インフィニット・ストラトス~白き翼~   作:ReiFeL@Ayuru

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今回やっとラウラが登場です。




エピソード11:波乱の幕開け

 

 

 

 

「やっぱりハヅキ社製のがいいなぁ」

 

 

 

 

 

「え?そう?ハヅキのってデザインだけって感じしない?」

 

 

 

 

 

「そのデザインがいいのよ!」

 

 

 

 

 

「私は性能的に見てミューレイのが良いかなぁ。特にスムーズモデル」

 

 

 

 

 

「あー、あれねー。モノは良いけど、高いじゃん」

 

 

 

 

 

あの襲撃事件が終わって数日経った月曜日の朝。

 

クラス中の女子がISスーツ談義に花を咲かせている。そして暫くすると織班先生が教室に入ってきた。

 

 

 

千「諸君、おはよう」

 

 

 

 

 

『お、おはようございます!』

 

 

 

 

それまでざわついていた教室内が、織班先生が入ってきたことで、一瞬で静かになった。

 

凄いなぁ、織班先生……。

 

 

 

千「今日から本格的な実戦訓練を開始する。訓練機ではあるがISを使用しての授業になるので各人気を引き締めるように。各人のISスーツが届くまでは学校指定の物を使うので忘れないようにな。忘れた者は代わりに学校指定の水着で訓練を受けてもらう。それもない者は、まあ下着で構わんだろう。」

 

 

ノ「(ちょっと織班先生?!このクラスには男子もいるんだから!もう少し気をつけて下さいよ、もう!)…//」

 

 

シ「(ふふっランったら顔赤くしてるよ。可愛いなぁ)」

 

 

 

 

千「では山田先生、ホームルームを」

 

 

 

 

山「は、はいっ」

 

 

 

 

 

そして織班先生が山田先生へバトンタッチする。

 

……最後までやりましょうよ……。

 

 

 

 

 

山「ええとですね、今日はなんと転校生を紹介します!」

 

 

 

 

 

「え……?」

 

 

 

 

 

「「「えええええっ!?」」」

 

 

 

 

 

いきなりの転校生紹介に、俺以外の皆が驚く。

 

まぁ、そうだろうね。続け様に転校してきてるんだし……。

 

 

 

 

 

 

?「……………」

 

 

 

 

 

そして、その転校生がクラスに入ってきた。

 

 

 

 

 

?「………………」

 

 

 

 

 

無言ですね。

 

……空気が怖いよぉ……。

 

 

 

 

 

千「‥‥挨拶をしろ、ラウラ」

 

 

 

 

 

ラ「はい、教官」

 

 

 

 

 

ノ「(教官…?)」

 

 

 

 

 

千「ここではそう呼ぶな。もう私は教官ではないし、ここではお前も一般生徒だ。私のことは織斑先生と呼べ」

 

 

 

 

 

ラ「了解しました」

 

 

 

 

 

ラ「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

 

 

 

 

ラ「………………」

 

 

 

 

 

クラスは無言になる。

 

そして、ボーデヴィッヒさんもだ……えっ?それだけ……?

 

 

 

 

 

山「あ、あの、以上‥‥‥ですか?」

 

 

 

 

 

ラ「以上だ」

 

 

 

 

 

そう言って、そのまま席の方に向かってしまう。

 

 

 

ノ「(頑張れ山田先生)」

 

 

 

そんな先生を俺は心の中で応援する。

 

 

 

 

 

ラ「!貴様が……」

 

 

 

 

 

そして、ボーデヴィッヒさんは一夏の事を見た途端、表情が変わる。

 

……どうしたんだろう。

 

 

 

 

ラ「貴様が織斑一夏か?」

 

 

 

一「ああ、そうだけど?」

 

 

 

パシィイン!

 

 

 

ノ「(……えっ?)」

 

 

 

ボーデヴィッヒさんは一夏に平手打ちをかました。それを見た人たちは呆気にとられてしまった。

 

 

 

ラ「織斑一夏、私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、認めるものか」

 

 

 

ノ「(ボーデヴィッヒさん…何があったんだ?)」

 

 

 

千「ではHRを終わる。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに集合。今日は2組と合同でIS模擬戦闘を行う。解散!」

 

 

ノ「……まぁ、今は考えない事にしよう。)」

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今俺達は第2グラウンドにいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千「では、本日から格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する」

 

 

 

ノ「(今回俺はみんなを指導する立場なんだ。しっかりやらないと…!)」

 

 

俺ははそう思いながら授業に臨んだ。

 

 

 

千「今日は戦闘を実演してもらおう。ちょうど活力が溢れんばかりの十代女子もいることだしな。凰!オルコット!」

 

 

 

織班先生はセシリアさんと鈴さんを指名した。

 

 

 

