スーパーロボット大戦OGs~獅子の牙~   作:Mk-Ⅳ

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Mk-Ⅳ「設定に続いて本編も投稿します!」
イサム「生きていやがったか…。つうかこのパターンでやってくのか?」
Mk-Ⅳ「その方がおもしろそうだからね!」
イサム「さいですか」
Mk-Ⅳ「冷たいなぁ、私泣いちゃうぞ!」
イサム「やっぱうぜえわコイツ」
Mk-Ⅳ「そんなこと言うと身長バラしちゃう「フン!」ゾゲラ!」
イサム「そのまま寝てろ。それでは本編をどうぞ」


第八話

伊豆基地 屋上

 

「(連邦は苦戦し日本が戦場になるのは時間の問題か…)」

 

DCは宣戦布告後、新型機動兵器”アーマード・モジュール”(AM)とそれを運用可能な潜水母艦、陸上戦艦、空中戦艦を投入した電撃作戦で戦局を有利に運んでいた。

 

「俺の力でどこまで守れるんだろう…」

 

南極での戦いを思い起こしながら拳を握り締めるイサム。

その時、ドアが開く音がした。

 

「ん?」

「あっ…」

 

ドアの方を振り向くと以前廊下でぶつかってしまった少女が立っていた。

 

「君は…」

「……」

 

イサムが話し掛けようとすると少女は怯えるように後ずさってしまう。

 

「えーと、俺はイサム・トウゴウ。君は?」

「……」

 

とりあえす自己紹介をしてみるも、怯えたままの少女。

 

(どっどうする!?どうしたらいいの!?くそ!こんな時イルム兄ならどうする!?)」

 

同い年の女性と話したことが殆どないイサムは、兄貴分の女たらしを思い出そうとする。

 

(ダメだ!どれも失敗するビジョンしか思い浮かばねえ!つくづく役に立たねえな!)」

 

悶絶しながら相変わらず酷い言い様であるが、一応慕ってはいるのである。

 

「大…丈夫…?」

「え?あ、はい大丈夫です」

 

余りの悶絶ぶりに心配になったのか近寄って来てくれる少女。普通なら逃げられてもおかしくない。

 

「いやー体が丈夫なのが取り柄だから。うん、大丈夫だよ」

「そう…良かった…」

 

安心した様子の少女。流石に同い年の女性と話したことが殆どないから迷っていたとは言えないイサム。

 

「その、君も外の景色を見に来たのかな?」

「うん…ここの景色、好きだから…」

 

ここへ来た理由聞くと途切れ途切れながら答えてくれる少女。どうやら取っ掛りを得られたようである。

 

「うんうん、ここはいい所だよね日本に帰って来て良かったよ」

「帰って…来た?」

 

イサムの発言に疑問を感じたのか首を傾げる少女。

 

「ああ、俺つい最近まで北米のテスラ・ライヒ研究所にいたんだよ」

「北米から?」

「うん、俺PTのパイロットなんだよ。それで戦力拡充のために呼ばれたんだ」

「そうなんだ…。私も…PTのパイロットなの」

「え?」

 

彼女がPTのパイロットとは思っていなかったので、驚いてしまうイサム。

 

「私には、それしか出来ないから…」

 

嫌なことを思い出してしまったのか、表情が暗くなってしまう少女。

 

「ん~何って言うかさ。自分ではそう思っているだけで、意外と生き方って色々とあると思うんだよね」

「え?」

「いやそのさ、そんなことしか出来ない人間って決め付けないほうがいいと思うよ」

「……」

 

俯いて口を閉ざしてしまう少女。

 

「ご、ごめん偉そうなこと言ちゃって」

「そうじゃないの…。そんな風に言ってくれたの…”あの二人”だけだから…」

「あの二人?」

「うん…、居場所の無くなった私に…新しい居場所をくれたの…。だから…少しでも役に立ちたくて…PTに乗ってるの」

「そっか。いい人達だね」

「うん…」

 

徐々に心を開いてくれている様子の少女に、嬉しくて頬が緩んでしまうイサム。

 

「どう…したの…?」

「い、いや!なんでもないよ!アハハ…」

 

少女に指摘されて慌ててごまかすイサム。

 

