なんでこうなるの?   作:とんこつラーメン

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もう完全にタイトル詐欺になってきてますね……。

一応、ちゃんと特訓はしてるんですよ?

ただ、それだけだとなんだか味気ないので、こうして日常的なパートも必要になってくるわけでして……。

すいません、言い訳です。






一夏の特訓 その5

「はぁ~……つい慌てて『あんな事』を頼んじまったけど、本当に大丈夫かな~……」

「過ぎた事をいつまでもウジウジと言ってんじゃねぇよ。男らしくねぇぞ」

「言われてるなぁ~、織斑少年」

「少年って……一個しか歳は違わないでしょうに」

 

 買い物袋を提げている俺の両隣を、塩田さんと鷹橋さんが同じように買い物袋を引っ提げて歩いている。

 今日は、午前の特訓を急遽中止にして、食料品や消耗品の買い出しになっている。

 一応、鬼瓶さんの家を間借りしているような立場なので、こういった事はちゃんとしておきたい。

 これは、俺達全員の総意だった。

 勿論、ちゃんと電話で鬼瓶さん本人に許可は取っている。

 

「かなりの量を買いましたね……」

「そりゃ、夏休みの間の分に加えて、詫びの分も少し入れてるからな」

「なるほど」

 

 言われてみればそうだ。

 俺達の分だけ買えばいいってもんじゃない。

 あそこは鬼瓶さんの住んでいる家なんだ。

 俺達が帰った後の事もちゃんと考慮しておかないといけない。

 

「他の連中も、今頃はオレ達みたいに買い物を済ませて帰ってるんじゃねぇか?」

「まさにその通りみたいだぞ。たった今、吉崎と叶親、嶋鳥の三人からメールが来た」

「内容は?」

「『言われた分の買い物は完了して、今しがた帰宅の途中』的な内容の文だよ」

「そっか。んじゃ、こっちも少し急ぐか」

 

 今回は俺達だけじゃなくて、全員揃って買い出しに出かけている。

 途中でやって来た小栗さんと叶親さん、兵庫さんと吉崎さん、それに嶋鳥さんと植村さんに俺達の班に分かれて、それぞれ別の店に買い出しに行っている。

 買い物は本当に多くて、こうして手分けした方が手っ取り早いと判断したのだ。

 

「午前の特訓は無しって言っても、こうして重い荷物を持って炎天下の中を歩いていれば、それだけで結構なトレーニングにはなりそうだな……」

「効率はあまりよくないけどな」

「その通り。ほら、ドリンク」

「あ、どうもっす」

 

 汗が額から滴り落ちそうになっていた時に、鷹橋さんからスポドリのペットボトルを貰った。

 丁度、喉が渇き始めた頃だったから、凄く助かる。

 

「こんな時は、喉が渇いてからじゃ遅いからな。前もってちゃんと水分補給をしておかないとダメだぞ」

「了解です」

 

 俺は真正面を向きながら返事をした。

 決して、汗で塩田さんと鷹橋さんの服が透けて、ほんの少しだけブラが見えそうになってるとか、そんなんじゃないからな。

 ………鷹橋さん、思ったよりも清楚な色を身に付けてるんだな。

 

「い…一夏?」

「え?」

 

 俺が自分の心をなんとか制御しようと集中していると、目の前から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 思わず顔を上げると、そこには赤い長髪のよく知った顔が。

 

「だ…弾? なんで幕張(ここ)に?」

「それはこっちのセリフだってーの。つーか……」

 

 弾の視線が俺の両隣りに向けられる。

 なんか嫌な予感が……。

 

「ん? 織斑、このロン毛野郎はお前の知り合いか?」

「えっと……中学の時の親友で……」

 

 俺が弾の事を紹介しようとした矢先、声が急に遮られた。

 

「一夏テメェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェッ!!!!!」

「うをっ!? いきなりなんだよっ!?」

「弥生ちゃんと言う子がありながら、金髪碧眼に巨乳眼鏡っ子と言う二大巨頭な美少女を侍らせやがってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」

「お前は何を言ってんだっ!?」

 

 確かに、塩田さんも鷹橋さんも美少女である事は認めるけど、血涙を流しながら叫ぶような事かっ!?

