INFINITE・GREASE   作:オーマピジョン

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一海「猿渡一海はISを動かしてしまい、三羽ガラスと共にIS学園に入学するとこになる。内海成彰から自身がネビュラガスの注入実験を受けた事を知り、注入実験を強制させた組織を追うために難波重工に協力する事を決心する」

楯無「ちょっと、一海くん。練習するからさっさとあらすじ終わらせなさい」

一海「ゲッ、更識先輩!?」

楯無「人が来ただけで嫌がらないの。ほら、早く準備!」

一海「いや、でもオルコットや一夏とクラス代表を決める為の勝負までの間に更識先輩とISの練習をする事を言わないと……」

楯無「今言ったじゃない!さぁ、練習を始めるわよ!」

一海「ちょっ、待って!プリーズ、ウェイト!だっ、第4話、始めるぞ!」

楯無「ほら、いくわよ!」

一海「っぎゃああああ!!」


決着のベルが鳴る

クラス長決定戦前日。

俺は部屋で伸びていた。シャワーを終えた聖吉がタオルで髪を拭きながら俺の元へ来た。

 

「カシラ、ここ1週間どっか行って帰って来て力尽きる事多いけど、どうかしたの?」

「自称最強から厳しいシゴキを受けたんだよ……グフッ」

 

聖吉が心配しているので、返事をするがすぐに体が悲鳴を上げてしまう。

一週間前に2年の更識楯無先輩と一緒にISの練習をする事になった。……までは良かった。あぁ、本当に良かった。問題は練習の時だ。問答無用でボコボコにするし、着替えをしていたらいつの間にか更衣室に侵入していていじってくるし、無理矢理晩メシを一緒に食べて女子から視線を浴びまくりたり。SAN値直葬とは正にこの事。だが、ISはそれなりに動かせるようにはなった。そこはありがたい。

 

「にしても凄かったな、一夏のIS」

「しろしき……だっけか?」

「違うよ、青ちゃん。白式!」

 

勝が今日の出来事を話しだした。修也も話に参加するが、どうやら間違いがあったらしく、聖吉に訂正されていた。

今日、一夏VSオルコットの試合があった。序盤はオルコットが優勢だったが、一夏のISが一次移行だっけか?をして逆転!……と思いきや、機体の欠点に気づかず、一夏の負けと言う結果になった。明日は俺とオルコットの試合。練習は沢山、文字通り死ぬ程した。胸の奥で何かが燃える感覚がする。

 

「見てろよ、オルコット……一泡食わしてグフゥ」

「「「カシラーー!?」」」

 

今夜は安静する事を固く誓った俺でした。チャンチャン。

 

***

 

第三アリーナのピットで俺は準備体操をしていた。俺に専用機は無い。なので訓練機のラファール・リヴァイヴに乗る事にした。

 

「あら、準備万端なのね。お姉さんが手解きしてあげようかと思ったのに」

 

条件反射で背筋がゾクッとした。ゆっくりと後ろを向いてみる。後ろには見慣れた人物がいた。

 

「やっぱり先輩デスよねー」

「えー、もっと喜んでも良いのよ?」

 

更識先輩だ。また茶化しに来たのかと思うと少し気が重くなる。と言うか、この人俺に構い過ぎじゃね?

 

「俺、これから自分のプライド賭けて戦うんだよ。すみませんけど、今は先輩に構えねェ」

「ぶー、そんな事言われるとお姉さん傷付いちゃうぞー」

 

わざとらしい態度で抗議する先輩だが、すぐに笑顔に戻って立ち去ろうとする。しかし、突然ピタリと立ち止まった。

 

「あ、そうだ。一海くん、頑張ってね」

 

ウインクをしながらそれだけ言って先輩はピットを出ていった。……少し可愛いと感じてしまった。ぐぅ、美人なのは事実だからなぁー。

 

「さて、と」

 

俺はラファールを装着すると、ゲートから出撃した。

 

***

 

「待たせちまったな、オルコット」

 

首をグルグルと360度回しながらオルコットに謝罪をする。オルコットは青い自身の専用IS『ブルーティアーズ』を纏いながら待ち構えていた。

 

