風花(ふうか)、花乃(はなの)、嵐子(らんこ)は平里(へいり)をかわいそうに見た。今日の会議のために放課後、学校の前のファーストフード店で集まった平里は力が全くなかった。やはり平里には曲を作るは無理だったのか、ストレスに苦しめられた。花乃と嵐子は風花を眺めた。
「今日は休みましょうか?」
「うーん…どうしても休息も必要ではないか…そんな思いですね…」
やはり風花も同意した。彼女は笑って話した
「さて、今日はここまで。」
食べ物をぜんぜん食べなかったのに四人は外に出て行った。花乃と嵐子が遠くなると平里は風花の前でため息をついた。
「はぁ…」
「平里、大丈夫?」
答えの代わりにうなずいた平里であった。何か助けが必要な状況。
「私が手伝ってあげる」
「それは…」
誰かに見せるのが恥ずかしいと思っている平里、でも、今は最良の方法を見つける必要があった。
拒絶できなかったので寮に帰ってくるやいなや平里はノートを風花に渡した。風花はそれを見て頭の中で和音を一つ一つ作った。普段だったら恥に顔が赤くなる平里はそんな力もなかった。平里は風花に質問を渡した。
「どう?やはり…」
「まあ、草案だから。」
風花としてもいい話をしていなかった。平里は風花がどんな助けをしてくれるか期待した。しかし、風花としても困った状況。どこから直さなければかなかなか感つかめなかった。することができるのは、拍子を合わせてくれるだけ。
「さて、整理してあげる」
新しい五線紙を取り出した風花は再び音符を描き始めた。少し違う曲が作られたが平里は少しは安心した
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翌日の放課後、平里は風花が修正してくれたノートを持っていた。教室から出た彼女はしばらくの間、心配した。
「演奏しても大丈夫?」
しばらくじっと立っていた平里は首を横に振った。
「それでもするしかない。」
彼女は急いで小さな音楽室に向かった。ここでは、人々が最も来ない所だから安心した。まだ誰かにこの曲を聞かせたくなかった。
一方、ひかるは、学校の図書館にいた。今日は重要な約束がある日、それのために予習しなければならいた。約束は30分後であったが、短い時間の間であっても準備をしなければならいた。これまでの勉強したノートを入念に調べた。
「よし。問題ない。」
20分程度の図書館にいたひかるは速いペースで待ち合わせ場所に向かった。
待ち合わせは、なかなか人が来ない音楽室であった。ここで10分を待つつもりだが、その前にピアノも演奏してみるつもりだった。しかし、中に誰かいた。
「誰?」
そっとドアを開けひかるはビックリしてしまった。黒田平里が個人練習をする姿を初めて見たからだ。
「ええっ?!黒田?」
びっくりしたひかる、困惑した表情をしながら平里が出るまで待った。5分ほどいるつもりでも出なければ約束があると言うことだった。じっと平里のピアノを聞いていたひかるは、首をかしげた。
「自分が作ったのか?よく作ったじゃない?」
「いや、それよりも」
ひかるはドアをノックした。演奏が止めたのを見ると、平里はノックを聞いたことだった。ひかるはドアを開け、平里に声をかけた。
「いつまでするつもりよ?」
「それは…」
「すまないが、約束が…」
ひかるが平里にお願いする中、約束の相手が到着してドアの前に立っていた。平里とひかる、全部びっくりした。約束の相手は心音(ここね)、二人を見て微笑んだ。平里はただ彼女を眺めた。
「あら二人、知人?」
「こんにちは先輩。同じクラスです。」
心音は笑って平里を眺めた。
「約束があるよ。よかったらちょっとピアノを使っても大丈夫?」
「はい。」
どいてくれる平里であった。ひかると心音は音楽室に入り平里は外に出てドアの横に立っていた。じっとノートを胸に抱いて待っていた。
「六本木先輩だね。」
音楽室では、美しい旋律が聞こえた。ひかるの音楽は授業時間に沢山聞いて慣れていた。しかし、心音の手を経た音はさらに美しかった。平里は静かに座って音楽を鑑賞した。
「やっぱりすごい。」
「可愛いね。十分にできるでしょう。期待するよ。」
心音の優しい言葉を思い出した。なぜかあの人なら作曲ノートを見せることができないかと考えた。この粗雑な音楽が美しくなるかも知れなかった。
「ごくり」
平里はなぜか胸がドキドキし開始した。彼女はひかるが出てくるまで音楽室を離れないことにした。
ひかるは、30分後に出てきた。かなり嬉しそうに見えたが座っている平里を見たら再び頭を回した。平里はひかるが遠くなると音楽室に急いで入った。心音はまだいた。
「あの!」
「うん?」
首を傾げる心音に平里は近づいていった。その後、ノートを渡した。
「見てほしいです。お願いします!」
ちょっと当惑した心音は再び笑顔を浮かべた。彼女はノートを見てピアノの上に上げた。彼女は楽譜を読んだ。悪評をしていないか平里は心配したが、心音の感想は予想と違っていた。
「ふふっ、いい曲だね。」
「え?」
「作った人の情熱が見えるかしら。切実に見える。時々、すごくいい部分がある。」
心音は平里を見て再び笑った。
「私はピアノ専攻ではないが、演奏してあげる。」
以後、広がった音楽は美しかった。自分が演奏した時に聞こえた粗雑た曲が完璧な曲に変わった。平里が渾身を尽くして作った音楽が心音の繊細な和音と調和され、感動的な曲が作られた。
「あ…」
平里は自分も知らないうちに流れる涙を磨いた。初めて彼女の手によって作られた曲が美しくなる瞬間は、あまりにも幸せだった。