 ほら~、二人もどうリアクションしていいか困ってるし~!

 

「なんとも賑やかな奴だな」

「高一の男子なんて、こんなもんじゃない?」

 

 大人! 鷹橋さんの大人の発言きましたよ!?

 

「ったく……どうして毎回毎回お前ばかり…………んん?」

「んあ?」

 

 きゅ…急に弾が塩田さんの事を見て固まったんだけど……?

 さっきとは打って変わって、急速に顔が青褪めていき、まるで腰が抜けたかのように地面に尻餅をついてしまった。

 アスファルト……熱くないのか?

 

「こ…この金髪美少女は……間違いない……『鉄人(てつじん)』だ……!」

「は?」

 

 鉄人? いきなり何言ってんだ?

 

「いや、鉄人って。この子の名前は『塩田鉄人(てつひと)』って言うんだぞ?」

「殺される~……。コンクリート詰めにされて海に沈められる~……」

「人の話ぐらいちゃんと聞けよ」

 

 何をそんなに怯えてるんだよ? 本気で意味不明だぞ?

 

「あ~……彼は塩田の『あの話』を知っているのか~」

「あの話?」

 

 何の話だよ?

 

「お前、マジで知らないのかっ!? 鉄人が起こした大虐殺を!」

「大虐殺~?」

「そうだ! お前の隣にいる、その女の子はな……」

 

 おい。なに急に語りだしてるんだよ。

 あ、ここから回想シーンに入りますよ~。

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 それは、今から約一年前。

 高校受験を控えた塩田は、夜の自室にて静かに受験勉強に明け暮れていた。

 この塩田と言う少女、実は近年稀に見る勉強大好きっ子で、三度の飯よりも机に座って勉強をしている方が好きと言う徹底っぷり。

 そんな塩田にとって、勉強に集中出来る『夜』と言う時間帯は、数少ない至福の時間帯だった。

 だが、そんな彼女の幸せな時間をぶち壊す存在がやってきた。

 

「…………この五月蠅い音は…」

 

 複数のバイクのエンジン音に、大勢の男達の叫び声。

 おまけに、何か固い鉄製の棒状の物を柱的な物にぶつけるような音。

 完全に近所迷惑な騒音に、塩田の集中は完全に途切れ、同時に一瞬で怒りゲージがMAXになった。

 

「あのクソどもがぁぁ……!」

 

 歯を食いしばり、米神に血管を浮き上がらせた塩田は、怒りに身を任せて部屋の窓から道路へと飛び降り、騒音の原因である暴走族に向かって堂々と立ち向かった。

 

「お? なんだあのメスガキは……」

 

 暴走族のリーダーと思わしき男の声が最後まで聞こえる事はなかった。

 何故なら、全部言い終わる前に、塩田が全力ダッシュで現在進行形で走行中の暴走族のバイクの群れに突っ込んで行き、そのまま一番前にいた男に対して飛び蹴りをかましたから。

 

 この時の塩田の恰好は、薄手のネグリジェに『鉄人』と書かれた茶色い羽織、そして眼鏡を掛けて、髪型は二つに分けた三つ編み。

 こんな格好で蹴りなんてすれば、間違いなく下着が丸見えになるのだが、この時の塩田はそんな事はお構いなしに暴れまくっていた。

 因みに、この時の塩田のパンツの色は黒だったりする。

 

「うっさいんだよ!! このクソボケどもが!!!」

 

 まずは一人を倒し、次の標的を瞬時に見定める。

 

「お前達のせいでな!!!」

 

