インフィニット・ストラトス~白き翼~ 作:ReiFeL@Ayuru
もう少し、もう少しで!
一夏は織班先生、俺は山田先生と一緒の部屋になった。
一夏はなんか嫌そうだったけど、俺はそこまで嫌じゃない。俺達は部屋に荷物を置き、更衣室で水着に着替えて、
ノ「海だー♪」
一「楽しそうだな、ノーラン」
ノ「うん♪」
旅館近くの海水浴場にやって来ました。
IS学園の貸し切りということで見事に女性しかいない。
因みに一夏は赤い半ズボンのような水着です。
一「しっかし暑いな。ノーランはラッシュガード脱がないのか?」
ノ「日焼け痛くて・・・あんまり肌を出さないようにしたいし」
日焼けなんてしたら今日確実に風呂に入れない。絶対痛みで泣く。
一「あとで日焼け止め塗ってやろうか?」
ノ「お願い。流石にここまで来て泳がないのは損だし」
さて、何時までも更衣室前で話しているのもあれだし、行くとしようか。
取り敢えず、空いてるパラソルの下に向かおうと、砂浜に足を踏み入れた。
ザッ…シュー…
ノ「あっつ!!というか痛い!」
一「はは、サンダルも無しに行こうとするからってサンダルに砂が!あちっ!」
勢い良く踏み出したくせにこの体たらくである。
仕方ないじゃん、熱いんだもの。
日に焼けた砂を甘くみてたよ…熱した鉄板みたいじゃないか…。
一「の、ノーラン、大丈夫か?」
ノ「一夏、空いてるパラソルまで連れてって、お願い」
一「おう、任せろ」
ここは安全策として一夏におぶってってもらおう。このまま素足で行ったらパラソルに着く前に足の裏が焦げちゃう。
ノ「よっと。しかしノーランは軽いなぁ、ちゃんと食ってるのか?」
ノ「失礼な。三食ちゃんと食べてるもん」
俺がそう言うと、不意に体が浮いたと思ったら一夏の顔が目の前にあった。
一「こっちの方がノーランは運びやすいな」
ノ「な、ちょ、何を!?」///
一夏、顔が近いよぉ。でも、一夏の顔かっこいいなぁ。
ってそうじゃなくて、皆見てる!恥ずかしいよぉ。
ノ「い、一夏!皆見てるって!」
一「そうか?気のせいだろ」
こんな所で鈍感発動しないで!!
俺の心の叫びを余所にまわりからヒソヒソと声が聞こえてくる。
「お姫様抱っこ・・・だと?」
「ノーラン君、男の娘だから合ってるわね」
「捗る、捗るぞ!夏の決戦のネタが捗るぞ!」
シ「あぁ、ラン……食べたい」
ノ「一夏お願いだからおんぶに変えて!何か身の危険を感じるから!」
主に貞操面がヤバイ。シャルなんか食べたいとか言ってるし。
ああ、もう恥ずかしい……///
一「変えるもなにも、もう着いたぞっと」
ノ「え?」
気付けばパラソルの下にある椅子に座らされていた。
一「いやぁサンダル履いててもやっぱ熱いなぁ。あ、日焼け止め塗るか?」
ノ「え、ああ……もう少し落ち着いてからかな」///
一「?」
首を傾げる一夏から視線を逸らす。多分俺は今顔を真っ赤にしている。あ、別にアッチ系で顔を赤くしてるんじゃないよ!
ノ「はぁ……」
天高く昇った日に照らされた砂浜に、ため息が陽炎と共に消え去った。
………その時…………
ザワッ
ノ「!?」
とてつもない"何か"を感じた。
ノ『サーバイン、今のは……』
サ『あぁ、オーラ力だ。それもかなり強力な』
オーラ力を放った"何か"が何なのかは分からなかったが
、一つだけ分かったことがあった。
ノ(何か、何か良くないことが起こる……)
多分次回ズワウス登場です!