「えーえっとさそのメガネなんだけどさ」

「?うん」

「なんか合わないと思うんだよね」

「度が?」

「そうじゃなくてさ、似合わないと思うんだよね。せっかく可愛いのにさ」

「!?!?」

 

話題を変えようと思った事を言うと、顔を真っ赤にして俯いてしまう少女。

 

「そっそんなこと…」

「あるよ。よっと!」

「ひゃっ!?」

 

メガネを外すと可愛らしい悲鳴をあげる少女。

今まで地味だった少女が一転して美少女となる。

 

「うん、やっぱり可愛いよ」

「あ、あうぅぅぅぅぅぅ」

 

もう一度思ったことを言うと、ますます顔を赤くして俯いてしまう少女。

 

「?大丈夫」

「っ!か、返して!」

 

様子が変なので心配になり顔を覗き込もうとすると、慌ててメガネを奪い返して掛け直す少女。

 

「ご、ごめん変なこと言っちゃった?」

「そ、そうじゃなけど…」

 

怒らせてしまったと思い謝るイサムに、今だに顔を赤くし俯きながら答える少女。

 

「あ、あの!」

「は、はい!」

 

いきなり顔を上げて大声を出す少女に若干驚いてしまうイサム。

その時警報が鳴り響く。

 

「!?非常警報…」

「まさか、もうDCが攻めてきたのか!?ごめん!俺行かなきゃ!」

「ま、待って!」

 

走り去ろうとするイサムを慌てて呼び止める少女。

 

「どうしたの?」

「ラトゥーニ…」

「え?」

「ラトゥーニ・スゥボータ…。私の名前」

 

顔を赤くしながら自分の名前を告げる少女。

 

「ラトゥーニか、教えてくれてありがとう!またね!」

 

笑顔でそう言うとドアを開けて去って行くイサム。

 

「……」

 

ラトゥーニはイサムが通って行ったドアを名残惜しそうに見つめていた。

 

 

 

 

 

伊豆基地 格納庫

 

「今から5分前…佐世保基地が、DCの攻撃を受けているという報告が入った」

「本当ですか、少佐!?」

「ああ。この基地では飛行隊の他に、PT部隊にも出撃命令が出た」

「虎の子のPT部隊をエアロゲイター戦以外で出撃させるとは……。…敵部隊の中に、例の機体がいる可能性が高いのですね」

「そうだ」

 

ライディースの質問に頷きながら答えるイングラム。

 

「……」

「確かにありゃ、従来の兵器じゃ相手にならにからなぁ」

 

険しい表情のリュウセイと思わすぼやくイサム。

 

「我々にも待機命令が出ている。おそらく。出撃することになるだろう」

「テストチームまで出すとは、それだけ厳しい状況ってことですか」

「PTの絶対数が少ない以上、出し惜しみしている余裕は無い」

 

イサムの発言にやむを得ないといった感じに答えるイングラム。

 

「少佐!」

 

慌てた様子の兵士が駆け寄って来る。

 

「どうした?」

「基地司令よりSRXチームへの出撃命令が出ました!」

「聞こえたな、総員直ちに出撃準備に入れ!」

「「「「了解!」」」」

 

イングラムの号令に敬礼するとそれぞれの機体に向かうイサム達。

 

 

 

 

佐世保基地

 

「この野郎ォ!」

 

ゲシュペンストが放ったマシンガンがリオンに直撃し爆発する。

 

「クソッ!残っているのは俺達くらいなもんか!?」

 

ゲシュペンストのパイロットジャーダ・ベネルディが悪態をつく

 

「…地上部隊の残存戦力は?」

「戦車部隊と歩兵部隊はもうそのほとんどが…!」

 

部隊指揮官であるカイ・キタムラが味方戦力を部下に確認すると、壊滅状態であることを告げる。

 

「限界か…、俺が殿を務めるお前たちは撤退して後方部隊と合流しろ」

「し、しかし!」

 

カイが撤退を指示すると部下が反論する。

 

「貴重なPTを失うわけにはいかん。ここは俺に任せろ」

「…りょ、了解です。どうか、ご武運を…」

 

渋々といった感じに撤退を始める部下たちを見送るカイ。

 

「カイ少佐!」

「ジャーダ達か、お前達も撤退しろ」

 

自機に接近するジャーダ隊3機を確認して、撤退指示を出すカイ。

 

