「では気を取り成して。サークルについての連絡をさせていただきます!!早速ですが来月の連休に旅行に行こうと思いますわ!今回の旅行先は!!福岡ですわ!!」
「遠っ、、、、、」
「いや、遠くないっすか、。まあお金もないし俺はパスっていうことで」
俺は不満をあらわにしつつも、辞退するという高等テクニックでこの場から逃げることにした。福岡は遠すぎんだろ、、、
「比企谷君は本場の豚骨ラーメンが食べたくありませんの??」
「いや、比企谷君はそんな理由じゃ引き止められないですよ、、、」
桜内は怪訝な顔をこちらに向けてきた。確かにこれが他の食べ物なら無反応だっただろう。しかし、、、
「たっ、確かに!!食べてみたい!!!」
俺のソウルフードである豚骨ラーメンを出してきたからには食いつかざるを得ない。確かに博多は豚骨ラーメンの聖地一度は行って食べてみるのも悪くないのかもしれない。
「いやそこに食いつくんだ!!」
だって豚骨ラーメンだもん。仕方がない。
「で、でもお値段が、、」
「な、なんと今回は新入生歓迎旅行ということで向こうでの費用以外は無料ですわ!!!」
嘘だろ、、福岡だろ、、。飛行機か新幹線にしてもお金かかるし、それに宿泊費も、、、
「ふふふ。比企谷君とても不安な顔をされてますわね」
「そりゃ、そうなるでしょ、、。一体なんで無料にできるんですか、、、」
うまい話には当然裏の話がある。特に美人が言い出してきたら特に注意だ。路地裏に連れていかれツボを買わされるかもしれない、、、。
「でも確かに無料ってどうやってやったんですか。ダイヤさん」
「確かに無料は怖いかも、、、」
小泉も桜内も同様に疑問に思ったようだ。
「はぁー。疑い深い後輩ですわね、、、。まず移動費ですがほぼ一年前に格安飛行機をとっていますわ。新入生5名分と現部員だけですけど。現部員は自腹ですのでギリギリ学校から渡されたサークル運営費で賄われますわ。次に宿泊費ですけど、これはー〜〜向こうでの秘密にしておきますわ。」
なるほど一年前に取っていたら余裕で往復7、8千円で取れるもんな。それにしても宿泊費も無料ってどういうことなんだ、、、。怖すぎんだろ、、。
「ですので3人とも参加していただけますか?」
「もちろんです!」
「もちろんダイヤさん」
「・・・・・・・・」
すると俺以外の三人が覗いてきた、、はぁ、仕方ないか、、。
「わかりました、。」
「では三人とも旅行を楽しみましょう!!!。あともう一つ今日の夜私の家でホームパーティを行いますわ。ぜひ三人ともお越しください。」
「えっ、ダイヤさん家でやるんですか!!私絶対行きます!」
「わかりました!!」
「じゃあ、俺パスで、、お疲れっした。」
「もちろん比企谷君は強制参加ですわよ」
なんでだよ、、、。