ハリー・ポッターと空から降ってきた女の子   作:にゃんこ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

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満月の夜

今日は演奏会。私は学校を休んだ。本当にもうダメだ。

体調は崩してないのに気分がとても悪い。なぜ体は痛くないのだろう。心はこんなに痛いのに。

 

お母さんはお仕事に出かけていった。

 

私の家はアパート。築15年だ。しかし、明らかに低予算で出来ていて、しみったれている。

そんな家の中は私1人。なんか、地球上で私1人な感じがして、孤独。

学校の図書室で借りた本を読んだ。趣味はこれくらいしかない。

 

 

 

 

 

ハリーは演奏会前独特の喧騒に身を包まれていた。

僕はいる意味があるのだろうか。ペチュニアとバーノンはダドリーだけしか見てないでしょ。

 

『ねぇ、来ないね、ブラック。』

『今日は公衆の面前でリンのスカートをめくろうとマリーはしていたんでしょ?見てマリーはものすごい不機嫌だわ。』

『人が泣いているところを見てスッキリするのは困りものだな。』

ヒソヒソヒソヒソ。こんな声が聞こえる。顔が青ざめた。そんなことをしようとしてただなんて。人間なの…?

 

 

ハリーは演奏会が終わって家に帰っても嫌な気持ちでいた。

ペチュニアにトイレを掃除しろと命令されてめんどくさいからトイレの水をひたすら流していたら誤魔化せた。

案外アホなんだなーって思ってニヤニヤしながら廊下を歩いていたら床に何も無いのに転んだ。アホなのは僕じゃん。

今度は庭の掃除を命令されたので葉っぱという葉っぱを集めて隣の家の隅っこに放置した。カッとなってやった。後悔はしていない。(犯人ボイス)

トイレの掃除も潔癖のペチュニアのせいで毎日やらされる。今日ぐらいサボったってバチはあたらん。(ちなみに昨日もサボった。)

寝っ転がっていたら月が見えた。綺麗な満月。リンも今、月を見てたりするのかな。だとしたら僕達は今、同じものを見ているんだね、離れていても。

 

ちょっと嬉しくなった。

 

 

 

 

リンの髪は風に靡いている。

親におつかいを頼まれたので、今チャリで走ってる。

きー!家からスーパーまで遠いんだよ!

チャリで15分ほどしたらつく。私個人としては駅と学校とスーパーが10分圏内にあってほしいのだが。

今日は月が綺麗。でもあんまりガン見してると事故にあうのでガン見できない。小さい頃、夜に歩いていたら、ひたすら月が自分の後を追ってるんじゃないかと考えてたな。あの頃は純粋だったな…

 

私は最近、ハリーとは1日に1回話してる。

何の話でもしていた。私の近所のおばさんが奇声をあげてるとか私の隣の家の人が毎晩壁を叩いていて、私の家アパートだからこのままじゃ壁が崩れてご対面してしまうかもしれないとか。ハリーの近所のおばさんはキャベツ臭いんだって。地球は狭いんだからダドリーが太ったらその分地球が狭くなって人類にとって損だとか。

休みの日はお互い暇だから公園で遊んでいる。

なんか、普通の友達が出来て、私はとても嬉しい。

 




ペチュニア、寝る前に壁を磨くみたいな描写あったし1日に1回トイレ掃除しててもおかしくないっすよね?
あと、隣人が壁を叩くネタは私の家から来ました。私の家もアパートなんですけど隣の人が夜にハンマーみたいなので叩いてるんですよね。一年ほど前から。このままじゃ壁が崩れてご対面するかもどうしよう。
しかも夜に叩かれるから起きちゃうときもあるんですよね、2時とか3時とかに。めっちゃイライラしますよ。
あと、満月の時ってことは、どっかでルーピン先生が狼になってますね!
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