「一人で殿をする気ですか?」

「これ以上戦力を失えば伊豆も危うくなる」

 

ジャーダ隊のガーネット・サンデイがカイに尋ねると、そうだと答える。

 

「少佐にもしもがあれば、それこそでしょう。ここは俺とガーネットが引き受けますよ」

「…ジャーダ、私は…?」

 

自分のことが入っていないので、ラトゥーニがジャーダに問いかける。

 

「お前は撤退するんだラトゥーニ」

「!?そんな…私、まだ戦える!」

 

一人で下がる訳にはいかないと、ラトゥーニは残ることを希望する。

 

「無茶はしないラトゥーニ」

「…ガーネット…」

「恋をする前に命を落としたんじゃ…切なすぎるわよ」

 

ガーネットに言われて、ふと出撃前に知り合った少年のことを思い出すラトゥーニ。

 

「そ、そん、なの、興味、無い、から…」

「?どうしたラトゥーニ?」

 

顔を赤くして俯いてしまったラトゥーニに心配して声をかけるジャーダ。

 

「お前達俺の命令に従え!こんな所で命を粗末にするな!」

 

ジャーダ達を下がらせようと説得しようとするカイ。

そこへリオンとシューベルトの編隊が押し寄せて来る。

 

「お言葉ですが少佐、もうあちらは待ってくれないようですよ」

「くっやむをえん。死ぬんじゃないぞお前達!!」

 

迎撃しようとするカイ達だが空戦能力を持つDC部隊に次第に押されていく。

 

「くそっ!チョロチョロと飛び回りやがって!」

「ぼやかないでとにかく撃つ!」

「…それだけじゃない…。パイロットの錬成度も高い…」

「機体ならまだしも、腕前の差でDCなんかにまけてたまるかってんだ」

 

気合と共にマシンガンを放ち、シューベルトを撃墜するジャーダ。

 

「その意気だ!だがゲシュペンストはAMには負けん!ジェット・マグナム!!」

 

右腕のプラズマ・ステークでリオンを殴り倒していくカイ機。

 

「ええい!手こずらせてくれる!シューベルト隊は緑色のゲシュペンストを抑えろ!まずは他の3機から仕留めるぞ!」

 

痺れを切らしたDC部隊の隊長が指示を出すと、カイとジャーダ達を分断しに掛かる。

 

「おい!これってやばくねえか!?」

「そんなのわかって、あぁ!!」

「ガーネット!!」

 

ガーネット機が被弾してしまい、ラトゥーニ機がフォローに入る。

 

「やらせねえ、やらせるかよぉ!!」

 

ジャーダ機が注意を逸らそうとマシンガンを放つも、集中砲火を浴びて被弾していく。

 

「ジャーダ!」

「だ、大丈夫だ。これくらい、ぐあぁ!」

 

右足に被弾して転倒してしまうジャーダ機。

 

「ジャーダ!!キャァァァ!!」

 

二人を守るためにラトゥーニ機が前に出るが、物量さに次第に追い詰められていき、遂にマシンガンを持っている右腕を破壊されてしまう。

 

「これでおわりだぁ!!」

「!?」

 

1機のリオンがラトゥーニ機に接近しながらレールガンを構える。

 

「ラトゥーニ!!」

「逃げてぇ!!

 

ジャーダとガーネットを叫びも虚しく、レールガンが発射されようとする。

 

「(このままじゃ、ジャーダもガーネットも…。誰か!!)」

 

恐怖の余り目をつぶって助けを求めた時、何かが空を切り裂きながら飛来し、ラトゥーニ機を狙っていたリオンに突き刺さる。

 

『!?』

 

突然の事態にその場にいる全員の動きが止まってしまう。

そこへ何かが上空から猛スピードで降下してくる。

 

「必殺!!ゲシュペンストキィィィィィィィィィィク!!!」

 

そのままの勢いで何体かのリオンを蹴り抜き、爆発を背に着地するゲシュペンストMk-II カスタム。

 

「なっ何だあれは!?」

「ゲシュペンストか!?細部が違うようだぞ!」

「か、カッコイイ…」

「ええい!怯むなたった1機だ囲んで叩くぞ!」

 

動揺する部下(一人何か違ったが)を一喝し、陣形を整え直そうとする部隊長。

 

「よっこらせと」

 

