結局、地上波放送に進出するためにオーディションに参加することを決め、ただ一つのグループだけが通過する難しいオーディションだったがシルキーウェーブは退かないことを決定した。眠りも寝ないで曲を完成させ、振り付けと練習だけが残った。シルキーウェーブは、学校のスタジオに集まった。
「ウォン、トゥ、スリー、フォー!」
センターに位置することになる平里(へいり)は、花乃(はなの)、風花(ふうか)は心音(ここね)の拍子に合わせて体を動かした。体力が良く踊りが上手な花乃と風花の中で平里は、汗をたくさん流して、その動きをやっと追いついた。
「はぁ…」
どっさり座り込む平里、体力が完全に底をついた。滿月(みつき)は平里を指摘した。
「平里、運動はまじめにしているの?」
「はぁ…はぁ…はい…」
風花は平里を弁護してあげたかった。風花と花乃があまりに体力が良い方だった。
「滿月お姉さん、それでも平里も頑張ったから許してください。」
「…次は許さないよ。」
滿月も風花と花乃の動きを追うことが非常に難しいことを知っているからそれで止まった。
一方、花乃は時計を眺めて皆に挨拶した。
「申し訳ありません。今日はこれで行ってみましょう。」
メンバーたちは理由をよく分からなかったが、今日は許可した。その分、花乃は今日、頑張ってくれていつもの以上のパフォーマンスを見せてくれたからだ。
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一方、花乃が向かったのは、彼女が属していた所属事務所の建物だった。ここまでマスクと眼鏡を着用したが、建物の中に入ってすぐ、彼女はマスクを脱いだ。ロビーのスタッフは、彼女を気づかなかくて質問を渡した。
「いらっしゃいませ」
「スカーレットに会いに来ました。」
「お名前は?」
「後藤花乃です。」
入れてくれるスタッフ、花乃は案内を受けて、オフィスに上がった。久しぶりに見るオフィス、花乃にはおなじみの臭いが出ると、過去に戻った気がした。
彼女が到着した部屋のドアには、「スカーレット」と書かれてあって花乃はノックをした。
「こつこつ」
ドアが開かれ理惠(りえ)は彼女を喜ん迎えた。明るく笑った。
「おかえり花乃」
花乃が入ってすぐ走って出てきた人は、他でもない土萌紫亞(ともえしあ)であった。紫亞は花乃の胸に抱かれた。
「花お姉ちゃん!」
「紫亞、元気だった?」
そして爽音(さわね)も立ち上がっていた。花乃は爽音を眺めて挨拶をした。
「爽音も元気?」
「うん。」
これでスカーレットのすべてのメンバーたちに挨拶した花乃、彼女は部屋に入って椅子に座った。懐かしい昔の仲間を会って花乃も楽しかった。理惠は花乃に近況を尋ねた。
「アイドル部はどう?」
「はい。人気が多くなりました。グループ名は…」
「シルキーウェーブ、だろう?」
理惠はすでに知っているように、話した。花乃は戸惑った表情、それを見て理惠は面白くした。
「驚かなくても大丈夫。すでに君たちは有名だから。」
「そうですね。」
「私たちにとっては知りたいものはない?」
花乃はもじもじして質問を渡した。
「もしかして、今回の地上波デビューオーディションに參加しますか?」
「うん。オーディションリクエストが来たよ。」
くらっとする花乃、理惠と他のメンバーたちの実力を知っているからそうだった。びっくりした花乃の顔を見て理惠は再び楽しいそうに笑った。
「もし、あなたがまだいたら良かったね。」
「あ…」
「花乃、あなたたちもオーディションに參加する?」
「はい。」
「フッ、敵と楽しく話になるとは知らなかったね。かつては一緒にトップアイドルを狙ってみよう約束したのに。」
「…」
追憶が出る花乃。スカーレットの皆と一緒にトップアイドルを狙うために努力した。その中に友情もできたし大切にも感じた。ただし、花乃は雲の明学院に進学することを決めた。結局、皆と一緒にすることができなくなった。まだ彼女の心の中にすまない気持ちがあった。
しかし、理惠は旧交を考えて花乃を追い出さなかった。
「今だけでも楽しく話してもいい。こんな日が再び来ることができているか分からないから。」
「はい、お姉さん」
明るく笑って見える花乃、彼女は皆と一緒に過去を回想して、楽しい時間を過ごすことにした。
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約2時間後、花乃はスカーレットのメンバーと別れて所属事務所の建物から出てきた。過去から現在に戻った気分。
「ふう…」
なぜが今日は家に帰って勉強したくなかった彼女は、もっと遊びたいた。彼女は嵐子(らんこ)に電話をかけた。
「ふーん…もしもし?」
「嵐子?今、大丈夫?」
「大丈夫かしら…私たちの家に来ても大丈夫、花乃」
花乃はすぐ嵐子の家に向かった。嵐子の家は中学3年生の終わりに時々来たことあったが、高校に入学しては初めてだった。彼女は嵐子の家に行くために地下鉄の駅に向かった。
地下鉄に乗って数駅を過ぎると嵐子が彼女を迎えに来ていた。
「おお… 花乃…」
「こんはんは。」
「ふーん…一応、家に…」
嵐子の家に行きながら、花乃は久しぶりに歩く道を見て思い出を回想した。路上に走り回り子供たち、爽やかな風、同年代の学生たちが楽しく話している音は、中学校の時の思い出だった。
彼女に人生の全てだった所属事務所の生活、中学校の時、学生時代を全然分からなかった。そんな彼女に、学校で初めて生じた友人は大郷嵐子であった。
「うーん…花乃、何を考えてる?」
「ふふっ。何も。ただ… 」
花乃は嵐子に質問を渡した。
「嵐子はアイドルに憧れてたね?」
「もちろん。だからいつも花乃を遠遠くから見つめるばかりだったかしら…初めて友達になった時は、嬉しかったよ。」
「今はどう?」
「うーん…たとえ学校で活動しているが人気アイドルになって信じられないかしら…」
初めて嵐子に会った記憶を思い出し上げる花乃、学生生活が何か、学校で会った友人が何かを教えてくれた人だった。その時、あまりに幸せだった思い出が考えた。その時を考えると、今の選択は素晴らしかった。
ちょうど一緒に夢を約束した仲間たちも花乃に大切だった。同じ所を見て、将来を約束した瞬間も考えると罪悪感まで生じた。今は楽しくなければならないことにもスカーレットのメンバーたちの顔が忘れなくて辛い花乃であった。