「いいえ、問題はございませんわ。その……一海、さん」

 

……聞き間違いだろうか。今オルコットが俺の事を一切罵らずに普通に許してくれたのだが。てか名前で呼んでるし。構わんが。

 

「どうかしたかお前?変な物食ったか?」

「そ、そんな事ございませんわ!ただ……貴方や三羽ガラスの皆様に酷い事を言ってしまったのは事実なので、謝ろうと思っただけです!」

 

もしかしたら、一夏との戦いをキッカケに改心したのだろうか。嬉しい誤算である。これで心置き無く戦える。

 

「おう、俺こそ強く言ってしまったな。スマン」

「いえ、大丈夫です。一海さん、本気で行きますわよ!」

 

俺は「おう!」と答えながら難波重工製のアサルトライフル『セーフハートライフル』を構え、オルコットもレーザーライフルの『スターライトmkIII』を構える。

 

「先手必勝だ!」

 

ライフルから乾いた音が連続で鳴り響き、弾丸がオルコット目掛けて飛んでくる。だが、彼女は代表候補生。弾ぐらい容易く避ける。

 

「お返しですわ!」

 

スターライトからビームが射出された。しかし、会長の攻撃に比べたら……

 

「遅せぇ!」

 

すかさずそれを避けた俺は射撃しながらオルコットに接近していく。

 

「くっ……ならばこれを!」

 

すると、青いビットが浮遊して、俺を囲みだした。ビットは俺を狙ってビームを放ち続ける。しかし、俺はそこまでヤワではないと自称しよう。ビットの攻撃を次々と避けながら接近する。ブルーティアーズは接近が苦手。それは一夏との勝負で明らかになった。ならば、それを最大限に活かすまでだ。セーフハートライフルにはブレードが付いていて、それで物理攻撃は可能だ。こちらの優勢に出来る。

 

「なら、ミサイルで!」

 

腰についているビットは弾道型。つまりミサイルだ。だが、これぐらい避ける事はできる。俺はすぐにそれを避けるが、俺の元に光の塊がコチラに接近していた。

 

「何ッ!?」

「貴方の避け方はもう読めましたわ!」

 

ビームは俺に直撃……する前に体を無理矢理捻って避けようとするが、背中に掠り、俺の体は地面を転がり回ってしまった。

 

「「「カシラー!!」」」

 

三羽ガラスの声が聞こえる。アイツらは今、俺の為に必死に応援してくれている。アイツらの思いの為にも俺は勝たなければいけない。

心の奥底が熱くなるのが感じた。あまりの熱さに感情が高ぶり、興奮しそうだ。ーーーあぁ、俺はきっと、この感覚を望んでいる。貪欲に求めている。そしてーー

 

「……コレだ」

「ッ!?立ち上がりますの!?」

 

俺はゆっくりと立ち上がる。オルコットは驚くが、即座に反応していた。ビットも何時でも動かせる状態にしてある。

 

「こんな戦いを、俺は望んでいたんだよォォォォォ!」

 

俺はラファールのスラスターを全快にすると、ライフルを連射しながらオルコットに特攻を仕掛ける。オルコットはビットを操作して、俺を狙い撃った。俺はそれを避けると、それをブレードで切り捨てる。

 

「足りねぇ。そんなんじゃ足りねぇよ!」

「何で興奮してるんですかこの人!?」

 

俺のナニカに戦慄しながらオルコットはビットを2つ差し向ける。俺は片方を蹴り落とすと、片方をライフルで撃ち抜いた。

 

「興奮!」

 

蹴り落としたビットをブレードで刺す。後ろでビットが俺を狙っていたが、刺したビットを投げつける事で攻撃を防いだ。

 

「激昴!」

 

地面をスライディングで滑りながら最後の1つをライフルで撃ち抜いた。

 

「歓喜ィ!もっと俺を熱くしてみせろォォォ!」

 

熱い。胸に宿る熱さが止まらない。今の俺の心が、炎で燃え盛っていた。そして、本能が叫び続ける。「倒せ!」と「潰せ!」と!