リオンに突き刺さっているシシオウブレード改を引き抜き、肩に担ぐMk-II カスタム。

 

「あなたは…」

「ん?その声はラトゥーニか?」

 

声を聞き助けた相手がラトゥーニであることを知り、少し驚くイサム。

 

「ここは任せて。とにかく下がってな」

「う、うん」

 

イサムにそう言われて機体をジャーダ達の所まで下げるラトゥーニ。

 

「さてと始めるとするか!」

 

ラトゥーニが下がるのを確認すると、機体のブースターを吹かし手近なリオンに一気に加速して、シシオウブレード改で横一線で切り裂く。

 

「なっ!?」

「目で追えなかったぞ!?」

 

あっという間に1機落とされたことで、敵部隊全体に動揺が走る。

 

「悪いが一気に片付ける!」

 

野球の投手のように、手に持っているシシオウブレード改を振りかぶるMk-II カスタム。

 

「大車輪!!」

 

ブーメランのようにぶん投げ、ブレードに設置されているスラスターが点火し、さらに加速する。

 

「そんなもの!」

 

散開して回避するリオン部隊。

その機動を先読みし加速し、1機に肉迫して右拳を握り締めて構えるMk-II カスタム。

 

「オラァ!!」

 

そのまま殴りつけて、コックピットごと貫かれ爆散するリオン。

 

「キサマァ!!」

 

味方が撃破され激昂したパイロット達のリオンが、レールガンを構えると背後から警告音が鳴る。

 

「何!?」

 

慌てて背後を確認すると、先ほど飛んできたブレードが迫ってきており、そのまま切り裂かれる。

 

「ば、馬鹿な…半数が1分も経たずに撃墜されただと!?」

 

戻って来たシシオウブレード改を掴み、肩に担ぐMk-II カスタムを見据えながら恐怖で竦んでしまうDC兵達。

そこへ母艦より通信が入る。

 

「…了解した。全機時間だ後退する!」

 

DC部隊が後退して行く。

 

「?この状況で撤退だと…」

 

敵の不自然な行動に疑問を感じていると、イングラムより通信が入る。

 

「各機へ。敵の戦闘原潜と思われる物体からMAPW(大量広域先制攻撃兵器)の発射が確認された。直ちに、この戦域から離脱せよ」

「チィッ、そう来るかよ!」

 

敵の次なる手にたまらず舌打ちするイサム。

 

「クソッ!なんとかならねえのかよ!」

「…現状の装備では無理…」

 

諦めきれないジャーダに、打開策が無いことを告げるラトゥーニ。

 

「…やむを得ないか、あんた達機体は動くか?」

「ええ、なんとかね」

「なら、俺達が乗って来た輸送機があるから乗せてもらおう。着いて来てくれ」

 

ガーネットの返答を聞き、自身の乗って来た輸送機までラトゥーニ達を誘導しながら撤退するイサム。

その数分後、佐世保基地はMAPWによって壊滅した。

 

 

 

 

 

伊豆基地 格納庫

 

「クソッ!」

 

怒りのままに壁を殴りつけるリュウセイ。

 

「おーおー、えらく荒れとりますなリュウセイはん」

 

そこに変な口調のイサムがやって来る。

 

「DCの奴ら基地を潰すために民間人を巻き込みやがった!」

「まあ、戦争に綺麗も汚いも無いって言いますしね」

「それに、もしかしたら佐世保の人達を助けられたかもしれないんだ!」

「いや、無理でしょ」

 

壁を殴りながら怒りをあらわにするリュウセイに、冷静に現実を突きつけるイサム。

 

「ゼロじゃなかったはずだ!1%でもあったはずだ!

「……」

「でも、俺達が撤退して…佐世保には1%の望みすらなくなったんだ」

「甘ったれんなよ」

「!?」

 

悔しさの余り拳を握り締めるリュウセイに、軽い口調から一転怒気のこもった口調に変わるイサム。

 

「なんだ?ヒーロー気取りで死ぬ気かオイ」

「そ、そんなんじゃねえけど、あのまま逃げなくてもミサイルを打ち落とすべきなんじゃなかったのかって」

「それでお前が死んだらこの基地はどうなる?ただせさえAMに対抗できるPTが少ないってのによ」

「そうかも知れねえけどよ…」

 

