INFINITE・GREASE   作:オーマピジョン

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一海「仮面ライダーグリスとして戦う猿渡一海は突然襲撃してきたスマッシュを倒す。しかし、謎の敵が三羽ガラスを襲撃していた。俺が駆けつけるとスクラッシュドライバーを装着した謎の仮面ライダーだった!」

龍我「まぁ、この俺仮面ライダークローズなんだけどな!」

一海「サラッとネタバレしてんじゃねぇよ!もしかしたらクローズと思ってない人とかいるかもしれないんだぞ!?」

龍我「いや、こっちの作品見てたら分かるだろフツー」

一海「『もしかしたら』を懸念しろ脳筋野郎!」

龍我「なんだと、この野郎……!」

一海「お?やる気か?なら、本編の勝負に勝った方が負けた方のあらすじ乗っ取れるってルールはどうだ?」

龍我「上等だ!お前を打ち負かしてあらすじを乗っ取ってやる」

一海「ヘッ!一筋縄で行けると思ったら大間違いだぜ?どうなる第20話!」


燃えるドラゴン

「オラァ!!!」

「ぐえっ!?」

 

グリスはツインブレイカーを構えると、クローズの胸部に攻撃する。吹っ飛ばされた クローズは壁に衝突してしまった。

 

「テメー……幻徳か!!!」

「ッてェな……俺は幻徳なんかじゃねェよ!」

「その声……本当に幻徳じゃあなさそうだな」

「俺はクローズ!仮面ライダークローズだ!そこの怪物はテメーが連れてきたのか!?アァン!?」

 

喧嘩腰のグリスにクローズは喧嘩腰で返答する。

 

「ああ!三羽ガラスに手を出す奴は……許さねぇ!!!」

「そーかい。だったら、テメーをぶっ飛ばしてそこの怪物も倒してやンよ!!!」

『ビートクローザー!』

 

クローズはイコライザーが付いた武器「ビートクローザー」を呼び出すと構えた。

 

「ほう、剣か。面白ぇ……!」

 

グリスは何を思ったのかツインブレイカーを構え直し、手をグッパーして準備を整える。

 

「ドラァ!」

「なっ!?」

 

クローズは突然ビートクローザーをグリスに向けて投げつけた。グリスは余りの唐突さに驚きながらもそれを避けた。

 

「チッ!剣はそうやって使うモンじゃねぇだろ!」

「余所見してんじゃねェぞ!!!」

 

ビートクローザーの酷い使い方にグリスは怒っていると、クローズはあろう事か砕けた壁のコンクリートを鈍器にしてグリスを殴った。コンクリートブロックは粉々に砕け散り、グリスは頭を抑えて地面を転がる。

 

「がぁぁぁぁぁぁあッ!!!」

「「「カシラァ!!!」」」

「テメーら!来るな!」

 

痛みに悶えながらも、救助に来ようとする三羽ガラスを手で制す。グリスがクローズを見ると、あろう事か脚立を持ち出していた。

 

「立てやオラァ!」

 

クローズは未だ字面で悶えるグリスの腹にトゥーキックをすると、首根っこを掴んで無理矢理立ち上がらせる。そしてグリスの頭を腕と脇で締め上げて抱えると脚立の所まで移動し、グリスを脚立にぶつけた。

 

「ガッ!?」

「これじゃァまだやられねェか……」

 

クローズは倒れているグリスの身体を力ずくで引っこ抜くと、脳天から真っ逆さまに脚立の上にたたき落とした。

 

「グハッ!?」

「オラ!もう一発いくぞゴラァ!」

 

グリスは頭の衝撃の影響で意識を保てずにいる。クローズは構わずグリスの身体を逆さに掴むクラッチを離さず、その身体を持ち上げてもう一回脚立にたたき落とす攻撃を試みる。

 

「テメェ……真面目に戦いやがれ!!!」

「!?痛ッでェェェェェェェ!?」

 

すると、息を吹き返したグリスがツインブレイカーでの攻撃を右膝に当てた。あまりの激痛でクローズ、グリスの身体を地面に落としてのたうち回る。右膝は変な方向を向いており、明らかな脱臼だった。

 

「クッソ……右膝の脱臼が再発しやがった……!」

 

毒を吐くクローズは腕で右膝を無理矢理はめ直し、動きを確認しながら立ち上がる。

 

「痛ぇな、この野郎……」

 

グリスも首を抑えながら立ち上がっており、ツインブレイカーを構え直す。

 

「だったら俺も……!」

『ツインブレイカー!』

 

クローズもツインブレイカーを右手に装着し、じりじりとグリスと距離を詰める。

 

