

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特訓なんて言ってますけど、今回は会話がメインになると思います。

それと、これまでずっと言いそびれてた事があります。

下らない事なんですけど、小栗と兵庫のイメージCVです。

小栗のCVは鈴村健一さんで、兵庫のCVは諏訪部順一さんです。






一夏の特訓 その3

 兵庫さんと小栗さんと一緒にやって来た女の子『桜井美保』によって、休憩がてらのちょっとした思い出話が始まる事になった。

 と言っても、内容は弥生の事だけど。

 

 桜井さんが中央に座って、その周囲に皆が座っている形だ。

 

「で、何から話そうっか?」

「適当に、中学の頃の弥生がどんな風だったか言えばいいんじゃねぇか?」

「それもそっか」

 

 塩田さんの提案で、中学の時の弥生のイメージを聞く事に。

 今とは何か違ったりしてるんだろうか……?

 

「そ~ね~……。昔……ってほど時間が経過してるわけじゃないけど、中学の頃の弥生を一言で言い表すと、『大人しい子』ね」

「大人しいって、別に今と大して変わらないじゃんか」

 

 確かに。

 鷹橋さんの言う通り、弥生が大人しいのは別に今でも同じ事だ。

 

「まぁ、今でもかなり大人しい子だけど、昔はそれ以上に大人しかったのよ」

「例えば?」

「まず、余程の事が無い限りは自分から話しかけたりはしなかったわね」

「あの弥生が積極的に会話に参加している姿も、想像しにくいけどな」

 

 自分から寄る事もしない……か。

 俺の知っている弥生は、大人しくはあるけど、ちゃんと自分の意見はハッキリと言う子だから、あんまし想像しにくい。

 

「別に周囲に嫌われたり、虐められたりしてるわけじゃなくて、自分から離れていってる感じだったわね」

「弥生ちゃんは、かなりのコミュ症だからな~」

 

 ……あれ? 今思ったけど、どうして塩田さん達や兵庫さん達は弥生の事を知ってるんだ?

 

「あ…あの、ちょっといいかな……」

「んあ? オレ達と弥生がどこで知り合ったか聞きたいのか?」

「なんで分かったんだっ!?」

「いや、普通に顔に書いてあったし……」

「え? マジ?」

「マジ。って言うか、お前は表情が顔に出過ぎだぞ?」

 

 塩田さんと吉崎さんの指摘で愕然となった。

 まさか、俺がそこまでポーカーフェイスの出来ない人間だったとは……。

 道理で、ババ抜きで誰にも勝てない筈だ……。

 特に、弥生にはいつも完封負けをしちまうからな。

 

「オレ達6人は、今年に入ってから総理に紹介されて知り合ったんだよ」

「存在自体は前々から知ってたんだけどね」

「こっちもこっちで色々と忙しくて、中々会う機会が無かったんだ」

 

 あ…あの総理直々に……。

 それって何気に凄い事じゃないのか?

 

「俺達も同じ様な感じだったな」

「まさか、あの総理にあんな可愛い娘さんがいるとは思わなかったけど」

 

 だよな。それには激しく同感。

 

「って、なんか話が逸れちゃったし」

「あ……ごめん」

「別にいいけどね。どこまで話したっけ?」

「弥生がコミュ症だってところ」

「そーだったね」

 

 コミュ症の弥生……か。

 不謹慎かもしれないけど、それはそれで見てみたいな。

 

「弥生は、誰かを怖がって人に近づかないんじゃなくて、他人を必要以上に気遣ってしまうが故に誰にも近づこうとしないのよ」

「そ…それって……」

 

 まさか……体の傷跡が原因で……?

 

「それってさ、弥生の体の傷跡が何か関係してんのか?」

 

 って! 俺が言おうとしたことを塩田さんに思いっきり言われたんですけど!?

 と言うか、今なんて言った? 

