ハリー・ポッターと空から降ってきた女の子   作:にゃんこ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

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受験受かった!!


覚醒なるか…?

 

リンは、朝食だというのに不機嫌だった。

さっきの風呂場のハーマイオニーとのことでモヤモヤするのだ。もしかしたら私はハーマイオニーと根本的にあわないのかも。

パンプキンパイを咀嚼していたら、ハリーがやってきた。

「リン。今度から闇の魔術に対する防衛術の授業はどうするの?」

「休む。私は落第してもかまわない。ハリーは?」

「僕は‥行くよ。」

「そう。私のことは気にしなくていいからね。」

私は新しいパンプキンパイを取ろうときた。

そしたらパンプキンパイは宙に浮いて爆破した。

「フレッドオオオオオ!ジョージイイィア!」

「「ヒェッ」」

おっかないリンの叫び声を聞いて双子が情けない声を出した。

「叫んだらスッキリした。」

「「お、おう。」」

 

 

 

あー。きちゃったよー。闇の魔術に対する防衛術。

リンは談話室で1人で優雅に紅茶を飲んでいた。ん、絶品。

最近、空気がひんやりしてきた。もうすぐ冬が来るだろう。きっと、雪に包まれたホグワーツは綺麗だろう。

こういうもうすぐ冬が来る感覚が大好きだ。ワクワクする。

寒がりだけど雪景色は大好きだ。

昔‥誰だか思い出せないけれど、大切な人と雪の中を歩いたことがある。

雪は、私の大切な思い出を包んでくれた。そしてこれからも包んでくれるだろう。

それはそうと‥前から気になってたことがある。

この魔法界はふくろうの通販があるらしい。

先日、そのカタログを手に入れた。

今なら気兼ねなく読める。

「わー。この服、可愛い。」

実は、リンはお洒落が大好きだ。

小学校の時は私服なのにも関わらずお洒落ができなかった。いじめられてたし、笑い者になるだけ。お洒落はいじめっ子だけの特権だった。まあその当時私の家はお金がなかったからそんなにお洒落できなかったんだけどね。

あの、ダイアゴン横丁のグリンゴッツに寄った際、あまりにも多すぎる金を目にして、親に「ちょっと持ってっていい?」と聞いた。

親は承諾した。「あんたがたくさん持っていってもこんなにあるんじゃ減った気がしないわ。」と言っていた。

そうして今現在私はたくさんお金を持っている。幸せ。うん。お金って心が満たされるね。

今の私の所持金は5000ガリオン、8シックルだ。

今は私服が欲しい。私の私服はちょっと少ないから。

私が最初に気に入ったのは白い長袖のワンピースだ。袖、コルセットにターコイズブルーの花の刺繍が施されていて、襟元にはダーコイズブルーのレースが施されていて、爽やかそうと思った。

そのワンピースの色違いの紺のワンピースも良かった。刺繍の色は白色だった。純粋に綺麗な色合いだなーと思った。

他にもポップな柄の紫のシャツと色違いの黄色のシャツ、ちょっとダメージがついたジーンズ、リボンが施されてるセーターなどがリンのお眼鏡にかなった。

それらを購入し、満足感に浸った。幸せ。

リンはカタログに同封されていた薄いファッション誌をみた。魔法界はそれほど魔法を使わない人‥マグルと言うのだっけ‥とそれほど格好は変わらないように思えた。ローブとかは魔法族だけだけど。ローブは黒以外にもたくさん種類があった。黒の生地に白いハートの水玉模様が散りばめられたローブをみて思わず感心してしまった。

マグルの世界にいた時の短パンなどはみかけられなかった。確かに短パンを履いた魔法使いは想像できなかった。

魔法族は全体的に若干中世のファッションを好むような感じがした。それにマグルのファッションをプラスした感じだった。

リンが魔法族のファッションについて学んたりしているうちに談話室にだんだん生徒が戻ってきた。

ハリーとロンが戻ってきた。

「次、薬草学だよ。」

「私は準備ばっちしだよ。」

「僕らも。」

そうして談話室を出た。廊下はひんやりとしていた。

リンは随分ホグワーツに慣れた気がした。ここに来て最初の頃は右も左も分からない状況だったし、どの授業がどの教室でやるのかも分からなかったっけ。外へも1人でも出れなかった。

 

薬草学は最悪だ。

リンは泥まみれになるのが嫌いだ。小学生の頃に学校の二階から授業で色々植えてた畑に落とされたからだ。土と畑の中にいるミミズなどが身体中についてそれがトラウマだった。あの時は1人畑のど真ん中でギャン泣きするしかなかった。今思えばよく助かったなと思う。

マンドレイクのクソ喰らえが!たかが草の分際で動くな!土をかけるな!腹立つ!腹立つ!

眼鏡にまで泥がついたハリーが近づいてきた。

「リン。顔が嫌悪だよ。」

「まじで最悪。」

ハリーはダメージが少なそうだ。私がハリーだったら眼鏡に泥をついたら発狂して眼鏡を割る。

休み時間中にシャワーを浴びるのだが急がなければならないのだ。次の授業に間に合うかどうか。

そんなこんなであっという間に夜。忙しかったなけど楽しかったな。

ベッドから見える窓をみてリンは思いにふけった。あの服を着たらネビルはどんな反応するのかな?!可愛いって言ってくれるかな?

