吉井明久に憑依してしまったので、原作みたいな扱いにならないよう、頑張る。   作:はやえもんさん

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第八問目/始業式 運命の始まり?

「どうやら、僕もAクラスみたいだよ、優子さん」

 

「うん、良かった…本当に。明久君、努力し続けたもんね」

 

「うん」

 

「凄いじゃないか、吉井。お前は去年の後半からの伸びが凄かったからな。まあ、何にせよおめでとう、吉井。Aクラスに入ったからと言って、勉強は怠るなよ?」

 

「勿論、分かってます。それに西村先生も、僕の勉強みてくれたじゃないですか」

 

「ああ、そう言えばそうだったな」

 

「西村先生は、教え方が上手いから分からない所でも直ぐわかるようになったんですよ」

 

「そうか、それは良かった。俺も生徒の役に建てて、本望だよ」

 

「はい。じゃあ僕たちはそろそろ行きますね。行こう、木下さん」

 

「ええ」

 

どうも、明久です。以前はテストやらなんやらでテンパっていたおかげか、思考がおかしくなっていたみたいです。

 

でも、僕の1つ目の大きな目標は達成する事が出来たかな。勿論、僕がAクラスに入っただけでは、すべての解決には繋がらないからね。

 

まあ、そこはこれから頑張っていきたいとおもいます。

 

「明久君、速く行こっ♪」

 

「どうしたの?随分、嬉しそうだね」

 

「んー、まあ秘密、かな」

 

本当、どうしたのだろう。…ああそっか。僕の緊張が解けたから、素直にAクラス入りが嬉しくなったんだね。

 

「ふーん。そういえばまだ優子さんにおめでとうって言って無かったね」

 

「あら、ようやく気付いたかしら」

 

「ようやく気付いたよ。Aクラス入り、おめでとう優子さん!」

 

「うん、ありがと」

 

「じゃあ、おめでとうも言った事だし、そろそろ僕等の教室に行こうか」

 

「ええ」

 

想えばこの一年間、様々な事があったような気がします。話せば長くなりますが、本当に色々有りましたね。

 

でも今僕はこうして、ここにいる。Aクラス入りだってする事が出来た。それだけでも十分ですよね。

 

まあ、物語は正に始まったばかりだから、不安ごとは消えないんですけどね。

 

Aクラス、きっと雄二達、驚くだろうな。雄二達とは去年、あんまり遊べ無かったけど、今年はいっぱい遊べるかな。あんまり、というか全く勉強して無かったから、きっとFクラスだろうな。試召戦争が楽しみだよ。

 

おっと、長話もほどほどにしとか無いとね。

 

「ここが、僕たちのクラスだね…」

 

「デカすぎるわよ、これ」

 

本当にデカイな、思っていたよりずっと。文化祭とか、教室全部使いきれないんじゃないの。

 

「あはは…まあ、入ってみようよ」

 

「そうね」

 

ガラガラ

 

「へえ、中はもっとすごい事になっているんだね」

 

「もう、ホテルじゃない」

 

「うん、何か通ずる物があるよね、机はあのシステムデスク?」

 

「何からなにまで豪華ね」

 

「まあ、取り敢えず座ろうよ。席はきっと決まって無いみたいだからさ」

 

「そうしましょうか」

 

そう言って、僕達は座る。

 

 

◆◆

 

 

数十分後、担任と思われる、先生が入ってきた。

 

あれは確か、才女とかで有名な高橋先生だよね。うわ、やっぱ綺麗だな~ でもこんな先生が天然入ってるていうのが凄いよね。しかもかなりの。

 

「では、これからHRを始めます。私は2学年主任兼、Aクラスの担任の高橋です。皆さん、1年間よろしくお願いします。では、端から自己紹介をお願いします」

 

『はい、今年からAクラスで……』

 

自己紹介、始まりましたね。多分これから関わってくるメンバーは全員居ますよね。

 

……まあ、大丈夫でしょう!面倒臭いので、気にしない事にします。

 

もともと僕自体、イレギュラー見たいな物なんだから、本来と違って当然!

 

おっと、どうやら僕の番ですね。随分早く感じたのですが。

 

「吉井明久です。呼び方は皆さんの好きな様にして下さい。あ、でもあんまりおかしいのは無しで。まあ、皆さんこれから1年間よろしくお願いします」

 

なんかいらない事まで喋ってしまった様な。

 

そしてその後も自己紹介は続いていきます。

 

 

『大ありじゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!』

 

!?うるさ!!旧校舎からこっちまで聞こえるってどんな声ですか?Aクラスの皆も唖然とした顔をしているし。原因はFクラスだな。きっとこれから試召戦争を始めますね。姫路さんもいないみたいだし、きっとFクラスに入ったんだね。

 

「では、最後に代表の方、お願いします」

 

「…霧島翔子、よろしく」

 

あ、いつの間にやら終わってた。ちゃんと聞いてた人、ほとんどいないや。っていうかさ霧島さん、自己紹介それだけ?!高橋先生も突っ込んでよ!

 

…あの先生には無理ですか。わかってました、何処か抜けてるもんなぁ~高橋先生って。

 

「では自己紹介も済んだところで、早速授業を始めたいと…

 

「2学年主任高橋先生、学園長がお呼びです。学園長室までお越しくださるよう、お願いします」

 

…私が戻るまで各自、自習をしていて下さい」

 

いきなり呼び出しなんてどうしたんだろう。そんな大事な要件なのかな?