 

「し…塩田さん。弥生の体の事……」

「当然知ってるよ?」

「な…なんで……?」

「総理から聞いた」

 

 あの人が言ったんかい!

 

「立場上、私達には隠し事出来ないからね~」

 

 立場上って……。

 君達は本気で何者なんだよ……。

 

「最初は少しだけ驚いたけど、それがどうしたって感じだったよな?」

「だな。誰にだって言いたくない事の一つや二つあるもんだ。それを知ってしまったからと言って、別にどうこう言うつもりはないよ」

 

 この人達は……弥生の事をちゃんと見てくれているのか……。

 体の事とか全く気にせずに、あの子の本質を分かってくれている。

 

「一応聞いておくけど、桜井さんや兵庫さん達も……」

「「「知ってるけど?」」」

 

 デスヨネ~。

 

「俺達は塩田さん達と同じタイミングで総理にな」

 

 そういや、この二人って総理と同じ組織の一員だったっけ。

 同じ高校生だから、地味に忘れそうになる。

 

「私は、中学を卒業して高校に入ってから総理に教えて貰ったわ」

「その時……どう思いました?」

「別に? 『そ~なんだ~』ぐらいの感想しか抱かなかったわよ」

「それだけ?」

「それだけよ。あの子がどんな体をしていようとも、弥生が私の大切な親友である事には違いないし、全身の傷跡ぐらいで弥生の可愛さは陰ったりしないのよ」

「桜井さん……」

 

 す…すげ~……これが女同士の友情ってやつかよ……。

 中学の時から、弥生は友達に恵まれてたんだな。

 

「きっと、弥生は自分の傷跡を見られて拒絶されるのが嫌なんじゃなくて、傷跡を見て皆が悲しくなるのを一番嫌がってるのよ」

「ほんと、変な方向に優しさが偏ってるよね~……」

 

 傷を見た皆が悲しむのが嫌……か。

 だから、弥生は未だに皆に体の事を話さないんだな……。

 きっと、あの体の傷を見ても、誰一人だって拒絶したりはしないだろう。

 でも、弥生の事をとても大切に思っている彼女達だからこそ、あの傷跡を見て泣きそうになるんじゃないだろうか。

 弥生が最も危惧しているのは、その事なんだろう。

 

(なんで……弥生だけがそんな苦労を背負いこまないといけないんだよ……!)

 

 皆の事を想って、一年中肌を露出しない服装をして、皆と同じようなオシャレも出来ない。

 弥生だって女の子なんだから、他の子達と同じような可愛い服とか着たいと思っているに違いないんだ。

 それなのに……。

 

「こればっかりは、私達じゃどうしようもないしな……」

「弥生の意識改革を信じるしかない……か」

 

 そうだよな……。

 俺達が横から何か言っても、それは弥生の為にはならない。

 あの子自身が自分から立ち上がる努力をしなくちゃ駄目なんだ。

 俺に出来る事と言ったら、そんな弥生の身を守る事だけ。

 でも、それでいいんだ。

 どんな形でもいいから、俺は弥生の傍にいて、あの子の力になってやりたい。

 それからの事は、これから考えるさ。

 

「そんなんでも、弥生ってかなりモテモテだったんだけどね」

「女子校でモテモテって……」

「さっきも言ったけど、当時は本当に凄かったわよ~。高等部の先輩達からは、まるで本当の妹のように可愛がられてたし、後輩の子達からはこぞって『弥生お姉さま~♡』って呼ばれて、後ろから女の子達が行列を作って歩いて来てたし」

「うわぁ~……」

「本当にお姉さまって言う女の子が実在したなんて……。フィクションじゃなかったのか……」

 

 植村さんと嶋鳥さんがドン引きする気持ちも理解出来るけど、俺としては、その時の弥生を本気で見てみたかった。

 きっと、その頃から大人びた印象だったんだろうなぁ~……。

 

「ならさ、ラブレターとかバレンタインのチョコとかも貰いまくってたり?」

「よく分かったわね」

 

 まさかの大正解っ!?