初めて見せるイサムの雰囲気に戸惑いを隠せないリュウセイ。

 

「それに、お前の無謀のために他の人間が巻き込まれることを考えたか?」

「!?」

「アヤさんなんかはきっとお前のために残るだろうよ。自分の未熟さを理解しないで無茶して、そんな人達を犠牲にしていいのかよ?」

「イサム、お前…」

 

まるで自分のことのように語るイサムに、何も言えなくなってしまうリュウセイ。

 

「…ごめんなさい、言いすぎました。でも、誰かを守るために死のうなんて考えないで下さい。皆が悲しみますから」

 

そう言ってその場を去るイサム。

 

 

 

 

 

伊豆基地 通路

 

「熱くなりすぎちゃったな」

 

先程の格納庫でのことを思い出し、ため息を吐き出すイサム。

そこに誰かが近づいて来る気配を感じる。

 

「よお、お前だよな佐世保で俺達を助けてくれたのは」

「あなた達はあの時の…」

「そっ俺はジャーダ・ベネルディ。こっちはガーネット・サンデイ」

「あなたのおかげで生き延びられたわ、本当にありがとう」

「いえ、当然のことをしただけですよ」

 

お礼を言われて照れくさそうに頬を掻くイサム。

 

「それから、ほらラトゥーニも」

「う、うん…」

 

ガーネットの後ろから恐る恐るといった感じに、ラトゥーニが出てくる。

 

「そ、その助けてくれてありがとう…」

「ど、どういたしまして」

 

顔を赤くしながらラトゥーニにお礼を言われ、ますます照れくさくなってしまい顔を逸らしてしまうイサム。

 

「えっと、そうだ!ねえラトゥーニ俺と友達になってよ!」

「え、友達…?」

 

いきなりの申し出に可愛らしく首を傾げてしまうラトゥーニ。

 

「うん、せっかく同じ基地にいるんだしさ。嫌かな?」

「…嫌、じゃない…」

 

笑顔で話すイサムに、少しの間の後に頷くラトゥーニ。

 

「ホント!やった!よろしくねラトゥーニ!」

 

満面の笑みで右手の差し出すイサム。

 

「うん、よろしくねイサム…」

 

その手を恥ずかしがりながら握るラトゥーニ。

 

「良かったわねラトゥーニ」

「この子は人と接するのが苦手なんだけどよろしくな」

 

様子を見守っていたジャーダとガーネットが二人に話し掛ける。

 

「はい!じゃあさ、まずはご飯食べに行こうよラトゥーニ!」

「いいけどジャーダ達も…」

 

イサムの提案に頷きながらジャーダ達に確認するラトゥーニ。

 

「俺達のことは気にすんな」

「二人で行ってらっしゃい」

 

笑顔で二人で行くように言うジャーダとガーネット。

 

「わかりました!よ~し行こうラトゥーニ!」

「う、うん…」

 

手を引いて歩き出すイサムに、恥ずかしそうに頬を赤くしながらも着いて行くラトゥーニ。

 

「あんなに嬉しそうなラトゥーニ、初めてみたわねジャーダ」

「ああ、あいつならラトゥーニの心の壁を、壊してくれるかもしれねえな」

 

イサムとラトゥーニの背中を見ながら、微笑ましく見守るジャーダとガーネットであった。

 




Mk-Ⅳ「ニヤニヤ」
イサム「あの世に行くか?」
Mk-Ⅳ「言えよ!嬉しいって言っちまえよ!」
イサム「黙れハゲ」
Mk-Ⅳ「ハゲてねえよ!ふっさふさじゃい!」
イサム「そう言う奴ほどハゲるんだよ」
Mk-Ⅳ「やめて!これでハゲたらどうしてくれるんだ!」
イサム「祝宴を催す」
Mk-Ⅳ「この悪魔めぇぇぇぇぇぇえええ!!」
イサム「お前の毛髪何かどうでもいいから、早く次話を書けよ」
Mk-Ⅳ「感想くれたら書けるんだけどなぁ(チラ、チラ
イサム「催促してんじゃねえよ。すいません書いて下さる方はコイツを罵ってくれると喜びますので」
Mk-Ⅳ「喜ばないよ!私はどっちかって言えばえす「ウオラァ!」アベンチ!」
イサム「失礼しました。それでは次回をお楽しみに!」
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