 

と、僕がそんな事を考えていると、優子さんに話しかけてくる人がきた。

 

「ハロー、優子」

 

「あら、愛子じゃない。どうかしたの?」

 

どうやら工藤さんの様ですね。工藤さんは、一年の終わりの頃にやはり編入生としてこの文月学園に来ました。

 

そんな工藤さんは優子さんに様があるらしいですが。ちなみに僕は会うのは、始めてなんですけど。

 

と、工藤さんはそんな僕の視線に気付いたらしく、こちらに話し掛けてきた。…浮かべている笑顔が眩しいな。

 

「吉井君、始めまして!工藤愛子だよ☆えと、私の事は優子から聞いてるヨネ?」

 

「うん、何回か聞いたよ。ボーイッシュな感じのおもしろい子がウチのクラスに編入してきたって。よろしく、工藤さん。確か去年の後半に編入して来たんだっけ?」

 

「そうだよ、よろしくね。それにしても優子ったらそんな風に私の事を吉井君に言っていたなんて~私、そんな子じゃないヨ?」

 

「な、そんな風って本当にそんな風だからそう言ったんでしょ!」

 

工藤さんは意地の悪い笑みをうかべて、僕との挨拶もそこそこに優子さんと本題であろう事を話し始めた。何故か僕には聞こえない様に。

 

「で優子さぁ、本題なんだけど、優子ってもしかして………………………なの?」

 

「………」

 

「だんまりしないでよ。無言は肯定と受け取っちゃうよ?」

 

どうやら女子だけの特権である恋愛女子トークをしているみたいだね。…恋愛トークだと?まさか、木下さんには好意を寄せている男がいると言うのか?!お父さんは不純異性交友だなんて認めません!?そんなの不潔です!!

 

…はあ、もし本当だったらキツイなぁ。くそっ!相手が憎い!僕がもっとイケメンなら!今ならそいつを呪い殺せそうだ。

 

「ねえ、吉井君」

 

と、そんな事を考えていたら不意に話しかけられた。

 

「何かな?」

 

「優子の事、どう思う?」

 

「どうって、優子さんは優子さんで普通にかわいいと思ってるけど」

 

「へぇ~、うん!よ〜くわかったよ!ありがとね☆」

 

「?うん」

 

「…何の話?」

 

「うわっ!ってなんだ代表かぁ〜、びっくりさせないでよも〜」

 

どうやっているんだろうね、これ。ほんと怖いんだけど……

 

「…あなたは?」

 

「あ、僕?僕は明久。吉井明久って言います。一年間よろしくね」

 

「…よろしく」

 

霧島さん、綺麗だけど相変わらず無表情だな。

 

 

 

簡単な自己紹介も終わり、僕ら4人で話をしていると、教室の外から、怒号とも取れる声が聞こえてきた。

 

 

別に聞くほどの事でもないので割愛。

 

 

どうやらFクラスの下克上のための試召戦争が始まったみたいだね。

 

 

◇◆◇

 

「ねえ優子、代表、2人とも私の席に来てもらってもいいかな?」

 

どこからか怒号が聞こえてきてから数分後、愛子が話し掛けてきた。どうやら私達に様があるらしい。

 

「いいわよ」

 

「…(こくり)」

 

「吉井くんもここで待っててもらって良いカナ?」

 

「全然大丈夫だよ。じゃ待ってるね」

 

そう言うと明久くんはクラスの人との挨拶を交わす為か他の人に話し掛け始めた。

 

う~まだ明久くんと話していたかったのに~

 

いくら愛子にばれたとは言え、そこまでぞっこんなの?!と言われるのはいやだからね。

 

「ねえ、優子」

 

「なに?愛子?」

 

「いつから吉井くんの事が好きなの?」

 

「いつからって、それは…」

 

…あの一件の時からだけど、いちいち説明するのも面倒だし、去年からって事にしておきましょうかしら。

 

「……去年から」

 

「へえ~じゃあ結構長いってことなんだね☆」

 

「そ、そうなるのかしら」

 

あーもう!恥ずかしい!!何で私こんな素直にいってるのかしら?たくもう…

 

「そんなこと言う愛子はどうなのかしら?確か保健体育で同じ位の点数をとっていた、土屋くんとやらが気になるとか言っていた様な〜?」ジー

 

「もう!今日はそう言う話じゃ無くて、優子の恋を応援してあげようと思って、集まって貰ったんだよ~」

 

「…私も応援するの?」

 

「名に言ってるの代表?勿論に決まってるでしょ♪それに彼…吉井くんはかなりのにぶちんさん見たいだからね☆」

 

「そりゃあ応援してくれるのはありがたいけど、具体的にはなにするの?」

 

結局気づかない気がするんだけど…

 

「…それなら、吉井に意識させるようにすればいい」

 

「?どうやるのカナ?」

 

「…近くで優子の好きな子のことについて話したり、吉井に優子についていろいろ聞いて見たり、色々できる」

 

へえ、あの短時間でここまで考えるなんて代表かなり頭回るわね。まあ、伊達に学年主席をやっているって訳じゃないみたいだわね。

 

そうだ、ここで私と愛子と代表の関係について簡単に説明しとくわね。

 

私達3人は1年の頃に同じクラスで席が近かったことと、お互いに気が合うって事でよく喋る様になったわね。それこそ今の会話みたいな感じに。

 

で、2年になって3人またいっしょになったからこうして、また集まれる事になったって言うことね。

 

まあ余談はこの位にしといて、愛子が言うこと上手くいけばいいけど……




どうもです。

まず一つ注意事項があります。翔子はまだFクラスに毒されていないので、まともな事を言っています。

これだけはご了承下さい、お願いします。

最後に皆さんお気付きだと思いますが、この小説は作者の自己満足で書かれています。ですので更新速度に関してもどうしても書きたい時に書くという事になっています。できる限り速く更新出来る様にしたいと考えていますが、遅れてしまう場合もあるのでご了承下さい。

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