やっちまった。今の現状を言葉にするとこれにつきる。
手下A「兄貴! お供しますぜ」
手下B「兄貴、やきぞばパンとジャ○プ買ってきました! 」
急にパシりが出てきたりして驚いただろうが、これはごちうさの四羽の内容なため、落ち着いてほしい。何故こうなったかを遡ろう。
ー三ヶ月前ー
こんちゃー。俺はロン、木組みの町に初めて旅行に行ってから7年程がたち、現在中1だ。俺は赤い月が出てる夜の散歩中に少し厄介なものを見た。
中学生「あ、あわわ......」
不良A「おい金出せよ」
不良B「大丈夫だってちゃ~んと返すからさ」
散歩中に路地裏で不良二人が気弱そうな生徒を脅しているのを見た。ふむ、脅されてるのは中学生で......不良の方は大学生といったところか。
ロン「すまないな」
俺は面倒ごとに首を突っ込みたくないため見なかったことにしようとしたが、
不良A「あ゛何見てんだオラ」
不良B「なんか文句あるのか? 」
ロン「特に」
絡まれてしまった。めんどくさいなぁ。
不良A「なぁ、こいつからも金とらねぇか? 」
不良B「そうだな」
そんなことを話してる不良達を見て俺は生徒に口パクで『音をたてずに逃げろ』と言った。中学生は分かったようで不良達が話している音をたてずに逃げていった。さて、俺も逃げるか。
不良B「待てよ」
俺が逃げようとすると左肩を捕まれた。
不良A「おい、あいつがいねぇぞ! 」
不良B「何! 」
ちっ、バレたか。
不良A「もういいや。こいつから金取ろうぜ」
ロン「このことは見逃してくれねぇか? 」
不良B「は? 」
ロン「俺は何も見なかった。そしててめぇらは何もしなかった。それでいいだろ」
即興で適当に出した案を言ってみたが、
不良A「んなもん駄目に決まってんだろ」
不良B「それにしてもお前弱そうだなww」
前世で似た台詞を聞いたことがあるな。ってか、コイツらは犯罪をしてる自覚はあるのか?
不良A「てめぇを殴った後にさっきの奴も殴るか」
不良C「お前ら、逃がしてんじゃねぇぞ! 」
中学生が逃げた方に別の仲間がいた。逃げられなかったか。
中学生「............」
不良C「こいつは坊っちゃんの友達か? 」
............。俺のせいでこうなったのか、俺のせいで......! そこからのことは覚えてないが、俺が不良たちをぶっ飛ばしたようだ。
そしてそんなことがあり、俺は『紅き月(レッドムーン)』と呼ばれるようになった。......誰だこの名前を考えたのは、中二病感が凄く溢れてるぞ。
ー三ヶ月後ー
そうして現在。俺はいつも通りに下校してたら......
手下A「兄貴! お供しますぜ」
手下B「兄貴、やきぞばパンとジャ○プ買ってきました! 」
ロン「......え? ちょっと待ってくれ。状況が分からん」
俺はただただ混乱していた。
手下A「それは―――」
ー状況説明なうー
手下A「―――ということです」
ふむ......まとめると、
・あの不良達の部下であいつらに嫌気がさしていた
・あいつらはこの県を支配してるボスと幹部だった
・俺があいつらを倒し自由になった
・俺の強さに憧れて手下になりたい
・やったねた○ちゃん、手下が増えるよってことか
・ついでにあいつらはまだ目を覚ましてないと。
手下B「で、兄貴の手下にしてくれませんか? 」
一つ言っておこう。ごちうさ一切関係ねぇよ!!
ロン「まぁいいか」
手下AB「あ、ありがとうございます! 」
もうどうにでもなれ。ついでに、俺が倒した不良達の意識が回復したのはこの日から一ヶ月後だったそうだ。
ロンが不良と戦ってるところを書くと、色々と不味い気がしたので省略しました。
......言えない。ロンが不良ってことを隠しながら生活させるために特典をあれにしただなんて口が裂けても言えない。誰かに聞かれたら「すいません許してください!何でもしますから!」と言うしかない。
紅き月(レッドムーン)
ロンの二つ名。
正直なこと言うと『紅』という言葉を使いたかったため、適当に作った名前である。
不良たちや犯罪者たちはこの名前を聞くと一目散に逃げ、全うな道を歩もうとするほど恐れられている。