【凍結】ご注文は転生者ですか?   作:のろとり

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来週の分です......ストックが、無くなってしまった。


第十七羽 お嬢様!?

シャロ「このカップなんてどう? 香りがよく広がるの。こっちは、とっての触り心地が工夫されてるのよ」

 

チノ「カップにも色々あるんですね」

 

リゼ「詳しいんだな」

 

シャロ「じょ、上品な紅茶を飲むにはティーカップにもこだわらなきゃです! 」

 

チノ「うちもコーヒーカップには丈夫で良いものを使っています」

 

ロン「俺のマグカップも丈夫なものをつかってるぞ」

 

ココア「私のお茶碗は実家から持ってきたこだわりの一品だよ」

 

リゼ「......何張り合ってんだ。それに、ココアの場合はカップじゃないだろ」

確かにな。でも、あの茶碗はココアが前に割っていたような......

 

リゼ「でも、うちの店はコーヒーが主だからカップもコーヒー用にしないといけないな」

 

シャロ「え、そうなんですか! 」

シャロはリゼの言葉を驚いた後に悔しいような顔をした。コーヒー飲めないのか? それとも、ココアみたいに銘柄を当てられないのか?

 

ロン「コーヒー苦手なのか? 」

 

シャロ「苦手じゃないんだけど......カフェインを摂りすぎると異常なテンションになるみたいの。自分じゃよく分からないんだけど」

 

『コーヒー酔い!? 』

聞いたこと無いぞそんなの。仲間にもそんなやついないし。

 

ココア「......あ、このカップおしゃれだよ! 」

場の雰囲気を変えようと、ココアがカップを指差した。

 

ココア「と思ったら高い!! 」

値段を見たら5万円だった。

 

シャロ「アンティーク物はそのくらいするわよ」

 

リゼ「あれ、これって......」

 

リゼ「昔、的にして打ち抜いたやつじゃん」

 

『!? 』

なんでそうなった!? ......ってあれ?

 

ロン「これ、親父が昔に持ってたやつだな」

 

『!? 』

みんなに驚かれた......でもこのカップって、

 

チノ「ロンさんのお父さんはこのカップを持ってるんですか」

 

ロン「昔にな。今はもうないが......そうえば、こんなことがあったな」

 

ー回想ー

 

これは俺が中学の頃の話だ。

 

親父「ロン、このカップ良いだろ。五万もしたんだぞ」

俺がリビングで寛いでると親父がそう言ってきた。相手をするのがめんどくさかった俺はこう答えた。

 

ロン「あっそ」

そう言うと親父はカップを床に落として、半泣きした。そして数日後。

 

親父「ほれ、今度は100万のカップを買ってきたぞ。しかも、三個も」

もっと高いカップを買ってきた。

 

ロン「いや、そんなに高いのを買うんだったら貯金しろよ。会社に使えよ」

 

親父「......グスッ」

またカップを床に落として、今度はマジ泣きをした。それから親父が無駄金を使うことは無くなった。

 

ー回想終了ー

 

ロン「とまぁ、こんなことがあったな」

 

『............』

あれ、なんでみんな黙ってんだ。

 

リゼ「ロン、そこまで鬼畜だったとは」

 

ココア「ロン君のお家ってお金持ちなの? 」

 

リゼ「そこかよ!? 」

 

ロン「いや、金持ちかは知らない。親父は会社の社長をやってるみたいだが、何の会社か知らないしな。聞いたことなかったし」

 

ココア「そうだチノちゃん、お揃いのマグカップ買おうよ」

 

チノ「私物を買いに来たんじゃないんですよ」

 

ロン「そうだぞ。それに、前に割った茶碗の代わりを探さなくていいのか? 」

 

ココア「そうだった。お茶碗、お茶碗......」

そう言いながらココアは、店の中を探した。

 

ロン「いや、ここにはないからな」

......ん、リゼがカップを二つ持ってレジに行ってる。買うつもりなのかな。

 

ココア「シャロちゃんて、高いカップに詳しくてお嬢様って感じだね」

 

シャロ「お嬢様!? 」

 

チノ「その制服の学校は才女とお嬢様が多いと聞きます」

 

ココア「おまけに美人さんだしね」

 

ロン「まるで、完璧だな」

 

リゼ「......シャロにとってはこのカップも小物同然だろうな」

 

シャロ「ま、末代まで家宝にしますけど!? 」

 

ロン「これが、お嬢様ポーズ!? 」

なんか、シャロの隣に1、万2万......と謎の数字が上がっているように見える! これがお嬢様力か!? って何言ってんだろ。

 

チノ「シャロさんはお嬢様だから、やっぱりキャビアとか食べるんですか? 」

 

シャロ「え、えっと......そういうのはリゼ先輩に聞いた方が」

 

リゼ「ん、私がよく食べるのは、ジャンクフード? あとレーションのサンプルとか。即席で食べられるものっていいよな」

お、おう......リゼと俺たちでは色々とずれてんだな。

 

シャロ「分かります! 卵かけご飯とか美味しいですよね」

 

ロン「だけど、ちゃんと栄養をとらないといけないから気をつけろよ」

 

ココア「ロン君は大丈夫なの? 」

 

ロン「俺は料理できるから大丈夫だぞ」

 

『料理できるの(か)(んですか)!? 』

みんなに驚かれた。

 

ロン「そんなに意外だった!? それにこの前パン作っただろ!! 」

結局、カップは買わなかった。




シャロ

カフェインを摂りすぎると、異常なテンションになる。
自分ではよく分からないそう。
関係ないが、作者は楽しいことがあると、シャロの何倍もの異常なテンションになる......怖いな。



ワールド・オブ・ビジネス会社

ロンの父が経営している会社。
ロンは知らないが、どっかの中○財○位の金持ちで、大きい会社。
ご都合主義の固まり。実際のこというと、やり過ぎたと思う。というか、このご都合主義はいらないと思う。保険として、作っただけだが。だが、消す予定はない。
関係ないが、作者は「会社の名前、なんだっけ」と、忘れていた。



お嬢様力

ド○○○ボー○のス○○○ーで測れる戦闘力のようなもの。
測れる最大は三万。もう出てこないであろう。
というより、これが出てくる場所なくね?
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