 

「ラブレターが下駄箱に詰まっていて、開けた途端にドサ~って」

「漫画やアニメとかでよく見るシチュエーションだけど……」

「実際にあるんだな……」

 

 でも、やられた方は洒落にならないよな。割と切実に。

 

「バレンタインも下駄箱に?」

「せーかい。入れ過ぎて、本来入っている筈の上履きが下駄箱の上に移動してたりしてたし」

「それって、地味にイジメじゃね……?」

 

 本人達には悪気は一切無いんだろうけどな。

 ラブレターの時と同様に、された方は溜まったもんじゃない。

 上履きの代わりにチョコの詰め合わせとか、普通に驚くわ。

 

「一番凄かったのは卒業式の時だったっけ」

「ここまで来れば、なんとなく予想がつくッスよ」

 

 実は俺も想像できる。

 

「じゃあ小栗さん。言ってみて」

「制服のボタンを全部後輩達に取られたりしたんじゃないんスか?」

「よく分かったわね」

 

 やっぱりか。

 

「正面のボタンだけじゃなくて、袖についている飾りのボタンに、最後は予備のボタンも渡してたわね。予備のは何故か同級生が貰いにきてたけど」

 

 何故に同級生?

 

「そう言うのって、普通は共学の学校で起きる現象だよな?」

「しかも、大抵は高校で起きることだと思うけど……」

 

 そうだよな。俺も、中学でそんな事が起きるなんて事は初耳だ。

 

「中学での話はこれぐらいね。楽しんで貰えたかしら?」

「そうだな。根本的にはそれほど変わってないと思うけど、今よりももっと大人しかったって事だけはよく分かった」

「同じく」

 

 けれど、俺が知らない弥生の話は純粋に面白かった。

 桜井さん以外にも、総理とかに聞けば、もっと別の弥生の話が聞けるんだろうか?

 

「おっと。ちょっと休憩し過ぎちまったか」

「ほんとだ。いつの間にか、かなり時間が経ってる」

 

 話を聞くのに夢中になり過ぎたか……。

 充分に体を休める事は出来たから、俺としてはよかったけど。

 

「そんじゃ、そろそろ私は行くわね」

「もう行くんですか?」

「うん。私がここにいても役に立たないでしょ?」

 

 叶親さんが名残惜しそうにしてる。

 クラスメイトだって言ってたから、寂しいのだろうか。

 

「特訓、頑張ってね~。生半可な覚悟じゃ、弥生の傍にいるのは難しいわよ~」

 

 去り際に凄い事を言ってたけど、どういう意味だ……?

 いや、総理大臣の娘を守ろうって言うんだから、確かに生半可な覚悟じゃダメだよな……。

 

「よし!」

 

 気を引き締める為に顔を叩いて、気分を一新する。

 

「十分に休憩も出来たし、続きをやるぞ!」

「うす!」

 

 ここからは気合を入れ直して頑張るか!

 待っててくれよ弥生! 俺……絶対に強くなるからな!

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

 今日の全ての訓練メニューが終了し、終わった頃にはもうすっかり夕方に。

 お風呂で汗を流した後に夕飯を食べて、今は完全な自由時間。

 今回の夕食当番は塩田さんだったけど、かなり美味しかったな~。

 あれはかなり料理をやり慣れていると見た。

 

「夏とは言え、この時間帯は涼しいな~…」

 

 半袖に短パンと言った格好で、俺はベランダにて夜風に当たっていた。

 爽やかな風が体をなぞって、とても気持ちがいい。

 

「こんな場所で何をしてるんだ?」

「吉崎さん……」

 

 後ろから声を掛けてきたのは、黒いTシャツとジャージを着た吉崎さんだった。

 いつもつけている頭のバンダナが無いせいか、少し違った印象を受ける。

 

「ほら、これ」

「あ……ありがとうございます」

 

