「乾茄穂(いぬいかほ)は収穫がなかったんです」というメッセージを伝えるか花乃(はなの)と嵐子(らんこ)であった。アイドル部創設のために集まった四人は昼食の時間、学校のベンチに集まった。平里(へいり)は絶望し、風花(ふうか)はまだ肯定的だった。
「じゃあ、3年生トリオね」
風花の発言にみんな首を縦に振った。最近、彼らの前にも、営業モードを解除し始めた嵐子は眼鏡を光らせながら語った。
「うーん…それなら早く先輩たちの公演日程を……」
中学校の時から嵐子を見た花乃にはおなじみの姿であったが風花と平里はまだ適応できなかった。二人は嵐子の言葉ではなく、変わった雰囲気により気になる様子。幸いなことに花乃は二人の精神を戻ってくるように作った。
「3年生の先輩たちの公演はいつでしょうか?」
「私はよく… 」
「今では先輩たちも十分に練習した… 」
「先輩たちの公演があります!」
すでに遠くから誰かがチラシを見せて公演を促進していた。知らせを聞いて、学生たちが周辺から来て集まって浮き立った。この程度の人気であれば3年生トリオだった。風花はチラシを受けようとした。
「さて、… 」
しかし、その前に平里が先に走って行ってチラシを受けていた。花乃と嵐子は意外な姿に驚いたが、風花は嬉しそうに彼女を眺めた。
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公演は、今週の金曜日の夜にあった。また、学校での最大の会長、名門音楽高校らしく収容人員が千人は簡単だった。この学校の学生だけではなく、外部の人も見てきたので会場を埋め尽くした。
アイドル部の創設計画の4人のうち、ひたすら風花だけが余裕だった。花乃と嵐子は驚いたようにお互いを見て話をした。
「すごい先輩たちね。」
「ほう…こんなにすごいこととは…」
一方、平里は周辺を見て回った。どう見ても信じられない収容人数。
「この、こんなにたくさん…」
待っている時間は非常に短く感じられた。その中に会場の中はうるさかったが、照明が暗くなると、みんなが沈黙した。
今日の主人公たちが舞台に上がってちょっとの歓声と一緒に聴衆は集中した。
3年生トリオはそれぞれ一人ずつ楽器を持ってきた。チェロ、フルート、小さなドラム一つだった。最初の曲は楽器を演奏していなかった。三人はマイクを握ってアカペラを開始した。密閉された場所を埋め尽くした音は解れが一つもなかった。
「わあ…わあ….」
平里は中に感心を連発した。異なるトーンの三人の和音は完璧だった。一人一人を見てもすごかった。発声とコントロール、声量は高校以上のレベルだった。この空間があまりにも狭いように美しい声が混じって柔らかく揺れた。
最初の曲が終わって、自然に出てくる拍手を受けた。3年生トリオは一人ずつ自己紹介を始めた。
「六本木心音(ろっぽんぎここね)です〜」
心音の感じは美しかった。ネイビー色の髪を片方の肩に降った。全体的に女性らしいトーンを持って繊細た。
「嵐星羽(あらしほしは)です。よろしくお願いします。」
星羽は淡褐色の髪を太く結った。学生らしい、模範生のイメージであった。落ち着いて自分を紹介する彼女の声は素敵だった。
「そして私、トリオのリーダー!真鍋滿月(まなべみつき)です!」
滿月は強烈だった。濃い赤い髪を見ても感じれた。声には野心がいっぱいだった。また、自信感とカリスマを噴いた。
「パチパチパチパチパチ!」
観客は拍手をした。平里もやはり自分も知らないうちに拍手をした。なぜか知らない魅力に夢中になった。上手ながらもゆったりとした3年生トリオの姿に完全にとらわれてしまった。
「では、私たちの次のステージを見てください。」
滿月のコメントがあった後、心音が中に向かった。今度はチェロを持ってアカペラ舞台に音色を加えてくれるつもりだった。
「すごい」
平里は今回の舞台もうっとり見つめた。
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舞台が終わった後、平里の要請で会議をすぐに進行した。場所は平里、風花の寮の部屋、花乃と嵐子は、明日の朝に戻ることを決めた。花乃と嵐子は、床に座った。平里は机の椅子を回して座って風花はベッドの上だった。平里はみんなを見た。
「今回の公演はすごかった。」
みんな同意する雰囲気、3年生トリオの公演をもとに最初の舞台に示す音楽の方向を決めなければならなかった。花乃、嵐子の順に意見を述べた。
「クラシックやジャズであれば先輩たちの公演がよりレベルが高いです。」
「ふーん…しかし、雲の明学院を見ればクラシックな楽器が人気あるかしら…」
聞いていた風花は二人の意見を総合した。
「それならクラシック楽器の音が入ったアイドルスタイルの音楽だね。」
注目は、風花に集中した。風花は花乃と嵐子に質問を渡した。
「花乃と嵐子は、入学した時にどのような楽器だった?」
「私は楽器じゃなかったです。ボーカルでした。」
「うーん…フルートです。」
次の視線は平里に向かった。重大な任務が与えられる雰囲気に平里は沈黙してしまった。
「私の考えでは、ピアノが一番だよ。しかし、私たちの中で、ピアノ専攻は平里だけよ。」
「え?」
「平里、作曲をお願い。私たちも手伝ってあげるよ。」
「ええ?!」
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突然の決定に平里は数日間、よく寝られなかった。月曜日の朝、平里は正門の前で一人でチラシを配布し、悩んでいた。
「大変だ。私は作曲の成績も良くないのに…」
作曲成績が非常に凄惨だった。落第をやっと免れた科目がほとんどだったが、その中で最も低いスコアであった。試験やオーディションの難しさはないが、学生を満足させるには非常によくするのが必要だった。心配にチラシを配ることも力がぜんぜんなかった。
「アイドル部です…」
考えがなかったが前の人が止まったこたは分かった。頭を上げた平里は目の前の三人を見て悲鳴を上げそうになった。
「ひっ!」
前回の見た3年生トリオ、その中で滿月は不満そうな表情で平里を眺めた。すぐに怒られる雰囲気。
「アイドル部?雲の明学院でそんなこともしてる?」
「あの…あの…」
「秋菜(あきな)が許可したの?」
「その…それは…」
正しく答えられない平里が気に入っていない滿月の眉毛が動いた。雰囲気が良くなかったので、星羽が滿月を止めた。
「滿月、やめて。」
「まあ、わかった。ねえ君」
「はい!」
「2年生だから気を引き締めて音楽しなさい」
この言葉を最後に滿月と星羽は通り過ぎた。魂が抜けた平里はチラシを先に出したまま固まってしまった。しかし、誰かがチラシを受けた。
「あのように見えても、悪い子じゃないよ。」
笑顔、母親の腕の中のような温もりの心音の笑顔に平里はやっと縦に振った。
「ほら、頑張れよ。アイドルをするためには、より明るくなくちゃ」
「はい…」
「いつからするの?」
「まだ一人が不足しています。だから公演をして広報しなければなりません。」
心音は笑顔を浮かべた。彼女は平里を激励した。
「可愛いね。十分にできるでしょう。期待してあげるよ。」
柔らかい言葉を残し心音は滿月と星羽を追った。たとえ滿月のせいで驚いたが心音の奨励に力を貰った平里であった。