ハリー・ポッターと空から降ってきた女の子 作:にゃんこ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
私はどうでもいいことばかり覚えてる。
子供の頃見た枯れている花。冷蔵庫の下に隠した点数の低いテスト。
この間ハリーと一緒に歩いてる時に見た近所の家の工事。
「ほう。ブラック。君は初回の授業に寝るとは度胸があるじゃないか?」
「へ?」
あ、いつのまにか寝てた。てへぺろ。って言ってる場合じゃねー。スネイプの授業だぜ?寝てたら毒薬を飲まされそうじゃね?
「目を瞑ってただけです。」
「にしてはでかいいびきをかいていたぞ。」
よく観察してるね。
「お恥ずかし。」
そのあとにスネイプはみんなに実験するように伝えた。
え?実験?いままで寝たからマジでわからんわ。
どうしよ、このまま材料を適当に切って鍋に放り投げるとする。普通の野菜とかだったら茹でて味付けしてまあ美味しい鍋料理完成!になるんだがここには野菜ではなくまともな材料じゃないものしかない。
口に入れたくないと思うものばかりだ…。
ハリーに教えてもらって、とりあえず言われたとおりに作業をこなす。サンキューハリー。
途中でネビルって子がやらかしてたけど、大丈夫かなー。
ホグワーツの昼飯はなかなかいいぞ。
私の大好物ばかりだ。
ハーマイオニーが横に座ってきた。
「ハーマイオニー、魔法史って何やるの?産業革命?」
「やりませーん。あなた、ここはマグルの学校じゃないのよ。」
「ちえ。私は産業革命好きなのに。てか、魔法使いって産業革命知ってるの?」
「上級生になって、マグル学をとってるじゃないと分からないと思うわ。」
ハーマイオニーの隣で飯を食ってるロンは、産業革命とはなんぞやみたいな顔でチキンをもぐもぐ食べている。
その横のネビルって子もチキンをもぐもぐ食べている。
今日のお昼、チキン多くない?
カレーの味付けをされているちょっとプレミアムなチキンを口に入れながら、次の授業を楽しみに思った。
「飛行訓練という話は本当?ハリー。」
「そうだ。…君は、地べたに足が2本あったほうがいいんじゃないかな?」
「どういう意味かなハリー。」
私は足を地べたにくっつけてもなにかやらかすしなぁ。って、ネビルもじゃん?
グリフィンドールの談話室の1年生は飛行訓練についてあれこれ言い合っている。みんな楽しみなんだなー。
空を飛ぶってマグル生まれは怖がりそうじゃないか。まあ、私もスクイブから生まれたけども、怖い。
空だぜ?あの空だぜ?普通空を飛ぶものって飛行機とヘリだよね?
結構運動神経に自信が無い私は怖いよ?
空を飛んだらどうなのかな。お星様とかお月様とか近くに見える?