まべるんと申します。
まず一言、言わせて頂きます。
私は夢月が好きです。(真顔)
そしてなんやかんやあって、こんな物語があったらいいなと思い、この物語を書き始めました。
記念すべき1話、と言いたいところですが、内容が、言葉が悪いですが少し残酷になってしまいました。それでも大丈夫と言っていただける方はあたたかい目で更新が遅れる(または続かない)かもしれませんが、読んでいただけると嬉しいです。
「……っあ、…助け…!?」
私は食べ物を追っていた。どうやらこの食べ物は人間と言うらしい。
私とほとんど体型が似ている生物だ。思ったより人間はうまい。もしかしたら私も人間で、実は美味しいのだろうか。
「おっ…お前、一体何者…?」
「…?ふーん、やっぱ人間って喋れるんだね。てっきり前出会った人間が賢いだけだと思っていたけど、人間は話すのが当たり前なのか…。ありがと。勉強になった。」
私は昔、人間と出会ったことがある。私は当時言葉を知らなかった。だが、人間は言葉を話していた。
私はその時余りにも空腹だったので、人間を喰らった。そして、その人間は本を持っていた。今思えばその本は子供が言葉を勉強するための本で、本を開いたら私に対して徹底的に言葉を教えてきた魔法アイテムだった。
一瞬、壊してしまおうかと思ったが、本の言うとおりにしてみると、言葉を習うというのは意外と面白いものだった。
さらに文字を読み書き出来るようにもなった。そして今では人間と会話をすることができる。
「お、お前、名前は?…帰ったら絶対、お前みたいなやつがこの森にいるって…マスター に訴えてやる……ぐはっ!?」
「…知る必要はないわ。だってあなた、もう死ぬし。というかますたーって何?
……関係ないか。そうね、私は夢月。ま、本当の名前かは知らないけど。それじゃ、『おやすみなさい。』」
私はこの人間の首に手を伸ばす。そして、思いっきり___________。
この出来事終わったあと、夢月のもとに人間がたくさん訪れた。だが、夢月にとっては
それはご馳走が歩いてきてくれたようなもの。
そしてその日のうちに1つのギルドが潰れ、人間の世間ではとてつもないニュースとなった。
そしてついには『森に潜む最凶の悪魔退治』という100年クエストに値するくらいの大きな規模のクエストができたことは、夢月は知る余地もなかった。
困った。私は今由々しき事態に陷っている。最近、この森に人間が来なくなった。これは私にとってとても重大な問題である。食べ物がないのだ。昨日までは仕方なくうさぎなどの動物を食べていたが、ついに食べ尽くしてしまった。かろうじて木の実はあるのだが、お腹いっぱいとまではいかないだろう。
そろそろこの森から出るのもいいかもしれない。恐らく外には人間が山ほどいることだろう。
「…おっと。」
想像していたらついヨダレが出てしまった。これはもう実行するしかないだろう。きっと私が知らない知識もあるだろう。私は早速準備に取り掛かった。
次の日
目が覚めた。私は朝食にしようと木の実を取る。だが、やはり満腹にはならない。私は仕方なく違う木を探すため
この木を降りようとしたところで……
「……!___アハ。」
人間の気配を感じ取った。
_________________
「最凶の悪魔退治か。一体どんな奴なんだろうね…。噂によれば1人で1つのギルドを潰した化け物のようじゃん。まあ、そのギルドは闇ギルドだったから、俺たち人間にとっては都合が良かった…。そこまではいい。だが、その後一般人も消えると聞くからなあ…。無差別殺人か?」
そんな言葉を発した彼の名はギルダーツ。妖精の尻尾、フェアリーテイルの魔道士である。ギルダーツはこの仕事の依頼人に指名され、この森の中に来た。
「情報はこの森に入った奴は生きて帰ってきたものはいないからなし……いや、生きて帰ってきたものはいないというのが何よりの情報だな。」
「……おじさん、だぁれ?」
ギルダーツは後ろにかかってきた言葉に咄嗟に振り返る。
「…あれ?だれもいねえ。」
「下よ。下。」
「え、……うおっ!?」
ギルダーツの足元には、金髪の青いワンピースを着た10歳ぐらいの少女がいた。
もしこれが街中なら普通に接することができた。だが、この森では余りにも不自然すぎる。
親と離れてこの森に迷い込んでしまったのだろうか。だとしたら安全を優先して1度この少女を外に出さなければならない。だが、もしこいつが最凶の悪魔だったら、少女の皮を着てこちらを油断させようとしているのかもしれない。ギルダーツはそう考え、警戒心を強くしそのことが少女にバレないようにフレンドリーに話しかける。
「やぁ、嬢ちゃん。ここはこわーい悪魔がいる森なんだ。どうしてここにいるのかい?迷い込んでしまったのかい?名前は?両親はどうしたんだい?」
「…悪魔?なにそれ。私は夢月。それよりもあなた……人間だよね?」
「ッ!?」
ギルダーツは咄嗟にこの少女から距離を取った。この少女の目つきがいきなり変わった。間違いない、こいつが最凶の悪魔だとそう感じ取った。
「……チッ。」
ギルダーツが先程いたところには、少女の腕が。恐らくギルダーツの体を貫こうと思ったのだろう。
「…確か、夢月ちゃん、だったな。嬢ちゃんは一体何者かな?」
「失敗……せっかくのご馳走が自分の目の前に立っていたのに…。」
夢月はギルダーツの問いに答えなかったが、夢月は人間を食べ物として扱っている事がわかった。
「オイオイ、夢月ちゃん、人間は美味しくないぞ?もっとおいしいのなんてこの森出たらたくさんあるだろう?」
「あら、人間って私が食べてきた中では1番美味しかったのだけど、もっと美味しいのなんてあるの?」
「あぁ!そりゃもうたくさん!」
ギルダーツがそう言った途端、夢月の方がピクっと揺れた。
(まさかこいつ…人間以外食ったことないのか?)
そう考えた瞬間ギルダーツは1つの案を考えた。これは仮にも100年クエスト。この少女とやりあったら無傷ではすまない可能性がある。だが、無傷で解決できるかもしれない。
「なあ、夢月ちゃん。」
「…何。」
「こんな森から出て、人間より美味しいもん食べに行かねーか?」
「!」
どうやら効果抜群らしい。
「ただし、1つ条件が。」
「…その条件は?」
「もう人間を喰ってはいけない。どうだ?」
「…_________________。」
この出来事があってから30分後ギルダーツと夢月が森から出てくるのが確認された。