「はあっ!」

 

先に動いたのはグリスだった。グリスはツインブレイカーを装着した左手を突き出し、的確にクローズの顔面を狙ってくる。

 

「しゃらくせえ!」

 

クローズがその攻撃を弾くものの、グリスは続いて右の拳でクローズの鳩尾を殴る。拳はクローズの鳩尾に深く突き刺さっていた。

 

「グッ……!?」

「まだまだァ!!!」

 

グリスはグラついたクローズの脇腹に蹴りが炸裂させた。更にクローズの後頭部を掴み、引き寄せられると同時に顔面に膝蹴りを当てる。

 

「ガァッ!」

 

クローズはたまらず転がってグリスから距離を離した。距離が離れたのをグリスは好機と捉える。

 

「そろそろフィニッシュだな」

 

グリスがそう言ってスクラッシュドライバーのレンチを下ろそうとした瞬間、クローズはナックル状の武器「クローズナックル」を即座に呼び出すと、力を溜めるために少し大きめに開いた股間をナックルでかち上げる。

 

「い、痛ッてえええええええ!!!」

 

グリスは男にとって最大の急所に激痛がはしり、股間を抑えて膝をつく。クローズはその隙に寝かせてある脚立を持ち上げると、それをグリスの背中に何度も振り下ろす。

 

「テメェ……なんてモン……武器に使ってやがる……!」

「勝てばいいんだよ!勝てばな!」

 

その内に脚立がひしゃげてきたのでクローズは投げ捨てると、またグリスを立ち上がらせてフルネルソンで締め上げる。

 

「喰らいやがれェェェェェェェ!!!」

 

クローズはそのままドラゴンスープレックスでグリスを地面に首が曲がるように投げ捨てる。グリスはうつ伏せになって動かなくなるが、背中が上下しているのでまだ息があった。

 

「トドメは……潰してやる……」

 

クローズはまた脚立を取ると、ひしゃげたそれを力ずくで直して地面に設置する。そしてその上に登ると、グリスの頭に向かってボディプレスをしようとする。だがグリスは重い体を動かして、クローズが脚立を登っている時に首を抑えて頭を振りながら立ち上がってしまった。

 

「だから……テメェは真面目に戦えねえのか!こんな凶器使うな!!!」

 

余りに酷い戦い方にブチ切れたグリスがツインブレイカーの攻撃で脚立を破壊し、登っていた俺は受け身も取れずに膝から地面に叩きつけられる。

 

「ギャァァァァ!?膝がァァァァァァ!!!」

 

地面との衝突の際にクローズの右膝から嫌な音がして、また脱臼を起こす。ジタバタと暴れるクローズ。グリスは立ち上がると、首をぐるんと回す。

 

「さてと、形勢逆転と行かしてもらおうか」

「うるせぇ!ぶっ潰してやる!」

 

グリスは呆れたように首を振ると、ユニコーンフルボトルと掃除機フルボトルを取り出した。

 

「コッチは頭使わせて貰うぜ」

「あ!それ、ボトルじゃねぇか!」

 

クローズの驚きの言葉をスルーしてグリスはユニコーンをツインブレイカーに装填してから掃除機をドライバーにセットした。

 

『シングル!』

『ディスチャージボトル!』

 

グリスは手を開いて閉じた後、レンチを下ろした。

 

『潰れな〜い!ディスチャージクラッシュ!』

 

グリスの左腕に掃除機の「ロングレンジクリーナー」が装備される。

 

「掃除機?ナメてんのかこの野郎!」

「ナメてるのはお前の方だろうに!」

 

グリスがロングレンジクリーナーをクローズに向けると、クリーナーは吸引を始めた。余りに強力な吸引力はクローズさえも引き込もうとする。

 

「なっ、なんだよコレ!うぉおおお!?」

 

耐えきれなかったクローズは掃除機に吸い込まれていきそうになる。グリスはクリーナーを解除すると、ツインブレイカーでクローズを殴った。

 

『シングルブレイク!』

「ドラァッ!」

「ぐぁあああああああッ!!」

 

ユニコーンで強化されたパイルの突きはクローズの装甲を貫こうとする。しかし、クローズにとって幸運なのか、衝撃の大きさで貫かれる前に吹っ飛ばされた。

 

「ガァッ……クソッ、ボトル使えるとかアリかよ……!」

「スクラッシュ使ってんのに知らねぇのかよ。バカかよお前」

「んだと!このッ!」

 

クローズは立ち上がると、接近するとツインブレイカーで攻撃するが、グリスは避けると背中に後ろ蹴りを入れる。

 

「ぐわっ!」

「良いねぇ、いい感じに温まってきたァ!」

『チャージボトル!』

 