 

「行くぞゴラァ!」

 

俺は加速をすると、オルコットに斬りかかった。もうビットは無い。ここでキメる!

 

「まだ終わりませんわ!」

 

オルコットは弾道型のビットを地面に放つと、ミサイルは俺とオルコットの足元で爆発し、黒い煙が巻き起こった。

 

「ッ!?ミサイルを煙幕替わりに……!?」

「終わりですわ!」

 

反応しようとするが、時すでに遅かった。スターライトからの近距離射撃が俺を襲った。

体が浮き、地面にバウンドしながら吹き飛ばされる。ラファールのシールドエネルギーは尽きてしまった。

 

『試合終了。勝者ーーセシリア・オルコット』

 

ISを着けたまま寝転がる。空は青く、雲は白く、太陽は輝いていた。心の火は消えて、興奮から落ち着いたが、俺の心は今の空のようにスッキリとしていた。

 

***

 

「いやー、惜しかったな」

「カシラのヤツ、暴れておきながら何で負けてんだよ」

「でも、カシラすっごくカッコよかったよね!」

 

三羽ガラスは勝負の感想で盛り上がっていた。現在3人は一海の帰りを自室で待っていた。

 

「カシラってやっぱ凄いよね……凄く遠くの人に感じてきちゃった」

 

黄羽がそう言うと、赤羽と青羽は黙ってしまう。

一海がネビュラガスを注入されていた事、一海がISに乗れる事、そして一海が1人で戦える事。それが三羽ガラスに複雑な心情を与えていた。

 

「……なぁ、黄羽。お前、前にネビュラガスの注入実験を受けるって言ってたよな?」

「言ってたけど……青ちゃん、それがどうかしたの?」

 

青羽が黄羽に一海と内海の話を盗み聞きしていた時の事を話し出す。青羽は立ち上がると、赤羽と黄羽の前に立った。

 

「俺達も受けようぜ、ネビュラガスの注入実験」

 

2人の表情がポカンとほおけた物になる。黄羽が先にハッとなり、明るい表情になった。

 

「ホントに!?やったぁ!」

 

黄羽がぴょんぴょんと跳ね回る。赤羽はポカンとしたままでいた。多分理解していない。

 

「それってさ、カシラの力になれるって事だよね!」

「そりゃそうだろ。カシラには良いとこばっか取らせはしねぇ」

 

黄羽の質問に青羽がノリノリで答える。黄羽の質問に赤羽は漸く理解出来たのか、「よし!」と立ち上がった。

 

「そうとなったら今度内海さんに相談するか!今俺達がカシラにできる事をしようぜ!」

「「おー!」」

 

一海の知らない間に三羽ガラスは前進をしようとしていた。

 

***

 

翌日

 

「一年一組代表は織斑一夏くんに決定です。あ、一繋がりで語呂がいいですね!」

 

山田先生の言葉に一夏は驚愕していた。女子は大騒ぎし、三羽ガラスの3人も「おめでとー」と拍手していた。

 

「俺、負けましたよね?」

 

一夏が山田先生に聞いてくる。まぁ、そうだろうな。オルコットの全戦全勝で終わったはずなのに、一夏がクラス代表になってるからな。

 

「私が辞退したからですわ!」

 

オルコットが自慢げにそう宣言した。オルコットよ、自慢げですまないがそこまで堂々と言うような内容では無いぞ。

 

「じゃあ、一海はどうなんだよ!アイツは俺と成績は同じじゃないか!」

「一夏がクラス代表の方が勝率上がるだろ?専用機だから。俺持ってないし」

「そ、そんなぁ。酷いよカズミン……チクショー!!」

「困った時だけカズミン言うの止めろ」

 

こうして、一夏がクラス代表になる事になった。ドンマイ、一夏。慰めはするぜ。

 

***

 

「………」

 

内海成彰はタブレットの画面を見て深く考え込んでいた。タブレットにはとある人物の状態や数値が映っていた。

 

「ハザードレベル3.5……まさかここまで数値が上昇するとはな」

 