 くれたのは、昔懐かしの瓶に入ったコーヒー牛乳。

 既に蓋は開いていて、後は飲むだけの状態になっていた。

 

「ん……ん……ん……ん……」

 

 腰に手を当てての一気飲みと、定番の飲み方をする吉崎さん。

 体を思いっきり後ろに沿ってるから、割と大きめの胸が強調されて……。

 

「プハァ~! ……飲まないのか?」

「の…飲みます!」

 

 ヤバイヤバイ。

 一瞬、本気で吉崎さんの体を凝視してたし……。

 

「にしても、お前さんも物好きだよなぁ~」

「そ…そうですか?」

「そうだよ。普通なら有り得ないだろ。折角の夏休みの殆どを特訓に費やすなんて。常識的に考えても、現実の学生の考えじゃないでしょ」

「そりゃ……まぁ……」

 

 俺だって、弥生と出会わなければ今頃は弾と一緒に遊び呆けてたんだと思う。

 でも、俺は弥生に会って、彼女の事を本気で好きになった。

 だから、この選択に一切の後悔は無い。

 

「俺は結構楽しいですけどね。例え少しずつでも、目標に近づいているのは嬉しいですから」

「目標って……弥生を守れるようになるってヤツか?」

「はい」

 

 暗くなりかけている空を見ながら黄昏ている吉崎さんは、とても綺麗に見えた。

 この人も間違いなく、正統派の美少女だよな……。

 弾が見たら、きっと狂喜乱舞したに違いない。

 

「別にさ、誰かを守りたいって気持ちを否定する気はないよ。私や塩田達もそうだけどさ、この世に何も守る物が無いって人間は一人もいないんじゃないかな」

「……………」

 

 いつもはクールで飄々としている吉崎さんが、珍しく真剣な顔をしている。

 ここで口を挟むのはよくないと思って、俺は敢えて口を閉ざした。

 

「どんな悪党にだって守りたい物がある。よく漫画やアニメとかで悪役の奴に向かって『守る物があるから戦える』的なセリフを言う事があるけどさ、その気持ち自体には正義も悪も関係無いと思う。それでも違いがあるとすれば、それはきっと……」

 

 その時、大きな風が吹いた。

 

「どっちの『守りたい』って気持ちがより強かったか……それが互いの勝敗を分けたんだよ」

 

 彼女の髪が靡き、思わず胸が高まった。

 

(って、そうじゃないだろ俺!)

 

 ちゃんと人の話は聞けよ俺!

 なんでちょっぴりときめいちゃってるんだよ!

 

「だからさ、頑張ってここで男を磨きな。そうすりゃ弥生もお前に惚れるかもしれないし、織斑のねーちゃんも少しは安心できるんじゃないのか?」

 

 そう……だな。

 弥生が俺に惚れる云々は少し置いといて。

 俺は今までずっと千冬姉の世話になりっぱなしだった。

 別に、俺達は姉弟の間柄なんだから、互いに頼るのは構わないとは思う。

 だがしかし、このままずっと千冬姉におんぶに抱っこって訳にもいかないだろう。

 俺だっていつかは自立したいと思ってるし、そうなった時は千冬姉が一人で家事を…………。

 

「あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!?」

「うわぁっ!? い…いきなり大声出すなよ! ご近所迷惑だろうが!」

 

 す…すっかり忘れてた……。

 なんてこった……パンナコッタ……!

 

「よ…吉崎さん! 今日って何日でしたっけ!?」

「はぁ? そんなの自分の携帯で確かめればいいじゃん」

 

 御尤も!