 パニックになって慌てている連中を余所に、塩田は近くにいた男に向かって腹パンをしてぶっ飛ばす。

 

「ちっとも受験勉強が……」

 

 何かを溜めるように、拳を腰に当てて構える。

 この時の塩田の拳は、何故か眩しく光を放っていた。

 

「捗らねぇじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」

 

 たった一発のパンチの筈なのに、その一撃で残りの暴走族全員が派手に吹き飛ばされた。

 

「全員正座!!!」

 

 気絶をしている連中を無理矢理起こし、揃って地面に正座させた。

 固いコンクリートの上での正座は、さぞかし足が痛いだろうに。

 

「ったく……君達はね~…いくら阿呆でやる事が何も無いからと言って、こんな真夜中に二輪を転がすのだけは止めなさい。冗談抜きで五月蠅いから」

 

 なにやら女口調になっている塩田だが、この口調になっている時の彼女は本気で怒っている証拠なので、安易に話しかけたりしてはいけない。

 遠くからそっと見守るのが吉である。

 

「せめて、分数の掛け算が出来るようになってからしなさいよね」

「分数って……」

 

 どうして分数の掛け算が基準になっているかは不明だが、彼女の中で何かがあるんだろう。

 

「大体ね、メットも被らないでバイクを走らせて、もしも転倒とかしたらどうなるか、アンタ達はちゃんと分かってんの?」

 

  至極まっとうな正論だが、それを暴走族をたった一人でボコボコにした彼女が言っても説得力に欠ける。

 

「ハイ! そこにいる、最近の流行に乗っかって友達とかに『ひょっこりはん』のギャグをしてそうな顔をしてる君! 答えて!!」

「お…俺?」

 

 いきなりのご指名に戸惑う暴走族の男。

 やった事はかなり暴力的だが、見た目は間違いなく美少女なので、近くに来られてちょっと顔を赤くして緊張している様子。

 

「お…大怪我をします」

「全っ然違う!!」

 

 そう言うと、いきなり塩田は答えた男の襟首を持って、無理矢理に立ち上がらせてか~ら~の~……

 

「こうよ!!!」

 

 まさかの延髄蹴り!!

 後に、蹴られた奴の後ろにいた男はこう語っている。

 『真っ黒でした。ありがとうございます』と。

 

「転ブ! ソシテ死ヌ! ワカタ社長サン!!」

(どうして日本語が片言なんだろう……)

 

 下手に突っ込むと確実に殺されるので、心の中でそっと呟いたリーダーだった。

 

「はぁ……そもそも、アンタ達はこれからどうする気よ?」

「へッ……。俺達は今がよければそれで充分なんだよ」

「フフフ……」

 

 なんとも馬鹿な発言に、思わず塩田は微笑を浮かべる。

 

「『今がよければそれで充分』……ねぇ……。もしも本当にそうならば……」

 

 次の瞬間、塩田は怒りの表情で思い切り叫んだ!

 

「もし仮に『世○ふし○発見』が終了したら、野々○真はどうするの!!!」

「「「「「!!!!!」」」」」

 

 いきなりの意味不明な発言に、何故か暴走族たちは一斉に戦慄する。

 

「どうやら、やっと理解出来てきたようね……。さぁ……どんどんいくわよ?」

 

 怪しく笑みを浮かべ、更に追い打ちをかける。

 

「もしも、世のお笑いブームが完全に終了したら、今頑張っている若手お笑い芸人達はどうするの!!」

「やめてくれ~!!」

「聞きたくない~!!」

 

 男達の断末魔が木霊するが、それでも塩田は止まらない。

 

「もしも、た○し軍団が解散でもしたら、ラッ○ャー○前さんはどうするのよ!!」

「そんな事は考えたくない~!!」

 

 ここで、塩田はとっておきのダメ押しをする事に。

 

「もしも!! ダ○ン○ウンの松ちゃんが引退したら、月亭○正はどうするの!!!」

 