ハザードレベル。ネビュラガスを注入された者に対して使う数値。その数値が高ければ高い程が利点があるし、強くなれる。

内海は携帯を取り出すと、ある人物に電話をかけた。

 

「私だ。内海だ。猿渡一海のハザードレベルはISでの戦闘でも上昇する事が分かった………あぁ………あぁ、分かった。引き続き猿渡一海の事を任せる」

 

内海は電話を切ると、他の仕事に取り掛かった。すると、隣に麻耶が座る。

 

「お疲れ様です、内海先生」

「お疲れ様です、山田先生」

 

麻耶の言葉に内海は機械的に答えた。麻耶は頬を膨らませた。

 

「ダメですよ内海先生。そんなぶっきらぼうに返事しちゃ!生徒が困っちゃいますよ!」

「自分は生徒に好かれるために教師をやっているのではないので問題は無いかと」

 

内海は「またか」と内心思いながらメガネをかけ直しながら答える。麻耶の頬の膨らみが増した気がした。

 

「それがダメですよ!生徒が安心して生活出来るように協力するのも教師の役目ですから!」

「……分かりました。善処しましょう」

 

内海は諦めて頷くと、麻耶は満足して自身の仕事に戻る。内海は内心難波に帰りたいと強く思いながらメガネをかけ直した。

 

***

 

「と言う訳で、織斑くんクラス代表決定おめでとう!」

『おめでとー!』

 

寮の食堂にて『織斑一夏クラス代表就任パーティ』が開かれていた。俺や三羽ガラスの3人もこのパーティに参加していた。3人はクラスに馴染めており、オルコットとも仲直りしていた。一夏は完全に諦めていた。一夏、長い物には巻かれとけ。今回だけで良いから。

 

「はいはーい、新聞部でーす!」

 

クラスの一同が盛り上がる。新聞部、多分男子組を取材しに来たのだろう。俺もされるのか。

 

「あ、私は2年の黛薫子。新聞部部長やってるよー」

 

……2年?これは丁度いい。更識先輩の事を聞いといておこう。悪い事は無い。だが、まずは取材だ。

 

「男子の皆!……って言っても取材するのは3人だけなんだけどね」

 

どうやら、ISを動かせる男子だけらしい。トップバッターは重要だ。どれだけ上手い事話せるかが鍵になる。

 

「一夏、お前最初な。クラス代表だし」

「えぇ!?……まぁ、それなりに、頑張ってみようかなって思っています」

 

うわ、コメント薄ッ。もっと言う事あるだろ。これからの目標とか、色々。

 

「えー、もっとコメント欲しいのに〜。しょうが無い、じゃあ猿渡くん!」

「俺っすか?えーと、俺だけじゃなくて、三羽ガラスの3人の事もよろしくお願いします。いいヤツらなんで」

「おー、子分想いなんだね!理想の上司!」

 

いや、別に3人の上に立ってふんぞり返っているつもりではないが。理想の上司か、なんか嬉しいな。

 

「じゃあ、氷室くん!」

「僕の番ですか。……男子が少なくて心細く感じていましたが、皆さん優しくてとても安心出来ました。皆さんの恩返しが出来たらいいなと思ってます」

「キャー!イケメン!」

 

またイケメン氷室がイケメンしてやがる。周りのクラスメイトの女子もキャー!と盛り上がっていた。

全員の男子の取材が終わった所で俺は黛先輩に近づく。

 

「あの、黛先輩。更識先輩について聞きたいんですけど……」

「ん?たっちゃんの事?あ、そっか、猿渡くんたっちゃんにISの乗り方教えて貰ってたもんね」

 

黛先輩は更識先輩と仲が良いのだろうか。黛先輩はあだ名で呼んでいた。黛先輩は考える様な素振りをしている。

 

「うーん、今言えることはたっちゃんは生徒会長って事かな」

「せっ、生徒会長!?あの人たらしが!?」

 

俺が驚いて反応すると、黛先輩は笑いだした。

 

「あははっ!猿渡くん面白い反応するね。て言うか、知ってる事前提で言ったんだけどなー」

 

