ハリー・ポッターと空から降ってきた女の子 作:にゃんこ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
リンの目にはいきなりロンとパーシーの顔面ドアップが映ってきた。
「ウオォア!」
「お、落ち着いて!リン!君の魔法と解いていただけなんだ!」
「あー、びっくりした!」
どこからかシャンプーの匂いがしてきた。
男子寮からお風呂上がりのハリーが出てかた。髪の毛がいつもよりかはストレートになっててウケる。
チェスをしていた双子の方から「色男‥」と聞こえてきた。二人はハリーに気があるのだろうか。
「私もシャワー浴びよっと。」
女子寮に行き、着替えを手に取りお風呂場へ向かった。
すっぽんぽんになって体を水で流していたら、自分以外にもいることに気がついた。
ハーマイオニーだ。いつもの癖っ毛もシャワーを浴びていたらストレートになっていた。ハリーと同じじゃん。
私とハーマイオニーの仲はあまりいいとは言えなかった。
マルフォイとの決闘するしないでもめたことあるし、話しかけにくいことこの上ない。
微妙な2人の間の空気を、シャワーの水が埋めた。
ホグワーツのシャンプーは多種多様だ。果物の匂いはほとんどある。私はストロベリーの匂いのシャンプーを気に入ってる。他には恋の匂いとか夕焼けの匂い、夜のパーティーの匂い、草の匂いなどもある。たくさんありすぎてまだ全部は把握してない。
私は何か面白いものがないか探した。
ふと、気になるものを見つけた。
“魅力的な美魔女の匂い”
決めた!!これにしよう!
英国は湯船に浸かる習慣はあまりない。
だが、ホグワーツには湯船がある。
リンはその中で平泳ぎを泳いでいた。
マグルの学校にいるときは結構泳げる方だった。
魅力的な美魔女の匂いは好きでも嫌いでもなかった。
女の甘い香りって感じかな。イカしてると思うよ。
「うわ!」
「きゃ!」
やべ、ハーマイオニーにぶつかっちまった!
「ごめん!痛かったよね?」
「あ、大丈夫だわ。」
いや、待って気まずいわー。
「リン。」
「ん?」
「ハリー達って私のことをどう思ってる?」
「うーん、本人達に聞かなきゃ分かんない‥。」
「そうなの‥。」
そして沈黙が続いた。
私は気まずすぎて潜水しようとした。
そしてハーマイオニーがおもむろに口を開いた。
「私、校則を破る人が嫌なの。ホグワーツに入学した以上、学校の規則は守るべきだわ。だから、あなた達のこと、見過ごせなかったのよ。」
リンは別に校則を守る守らないを意識したことはなかった。学校でいじめられたいた経験が多いから、校則を意識するなんていう機会は今までになかったのだ。
退学にならない程度ならば破っても別にいいんじゃない?って思う。
「彼らには彼らの正義があったの。校則よりももっと大切なね。貴女には貴女の正義があるように。」
「でも‥。納得いかないわ。彼らは私を悪者扱いするじゃない。彼らの方が悪者じゃない?」
「ほっとけばいいじゃんそんなの!そういうの興味ない!」
「そう!あなた達、見損なうわ!協調性がないのね!」
「こっちのことはほっといてよ!!勝手に見損なってなさいよ!」
「えぇ!そうさせてもらうわ」
そう言ってハーマイオニーは湯船から上がった。
ズンズン足音を立てて勢いよく扉を閉めた。
あっかんべーだ!