内容は、その前と同一し、いくつかのキャラクターの名前が変わりました。
-00話-
めちゃくちゃた部屋、オレンジブラウンの髪を縛って部屋の整理していた黒田平里(くろだへいり)は明日、東京に戻って行っていた。休みの間、故郷にいる中は幸せだった。故郷では、音楽の天才として知られたが、東京の音楽名高校、雲の明(くにのあか)女子高校で自分の実力が足りないことを知った。
「ハァ…」
平里は荷物を整理して発見した成績表を見た。凄惨だった。全校で下位圏、僅かに落第を免れて未来が心配された。彼女は部屋の中にあるピアノの前に座った。その上にそっと手を上げたが、以前のときめきはなかった。
「…」
まだ頭の中には、美しいピアノの旋律が聞こえた。情熱と、誰かの前で特別になる感じは体が覚えていたが、現実は甘くなかった。
「明らかにできないのに」
「とんとんとん」
頭を下げていた彼女の部屋のドアを誰かが叩いた。
「姉ちゃん!夜食食べない?」
「音愛(おとあ)!夜に食べないと言ったじゃない!」
「それでもお姉ちゃん明日、東京に戻るんだ!」
平里の妹、音愛であった。このにぎやかな家も明日に去ると思うと平里は目の前が暗くなった。
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次の日、駅には音愛と平里の母親が彼女を見送りに行った。狭い田舎町と駅は静かだった。平里の表情はずっと暗かった。
「お姉ちゃん!頑張れ!」
音愛は彼女に力強く言った。平里は首をそっと持ち上げて音愛を見た。何も知らない音愛はただ羨ましい目つきだった。平里の母は、音愛を止めた。
「東京は面白くない音愛。」
「何を言っている!その前に行った時、食べることが沢山…」
「音愛!」
音を上げた平里の母は穏やかな微笑で平里を眺めた。
「心配しないで平里。」
「ママ…」
「もし耐えられないとしたら、いつでも来ても大丈夫。そこに入っただけでもすごいでしょ?」
「…」
もちろん大変だったが平里の心の中に「それでも何かしてみたい。」との回答がぐるぐる回った。
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列車に乗った平里はため息をついた。窓の外を眺めて懐かしいた家を離れて心は激しく揺れた。
しばらく沈黙が流れていた渦中、カートが来た。それを見て平里は財布を取り出した。
「あの、オレンジジュース一つください。そして…」
カートの雑誌がなぜか気になった。エンターテインに関連ある雑誌であった。
「何かヒントがあるかな」
「あの、その雑誌も一つください。」
平里はジュースにストローを挙げて飲んだ。その後、雑誌を読んだ。さまざまな音楽ジャンル、ロック、ジャズ、ヒップホップ、バラード、そして最後はアイドルに関連する項目であった。
「アイドル?」
この時までも平里はアイドルにあまり興味なかった。