黛先輩は意外そうな顔で俺を見つめる。まぁ、生徒会長なのだから顔はそれなりに知れ渡っているだろう。……にしても意外だ。あんな無邪気な人が生徒会長だったとわ。

 

「後はたっちゃんにでも聞いてみたら?言ってくれるかは保証しないけど」

「そんな丸投げな……まぁ、そうしてみます」

 

黛先輩は「グッドラック!」と言いながら食堂を後にした。今はパーティを楽しもう。更識先輩の事は後で調べればいい。

 

***

 

「♪〜♪〜」

 

陽気に鼻歌を歌いながら俺は部屋へと向かっていた。パーティは大盛り上がりで終わり。各自自由解散となった。三羽ガラスはどうやら用事があるらしいので俺は先に帰る。

見慣れたドアの前に立つと、すぐにドアノブを捻って開けた。

 

「ご飯にします?お風呂にします?それとも、わたし?」

 

バタン

 

……今何か見えた。詳しく言うと肌割合多めのエプロン姿の更識先輩が。何かの見間違いか幻と信じてドアを再び開けた。

 

「わたしにします?わたしにします?それとも、わ・た・し?」

 

選択肢が消えた。正確には一択を3回言った。見間違い等ではなく、更識先輩が裸エプロン姿で俺の部屋にいた。ーーーいや、待て。二段ベットが消えている。部屋番号を確認するが、確かに俺達の部屋だ。

 

「えっと……更識先輩。何してるんすか?」

「え、何って、猿渡を歓迎しようとエプロンを着てーー」

「何もその格好でエプロン着るかフツー!?」

 

本音が飛び出していまう。て言うか、まだ疑問解決出来てない。

 

「そもそも!何で更識先輩がいるんですか!」

「え?内海先生の判断で三羽ガラスの代わりに私が一海くんと一緒の部屋になったの」

 

何故だ内海さァァァァァん!!??頭を抱えてその場にうずくまる。何か、今日1番のショック。

 

「そもそも、変わってまで相部屋になる必要無いんじゃ無いですか?」

「内海先生から聞いたけど、貴方が特異体質で外部からの干渉を受ける可能性があるから面倒見てあげてって……」

 

特異体質とは、多分ネビュラガスの事だろう。いや、確かに更識先輩は専用機持ちで物凄く強いが、流石に相部屋にする必要は無かっただろうに。

 

「それにー」

「それに……なんだ?」

 

更識先輩はイタズラっぽい笑みを浮かべながら上目遣いになる。更識先輩可愛いし、豊かな胸の谷間が見えてしまってドキがムネムネしてしまう。

 

「キケンな貴方とキケンな生活……なんて面白いじゃない♪」

 

いや、コチラにとってはただのはた迷惑です。本当に、本当にありがとうございました。ちょっぴり背中も見えて、その柔らかそうなお尻は水色の水着に包まれていてーーーって、

 

「水着エプロンかぁぁぁい!」

 

その場に跪いて悲鳴に等しい声を上げた。更識先輩はそれを見て大笑いしている。

 

「あれー?一海くんそっち期待してた?ププッ」

 

敗北感が半端無かった。やっぱり俺はこの人だけには適わない。

 

「あーもう、畜生!寝る!」

「あー、拗ねた」

 

拗ねてない!と我ながらあからさまに拗ねてるような返事をしながら俺はベッドにダイブした。

 

内心、水着エプロンもそれはそれでアリかなって思いながら。




とりあえず1巻の半分はこれで終わりです。
次回はセカンド幼なじみの登場です。この調子だとグリスに変身させるのも早く出来そう。

あと、Twitterを初めました。小説の事とか、色々な事を話そうかなって思ってるので、物好きな方はフォローしてくれると嬉しいです。
@InfiniteGrease

では、次回予告へGO

***

次回、INFINITE・GREASE!

鈴「中国代表候補生、鳳鈴音」

一夏のセカンド幼なじみ、現る!?

楯無「ようこそ、生徒会へ」

一海、生徒会へ!

「死なねぇように頑張れ、一夏」

そして始まる、クラス代表戦!

第5話 セカンドがやって来る
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