 俺は慌てて、ポケットの中に入れている携帯を取り出して、今日の日にちを確認する。

 

「8月4日……」

 

 確か千冬姉が言ってた……。

 8月の初頭には一度家に帰るって……。

 いつもなら、俺は家を掃除して千冬姉を出迎える準備をしている筈だった。

 でも、今の俺は千葉県にいる。

 とてもじゃないが、今すぐに自宅に戻る事は不可能だ。

 白式を使えば可能かもしれないが、それは規律違反になるから速攻でNOだ。

 

「どうするどうする……!」

 

 こうなったら、俺の代わりに誰かに家の事をしてもらうしかないんだけど……。

 俺の家を知っているのは箒と鈴だけ。

 でも、箒も鈴も千冬姉には苦手意識を持ってるみたいだし、千冬姉だってそんな相手と二人っきりなのは辛いだろうし……。

 

(家事がちゃんと出来て、千冬姉にも信頼されていて、頼りにもなって、俺と千冬姉の共通の知り合いと言えば……)

 

 もう選択肢は一つしか無くね?

 一瞬だけ束さんも考えたけど、あの人が家事を出来るなんて話は聞いた事が無いし、それ以前にどこにいるか分からない。つーか、携帯の番号とか知らねーし。

 

「今の時間帯ならまだ起きてるよな……?」

 

 急いで目的の人物に掛けるために携帯を操作する。

 問題は俺の家の場所を知らないって事だけど、それは単純に俺が教えれば済む話だ。

 

「頼むから出てくれ……!」

「何をそんなに慌ててるんだ?」

 

 何回かのコール音の後、ようやく繋がった。

 

「よかった……! あ、もしもし! 俺、一夏だけどさ。実はどうしても頼みたい事があって……」

 

 これでなんとかなる……。

 後はこっちの頼みを聞いてくれるかどうかだけど、そこら辺は大丈夫だろう。

 俺はそう信じてる。って言うか、信じたい。

 

 こうして、俺は後顧の憂いをなんとか払拭することが出来たのだった。

 

 

 

 

 




          幕張メンバーのプロフィール その2


                叶親彩愛



年齢:16歳
血液型:A型
身長:157cm
体重:血で汚れて読めなくなっている
誕生日:1月12日

 塩田とは小学生の頃からの幼馴染の関係の少女で、それが中学、高校まで続いている腐れ縁の仲。
昔からずっと塩田に振り回されていて、その度に貧乏くじを引かされている。
何気に酷い目には遭っているものの、それでも塩田の事を親友と思っている辺り、彼女もかなりのお人好しなのかもしれない。

塩田とは対照的に剣が得意で、表向きには明らかになっていはいないが、その真の実力は千冬すらも完全に凌駕している。
正真正銘の世界最強の剣士と呼ぶに相応しいのだが、それでもまだ本人は自分を未熟だと言い張っている。
『万象流』と呼ばれる剣術を完璧に会得していて、彼女の愛刀である『五大剣』から放たれる斬撃は、あらゆる物を一刀両断する。
塩田曰く、『本気になった叶親だけとは絶対に戦いたくない』と言わしめるほど。
身体能力も塩田に比肩してて、家の事情で中学時代に青森に転校した際のスポーツテストにて、50メートル走で軽く日本記録を更新してみせた。

根は非常に真面目で、成績も決して悪くは無い……のだが、どうにも場の流れに逆らえないところがあるようだ。
そんな彼女は、なんと生粋のレズビアンで、高校でのクラスメイトである桜井に一目ぼれをしているが、その気持ちを言えないでいる。
中学の時はまた別の少女を好きだったが、その少女は塩田の事を好きだったことが後に判明し、ショックを受けている。

叶親の家庭環境は非常に複雑で、実は両親は離婚していて、その際に母親に着いて行っている。
彼女には双子の兄がいるのだが、その兄は父の方に行ってしまった為、今では血の繋がった兄妹であるにも関わらず名字が違うと言う事態になっている。
実は、その双子の兄こそが吉六会幹部の『小栗又一朗』その人である。
例え離れても、お互いの事はとても大切に思っている。

因みに、叶親の母親は某ディバインなクルセイダースの総統の金髪美少女な娘さんにそっくりな容姿をしている。

イメージCVは川澄綾子
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