 しかし、塩田の予想とは裏腹に、場はいきなりシ~ンと静まり返った。

 

「誰? 月○方正って」

「さぁ……知らね」

「何よアンタ達、○亭方正の事も知らないワケ?」

 

 呆れた塩田は、ここでこの馬鹿な連中に手を差し伸べる事に。

 

「それでは、ここにいるおバカさん達が思い出すように、今から私が月○方正がまだ山○方正だった頃にやっていたネタの『ま~』をやりたいと思いま~す」

 

 この時、誰もが後に起こる展開を予想出来た。

 

「ま~」

 

 蟹股になって、両手を大きく広げる。

 場の空気が一気に凍りつき、全員が文字通りドン引きした。

 

「「「「「…………………………」」」」」

 

 誰も何も言わない。

 あまりの居た堪れなさに、塩田は徐々にその顔に冷や汗を掻き始め、顔も歪んでいく。

 最終的に、痺れを切らしたのは塩田の方だった。

 

「し~ず~ま~る~な~!!!! 四神(スーシン)流符術秘奥義『鳳翼熾天翔』!!!!!」

「ギャ~~~~!!!」

「助けてくれ~~~!!」

「こいつはおかしい~~~!!」

 

 己の周囲に真っ赤な気の空間を作り出し、燃える羽のような物体を伴いながら、色んな意味で満身創痍だった暴走族たちにトドメを刺した。

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

 

「こうして、その暴走族グループ『烈火』は、『鉄人』と文字が入った羽織を纏ったたった一人の金髪美少女によって完全壊滅したと言う話だ」

 

 あのままでは流石に暑かったので、近くにあった日陰になっているベンチに座ってから、チビチビと冷たいドリンクを飲みながら弾の話を聞いていた。

 

「そ…それ程までに塩田さんは強いって事か?」

「そうだ! 確かに見た目は超絶可愛い美少女かもしれないが、中身は封印を解き放たれたゴジラだぞ!!」

「人を勝手に怪獣扱いすんなってーの」

「いで!?」

 

 いつの間にかガリガリ君クリームシチュー味を食べている塩田さんに軽くど突かれた弾。

 余計な事を言うからこうなるんだよ。

 

「でもまぁ、確かにそんな事があったのは事実だな。あん時の俺はマジ切れしてたから、記憶は曖昧になってるけど」

「塩田は怒ると何をするか分からないからねぇ~」

 

 鷹橋さん、笑いながら言ってますけど、割と洒落になってないですよ?

 

「その後、その暴走族はどうなったんだ?」

「噂では、全員揃って仲良く病院送りになったらしい」

「マジか……」

「その内の何人かは、PTSDになったって聞いた」

「もう普通にヤバいじゃねぇか」

 

 PTSDって、よくは知らないけど、精神疾患の一種だよな?

 

「あれって、塩田の正当防衛が成立して、御咎め無しだったんだよな?」

「うん。確実に『家』の力が働いてると思うけど」

 

 もしかして、塩田さんの家も弥生と同じで超大金持ちだったり……?

 

「なんで……なんでこんな可愛い子が鉄人なんだよ……。黙っていれば、清楚なイメージの可愛い美少女なのに……。はぁ……可愛いのに……」

「可愛い可愛い連呼すんな」

 

 なんて言いつつも、顔が真っ赤になってますよ、塩田さん。

 

「で? さっきは聞きそびれたけど、どうして弾はここにいるんだ?」

「今日、幕張メッセでA課長の公開収録があったんだよ」

「A課長って、あの?」

「そう。あの課長だ」

 

 俺も何回か見た事あったけど、公開収録なんてのがあったのか……。

 

「なんのゲーム?」

「スーパーマリオブラザーズ3。かなり苦戦してた」

「結果は?」

「最後の最後でなんとかクリア。ギリギリだったなぁ~」

 