グリスはクマフルボトルを取り出すと、ドライバーにセットすると、レンチを下ろした。

 

『潰れな〜い!チャージクラッシュ!』

 

グリスは両腕に巨大なクマの鉤爪を出現させると、クローズを挟み込んだ。

 

「ぐぁあっ!?」

 

吹っ飛ばされるクローズ。グリスは更に追撃を仕掛けようとする。

 

「全然足んねぇなぁ。全然足んねぇなぁ!」

『ビームモード!』

 

だんだんハイになっていくグリス。レイジングビーマーを回転させるとライオンフルボトルを装填する。

 

『シングル!』

「もっと俺を滾らせてみせろよォォォォォ!」

 

グリスがトリガーを押すと、ライオンの顔を模したエネルギー弾が放たれた。

 

『シングルフィニッシュ!』

「ぐぁぁぁっ!」

 

直撃するクローズ。クローズが痛みに苦しんでいる間にグリスはビートクローザーを拾った。

 

「これどォやって使うんだ?」

「テメッ、人の武器を……!」

 

グリスはビートクローザーをあちこちを見る。ビートクローザーの穴を見つめると、グリスはロボットフルボトルを装填した。

 

『スペシャルチューン!』

「うそーん!何で使い方分かんだよ!」

「ア?勘だよ、勘」

 

グリスの言葉を聞いたら「分からねぇよ」とツッコミを入れられるだろう。引き続きビートクローザーをいじっていると、偶然グリップを引っ張った。

 

『ヒッパーレ!』

「ウオッ!?びっくりした……成程な。大体分かったぜ」

『ヒッパーレ!ヒッパーレ!』

 

ビートクローザーにロボットアームの様なエネルギーが纏われていく。

 

「さぁて、一気にぶっ飛んでもらおうか!」

『メガスラッシュ!』

 

グリスはクローズの腹をビートクローザーで突き上げるとグリスはすかさずレンチを下ろした。

 

「ガッ!?」

「もぉいっぱぁーつ!!」

『スクラップフィニッシュ!』

 

天高くまで飛ばされ、落ちてきたクローズをロボットアームを纏った拳で殴り飛ばす。

 

「ガァァァアッ!」

 

地面を転がるクローズ。グリスはビートクローザーからボトルを取り外すと、フェニックスフルボトルを装填する。

 

『スペシャルチューン!』

「使えるもんは使っておかないとな」

「テメェがボトルを使うなら!」

『シングル!』

 

クローズもツインブレイカーにドラゴンフルボトルを装填する。グリスはグリップを2回引っ張った。

 

『ヒッパーレ!ヒッパーレ!』

「やられてばっかじゃつまんねぇだろ?来てみな、ゴラァ!」

「舐めやがって!」

 

クローズは青い炎を纏ったツインブレイカーでグリスに殴ろうとする。グリスは赤い炎を纏ったビートクローザーを振り下ろした。互いの炎がぶつかり合った。

 

「オォォォッ!」

「オラァァァァァッ!」

 

グリスはビートクローザーを手放すと、ツインブレイカーにカブトムシフルボトルを装填してクローズの腹を突いた。

 

『シングル!シングルブレイク!』

「ゴアァァァァッ!」

 

カブトムシの角を模したエネルギーの突きはビートクローザーに集中していたクローズに直撃した。

 

「オイオイ、そんなんじゃ足んねぇぞゴラ。もっと来てみな!」

「グゥッ……テメェッ!」

 

クローズはグリスの挑発に乗って接近してくる。グリスはビートクローザーを拾った。

 

「お前の武器だろ?返してやんよ」

「うおっ!?」

 

グリスはビートクローザーをクローズに投げ渡した。クローズは条件反射でそれを受け止めてしまう。急停止したクローズにグリスは顔面に回し踵蹴りを入れた。

 

「グアッ!」

「つまんねぇなぁ。氷室はもっと強かったぜ?」

「コノヤロッ……コイツで!」

『スペシャルチューン!』

 

クローズはビートクローザーを拾うとロックフルボトルを装填した。

 

「ア?何でお前がロックフルボトルを……!?」

「教えねぇよ、ボトル野郎!」

『ヒッパーレ!ヒッパーレ!ヒッパーレ!』

 

クローズはグリップを3回引っ張るとビートクローザーを振った。すると、ビートクローザーからエネルギーの刃が放たれる。

 

「何っ!?ぐぁぁぁっ!」

 

動揺の隙を狙われたグリスは刃に直撃する。

 

「どうだ!ザマー見やがれ!」

「やってくれるじゃねぇか……!だがおもしれぇ!もっと来な!じゃねぇとつまんねぇ!」

 