そういえばもうすぐハロウィンだ。ホグワーツのハロウィンは楽しそうだ。本物のゴーストもいることだし。

「楽しみ!」

 

ハローウィンは朝からムードが良かった。

私は大広間に行く間にスネイプをみかけたので「トリックオアトリート!」と愉快に声をかけてみせた。彼の授業は好きじゃないがダイアゴン横丁に一緒に行った仲だ。お菓子の1つや2つぐらいくれるでだろう。

結果、育ちすぎたコウモリに減点されそうになった。

愛想がない。私の母親とは仲良さげに話していたのに‥。

大広間に行ったらどいつもこいつも笑顔だった。家族などからお菓子をもらえているのだろう。リンはまだ1つも貰ってないので羨ましかった。

パンプキンパイを食べていたらフクロウがリンに包みを置いた。

母親からのお菓子だった。金に余裕ができたからだろう。素直に嬉しい。

同梱されていた手紙には「ホグワーツでの近況報告をして。」「セブルスに冗談は通じないから間違ってもトリックオアトリートと言わないように。」と書かれていた。もう言ったんだけど。親って子供のしでかすことが分かるのかなーと考えた。手紙を読み進めていくうちに「セブルスが一年生だった時にハローウィンで惚れ薬を盛られて小一時間ダンブルドア校長に求婚をしたらしい。」と書かれていてパンプキンパイを吹き出しそうだった。最後に「あまり人に言わないであげて。」と書かれていたがそれを無視して近くにいたグルフィンドール生に言いふらして笑い話にした。

魔法薬学の授業でリンの鍋の中の液体が急に溢れ出して床を汚したのでスネイプが飛んできた。嫌味を言われると「わたしだったらダンブルドア校長に求婚しませんけど。」と言ったら減点された。グリフィンドール生は笑いが抑えきれていなかった。あまり減点を気にしていなくて良かった。ハーマイオニーはいい顔をしてはないけれど。すぐに魔法薬の作業に戻ったが鍋を洗い直してるうちに時間がなくて何も作れなかった。評価が0だ。

放課後、授業中のスネイプの苦虫を噛み潰したような顔を思い出し、余韻に浸った。

 

ディナーはそれはそれはとても美味しいご馳走が並んでいた。もう1つ1つの料理からオーラが出てる。イギリスの料理だけではなく、各国の料理が並んでいる。

私は数少ない小籠包を全速力で自分の皿に移している。リンは箸を使えないので、スプーンで小籠包を一口で食べた。口の中、火傷したかも。

ネビルが漢方料理を食べてはじめて食べたのか衝撃を受けた顔をしている。中華料理屋自体はイギリスにはあるが、まだまだ魔法界には浸透していないのだろう。にしても、ネビルのあの顔、写真撮りたかったなぁ。

ボンゴレスパゲティ、ラザニアはとてもイタリアンのお味だった。イタリアンレストランに行った気分だ。

サーモンカナッペ、クレームブリュレ、マカロンはおフランスの味だった。いつかパリに行きたい。巻き髪を優雅な風になびかせながら長いコートを羽織りパリの街を歩きたい。きっとそれは絵画のようだ。私は髪の毛を巻くのは下手くそだけど、その時までには上手くなりたい。

ロンに話かけられた。

「リン、問題だ。マカロンには誰が隠れているでしょう?」

「ロン。」

「正解!!」

「つまらん。全く子供なんだから。」

「えぇ?!」

ロンはちょっとしょんぼりしながら味噌スープを飲み込んだ。

そうしてみんながご馳走を綺麗さっぱり平らげる前、クィレルが大広間を扉を開けて前転した。

「ト、トロールが出た!!!ひ、避難を!!」

そしてクィレルが気絶した。

さっきまで騒がしく晩餐をとっていた生徒たちは打って変わって静かになった。

ん??どうした??

あちこちに悲鳴が上がり、パニックになった。

ダンブルドアが立ち上がり監督生に避難を誘導するよう指示をした。

リンは大広間に残って食べていたかったがとてもじゃないがそう言える雰囲気ではなかった。

グリフィンドール寮に向かっている最中にロンにトロールについて質問しようとしたら、ハリーとロンがグリフィンドールの列から抜け出し駆けていった。

リンは2人の後を追いかけていったらなんと女子トイレに入らんとばかりにしていた。

「ちょっと!!何入ろうとしてんのよこの変態ども!!」

「え?」

「へっ変態って‥」

「女子トイレじゃんここ!!分かる?女子トイレ!あんたらが入るなんて非人道的すぎない?」

「ちが‥グレンジャーが。その!!」

「ハーマイオニーが?なに?」

その答えはすぐに分かった。女子トイレのドアが吹っ飛んで中が丸見えになった。トロールがいた。

「用を足しに来たわけではなさそう。」

それがリンの感想だった。

ハリーが女子トイレに入りながら言い放った。

「まだグレンジャーが中にいるんだ!!」

トロールはリンの想像の100倍はデカかった。ひえ、こんばんは。

トロールはトイレの個室も刺々しい棒で破壊した。中から怖さのあまり震えているハーマイオニーが露わになった。

トロールほハーマイオニーを潰さんばかりにおっかない棒をあたりに振り回していた。

ハーマイオニーとリンは悲鳴をあげた。リンはいつもまにか杖を取った。

「アバダケタブラ!!」

 

 

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