 だと思った。俺にもなんとなく予想は出来た。

 

「そう言う一夏は、どうして幕張にいるんだよ? しかも、鉄人やこんな美人と一緒に」

「ん~……ちょっとした自主的な合宿みたいな事をしてて、そんで、今日は食料品とかの買い出しをしてるんだ」

「自主的な合宿ってなんだよ……」

「そうとしか表現出来ないんだから、仕方ねぇだろ」

 

 実際、なんて言えばいいか分からないし。

 

「と…とにかく気を付けろよ? 少しでも何かあれば、すぐに俺に連絡しろ? な?」

「お……おう?」

 

 弾の申し出は有難いけど、ちょっと大袈裟じゃないか?

 

「俺はもう行くけど、怪我とかしないように気を付けろよ」

「分かってるって」

「えっと……鷹橋さん…でしたっけ。一夏の事、よろしくお願いします」

「はい。お願いされました」

「オレにはお願いしないのかよ」

 

 いやいや、俺は塩田さんを頼りにしてますよ?

 教え方は上手だし、何気に真面目だし。

 

「んじゃな」

「おう。またな」

 

 去っていく弾の背中を見て、少しだけ遊びに対する欲求みたいのが生まれそうになった。

 って、ダメだダメだ! 今回の特訓は何の為だ!? 弥生を守れる強さを身に付ける為じゃねぇか! ここで誘惑に負けてたら、強くなるなんて夢のまた夢だ!

 

「こっちも帰るか。他の連中もとっくに戻ってるだろうし」

「そうですね」

 

 いい休憩にもなったし、ここから少し歩くペースを上げるか。

 それから、俺達は早歩きでベーカリー鬼瓶に戻った。

 案の定、皆は先に戻って来ていて、のんびりと涼んでいたけど。

 

 弾の話を聞いてから塩田さんを見る目が変わる…なんてことは無く、これまでと同じように接した。

 だって、過去に何をしようとも、それが塩田さんの全てって訳じゃないし。

  

 その代わり、午後からの特訓で死にそうな程に疲れたけどな。

 今日はぐっすりと眠れそうだ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




            幕張メンバーのプロフィール

                嶋鳥朱美


年齢:17歳
血液型:O型
身長:156cm
体重:黒いペンで塗りつぶされている
誕生日:4月25日




吉崎と同じクラスの幕南高校2年生で、鷹橋とは幼馴染同士。
背が低い事と、6人の中で一番胸が小さい事を気にしていて、毎日のように牛乳を飲んだりして、背が伸びる為の努力を欠かさないが、それで実際に背が伸びた試しはない。

かなりボーイッシュな性格で、自分の担任にもタメ口で話すが、何故か嫌味な感じをさせない為、軽く注意される程度で終わっている。
スポーツ万能で、中学時代はバスケ部でエースをしていた程。
高校での野球部でも活躍できる……と思われたが、塩田や叶親と言った超絶的な身体能力を持つ連中がゴロゴロいたから、影が薄くなりがちに。

実は鬼瓶に師事していた事があり、その時に催眠術を習得した。
だが、その催眠術習得を切っ掛けにして、彼女の真の能力である『サイコキネシス』に覚醒し、今では塩田達に負けず劣らずの力を発揮している。

塩田達とは違って、恋愛観は至って普通。
同性に対しては、友情は感じても恋愛感情を抱いたりはしない。
過去に海外留学をしていた時期があり、その頃にとある男の子と出会い、恋に落ちる。
日本へと帰国した時に離れ離れになってしまったが、まだ連絡は取り合っている。
 
得意な武器は主に銃火器や短剣。
他の皆のように剣や弓と言った武器は一切使わず、遠距離からの圧倒的な火力で相手を攻撃する戦法が好き。
短剣は、万が一に相手に接近された時の為に所持していて、扱いも一通り習得している。

イメージCVは佐藤聡美

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