クローズは接近するとパンチを放った。グリスはそれを避けてパンチをし返す。しかし、クローズはそれを避けると、グリスにタックルしてきた。

 

「ドラァッ!」

「グッ、テメッ!」

 

倒れたグリスの上にクローズは馬乗りになるとパンチを浴びせる。グリスは腕で防御を続ける。

 

「オラッ!オラッ!どうだ!オラァ!」

「甘いな……!油断大敵だぜ!」

『ビームモード!』

 

グリスはツインブレイカーのレイジングビーマーを回転させるとクローズの顔面にエネルギー弾を当てた。

 

「グアッ!?」

「どきなっ!」

 

グリスはクローズを腕で退かすと、立ち上がって同じタイミングで立ち上がっていたクローズの顔を殴った。

 

「グッ!このォ!」

 

クローズは踏みとどまるとグリスの腹を殴った。しかし、グリスも踏みとどまっていた。

 

「良いぜ、もっと、もっとだ!もっと俺を滾らせろォォォォ!」

 

グリスとクローズは互いに殴り合う。何発か当て合うと、グリスがクローズをヤクザキックで蹴る。

 

「そろそろフィニッシュと行こぉじゃねぇか」

「上等だ!」

『レディゴォ!』

 

グリスはレンチを下ろし、クローズはツインブレイカーにドラゴン型のアイテム「クローズドラゴン」を装填する。グリスのヴァリアブルチェストアーマーが後ろに回転し、液体を放出するとジャンプして蹴りの構えを取り、クローズに背青い炎の龍「クローズドラゴン・ブレイズ」が背後に現れる。

 

「オラァァァァァァ!!」

『スクラップフィニッシュ!』

「ドラァァァァァァ!!」

『レッツブレイク!』

 

グリスの蹴りとクローズの一撃がぶつかり合う。互いに一歩も退かない状態で続いていたが、クローズに変化が起きた。

 

「グッ!こんな時にッ……!」

「オォォォォ!」

 

膝の脱臼の痛みが踏ん張っていたクローズの足を苦しめる。その隙を狙ったグリスはキックの威力を上げる。

 

 「ガァァァァァァ!!」

 

押し負けて吹っ飛ばされたクローズの変身が強制的に解除される。頭に編み込みがあるのが特徴的な一海と年齢差の無い少年だった。

 

「ぐぁっ……クソッ……!」

「さぁて、お前には聞きたい事が山ほどあんだ。大人しくしてもらうぜ」

『ディスチャージボトル!潰れな〜い!ディスチャージクラッシュ!』

 

グリスは鎖を出すとクローズの変身者をぐるぐる巻きにした。

 

「あっ、ちょ、外せ!このっ……!」

「ア?言ったよなァ。コイツらを痛めつけた分、全部返してやるって」

 

グリスは変身を解くと、クローズの変身者に悪意のある顔で近づく。

 

「さぁて、どうやってお返してやクエッ!?」

 

クローズの変身に近づく一海は後ろから襟首を掴まれてしまい連な声を出してしまう。

 

「ハイ、一海ストーップ」

「ゲホッ、楯無さん……なんすか急に」

 

一海を掴んだのは楯無だった。突然の出来事に一海は少し戸惑っている。

 

「葛城博士から彼を連れてくるように言われてるの」

「ア!?この襲撃者を!?コイツ難波の奴かもしれないんすよ!?」

「彼は難波じゃないわ」

「ウェ!?」

 

一海はクローズの変身者が敵でない事に混乱していた。

 

「おい!何の話だよ!」

「ア"?テメェは黙ってろ。通り魔」

「んだとォ!?」

「ハイハイ二人共落ち着いて。一海くん、彼を連れて行って」

 

一海は理解が出来ずにいたが、楯無に文句を言う気は一切無いので一海はクローズの変身者を連れていこうとするーーー鎖で引きづって。

 

「おい!引きづんな!離せ!」

「うっせぇな。テメェにあれこれ言う権利はねぇんだよ。テメェらも行くぞ」

「「「うーす!」」」

 

一海は三羽ガラスを引き連れて葛城の元へ行く一海。

 

「おい!離せ!おい!おぉぉぉぉい!!」

 

ーー1名の意見を完全に無視しながら。




カズミンが勝ったので次回のクローズのあらすじはカズミンの物になりました。*\(^o^)/*バンザーイ

募集等はまだまだしていますので、よろしくお願いします!

さて、次回は互いを知ってもらいましょう。一海と龍我がマトモな会話です!

第21話 一海と龍我のコミュニケーション
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