鈴「何であたしが!?」

 

 

 

セ「な、なぜわたくしまで!?」

 

 

 

千「専用機持ちはすぐに始められるからだ。いいから前に出ろ」

 

 

 

ノ「(セシリアさんと鈴さんか。どちらも代表候補生で専用機持ち。手本を見せるなら、妥当だね)」

 

 

 

セシリアさんと鈴さんは最初は乗り気では無かったが何故かいきなりやる気を出した……多分内容は一夏の事だろう。

 

 

 

セ「それで、相手はどちらに?わたくしは鈴さんとの勝負でも構いませんが」

 

 

 

鈴「ふふん。こっちの台詞。返り討ちよ」

 

 

 

千「慌てるなバカ共。対戦相手は……」

 

 

 

ノ「(2人が戦うわけじゃないの?じゃあ誰が?)」

 

 

 

織班先生が対戦相手を言おうとした、その時。

 

 

 

 

 

キィィィィン……

 

 

 

 

 

何かが近づいている音がした。そしてそれが近づくにつれて、正体がわかった。

 

 

 

山「ああああーっ!!ど、どいてください~っ!!」

 

 

 

その正体はISに乗っている山田先生だった。

 

 

 

ノ「(えっ?山田先生?)」

 

 

 

俺はISに乗っているにも関わらず落下してくる山田先生をただ見ていた。

 

 

 

ノ「(どうして山田先生が……落ちちゃった)」

 

 

 

俺がそう考えている間に山田先生は一夏の所に落下してしまった。

 

 

 

ノ「(え、え〜?)」

 

 

 

俺は目の前の状況についていけなかった。

 

 

 

山「あ、あのう、織斑君……んあっ!」

 

 

 

ノ「(……一夏のエッチ)///」

 

 

シ「……ラン~?」

 

 

ノ「ふぇっ!?」

 

 

 

シ「どうしたの?可愛い声出しちゃって」ニヤニヤ

 

 

ノ「な、何でもない!」///

 

 

一夏は山田先生が落下してきた時の衝撃もあり、山田先生の胸を鷲掴みにしていた。そして俺はシャルにからかわれていた。

 

 

 

山「その、ですね。困ります……こんな場所で……。いえ!場所だけじゃなくてですね!私と織斑君は仮にも教師と生徒でですね!……ああでも、このまま行けば織斑先生が義姉ねえさんってことで、それはとても魅力的な」

 

 

 

ノ「(……山田先生それアウトです)」

 

 

 

 

 

千「さて小娘どもいつまで惚けている。さっさとはじめるぞ」

 

 

 

ノ「(山田先生が2人の相手を?いくらセシリアさんと鈴さんが専用機持ちとは言え、それは…)

 

 

 

セ「え?あの、2対1ですか?」

 

 

 

鈴「いや、さすがにそれは……」

 

 

 

千「安心しろ、今のお前たちならすぐ負ける」

 

 

 

織班先生はセシリアさんと鈴さんに負けると言い切った。それは誰がどう見ても挑発にしか見えなかった。

 

ノ「2人共、頑張って!」

 

 

千「では、始め!」

 

 

 

千「さて、今の間に……そうだな。ちょうどいい。シャルロット、山田先生が使っているISの解説をしてみせろ」

 

 

 

シ「あっ、はい。山田先生の使用されているISは」

 

 

 

シャルが説明をするも、俺は山田先生が使ってるISの事を知っている為、説明をほとんど聞かずに勝負を見ていた。そして、説明をしている間に決着がつく。

 

 

 

千「ああシャルロット、一旦そこまでで良い」

 

 

 

結果は山田先生の勝利となった。

 

 

 

セ「くっ、うう……。まさかこのわたくしが……」

 

 

 

鈴「あ、アンタねえ……何面白いように回避先読まれてんのよ……」

 

 

 

セ「り、鈴さんこそ!無駄にばかすかと衝撃砲を撃つからいけないのですわ!」

 

 

 

鈴「こっちの台詞よ!なんですぐにビットを出すのよ!しかもエネルギー切れるの早いし!」

 

 

 

ノ「(ほ、本当に山田先生が勝っちゃった…)」

 

 

 

千「これで諸君にもIS学園教員の実力は理解できただろう。以後は敬意を持って接するように」

 

 

 

千「専用機持ちは織斑、オルコット、デュノア姉弟、

ボーデヴィッヒ、凰だな。では九人グループになって実習を行う。各グループリーダーは専用機持ちがやること。いいな?では分かれろ」

 

 

 

千冬の指示に従い生徒達は分かれた。途中イザコザがあったが、グループ分けは無事に終わった。

 

 

 

 




端切れが悪いですが、今回はここで終了とさせていただきます。次回はVTシステム辺りまで書く予定です。

お楽しみに!
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