千夜「みんな! シャロちゃんが大変なの!! 」
ココア「何事! 」
ロン「どうした、どうした! 」
ラビットハウスで仕事をしていると千夜が何かの紙を持ってやって来た......仕事はどうした。
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ロン「ふむ......つまりは、どうやってシャロを止めるかだな」
千夜が説明したことを纏めるとこうなる。
・シャロが『心も体も癒します』と書いてある広告を持っていた
・その広告には、メイド服?を来ている女の子の絵が描かれてあった(影のようになってるが)
・怖くて本人に聞けないから俺たちのところに来た
・フルール・ド・ラパン。という、店で働いている
・千夜とシャロは幼なじみ
ココア「そうだ、仕事が終わったらみんなで行ってみない? 」
チノ「潜入ですね」
潜入か。昔、警察にとあるアジトに潜入してくれと言われて、見つかったからアジトごと消したことがあったな......そして、怒られたな。今回は失敗しないようにしないと。
リゼ「お前ら、ゴーストになる覚悟はあるのか!?!? 潜入を甘く見るなよ!!! 」
『サー、イエッサー! 』
ロン「暑苦しいな」
チノ「ですね」
みんなは制服姿のまま行ったが、俺はすぐに着替えた......身体能力が高いから、一瞬で着替えられるしな。特典様様だなこりゃ......まぁ、自分の部屋で着替えたが。
~ロンside out~
~三人称side~
仕事を放り投げてフルール・ド・ラパンに潜入しに来た五人......と言っても、窓からフルールを見ようとしているだけだが。
リゼ「いいか、慎重に覗くんだぞ」
『せ~のッ』
そうして五人が見たのは、
シャロ「いらっしゃいませ~」
ロップイヤー付きヘッドドレスを着用して、満面の笑みで接客をするシャロの姿だった。
シャロ「何でいるのよォ!!! 」
そして、一瞬でバレた。
ロン「......バレちまったな」
~三人称side out~
~ロンside~
シャロ「ここはハーブティがメインの喫茶店よ。ハーブは体に良い色んな効果があるの......大体、こんなチラシで勘違いしたの誰? 」
シャロがそう言うと、俺も含めてみんな千夜を見た。千夜はその視線に気づくと、何も言わずにシャロに近づきシャロの手を握ると、
千夜「その制服素敵! 」
誤魔化そうとした......全然誤魔化せてないが。今ので、シャロも完全に誰のせいか気付いたそうだ。
リゼ「そもそも、こういうチラシにしてるのがいけない気がすると思うが」
リゼは顔を少し赤くしながらチラシを見ながらそう言った。
シャロ「実は、執事服もあるにはあるんですが、男の人がこの喫茶店では働いてなくてこうするしか......」
シャロがそう言うと、みんなは俺の方を見てきた......え!
ココア「ロン君、フルール・ド・ラパンでもしっかり働いてね」
ロン「いや、俺はラビットハウスで働いてるから。それにココアはしっかり働けよ、いつも昼寝してるし」
ココア「......そ、そうだ! 折角来たんだから、ハーブティーを飲んでいこうよ」
逃げやがった......まぁいいや。
ロン「それもそうだな。それと、フルール・ド・ラパンの件は丁度いい奴がいたら紹介しとくよ」
今度街に来るラリトとか、ラリトとか、ラリトにでも臨時で頼めばいいか......ん? リゼがシャロを見て、何か考えてる。あ、頬が赤くなった......色々と面倒なことになるから、指摘しないでおこう。
ロン「そういや、ココアは今いくら持ってる? 」
ココア「え? ......あっ! え、えっと持ってないや」
チノ「そうえば、制服姿のまま此方に来てしまったのでお金を持ってませんね」
千夜「私も。シャロちゃんのことが心配で」
リゼ「一応持っているが、みんなに奢れる程では」
みんなそう言いながら、俺の方を見てくる......おい待て。まぁいいや、元々そのつもりだしな。
ロン「財布は......よし、大丈夫だな」
財布の中身を確認したら、一万円札が一枚。千円札が五枚程あった......これぐらいあればちっとやそっとでは無くならないだろ。
ロン「今回は奢ってやるよ。じゃあまずは、席に座ろうぜ」
そうして、席に座った。
ーーーーー
ココア「フムフム......やっぱ、ダンディ・ライオンだよね! 」
チノ「飲んだことあるんですか? 」
ココア「ライオンみたいに強くなれるよ! 」
リゼ「たんぽぽって意味、分かってないな」
ロン「じゃあ、ダンディ・ライオンにしてみるか。強くなれるみたいだしな」
俺はココアが言ったやつを頼んでみることにした......なんかリゼが、『お前はもう十分強いだろ』って目で言ってくる。てか、何で俺は目で言ったことが分かるんだろ。俺はすぐに決めたが、他のみんなはまだ悩んでいるようだ。
シャロ「迷うなら、それぞれにあったハーブティを私が選んであげる」
シャロ「ココアはリンデンフラワーね。リラックス効果があるわ」
ココア「へぇ」
ロン「ココアはそれを飲んで、少しは落ち着け」
シャロ「千夜はローズマリー。肩こりに効くのよ」
俺は大丈夫だが、あの和菓子を運ぶと肩がこりそうだな。
シャロ「チノちゃんは甘い香りで飲みやすいカモミールはどう? 」
チノ「子供じゃないですけど......よく分からないのでそれで」
シャロ「リゼ先輩は最近、眠れないって言ってましたからラベンダーがオススメです」
ロン「へぇ、ハーブティって色々とあるんだな」
チノ「あっ、ティッピーには、難聴と老眼防止の効果があるものをお願いします」
『ティッピー、そんな老けてんの!? 』
俺とリゼが突っ込んだ。注文をして、色々しながら待っていたらハーブティがきた。
アジト
名もないアジト。
ただ単にロンが昔、潜入したことがあるよ。ということを書きたかったために作ったもの。
復讐しに来ることはない。ただ、これだけのために潰されたアジト。
特典
どう考えても、使い方が違う。
だが、本人は満足している。
他にも、皿が落ちてすぐに拾えたり、本に水がかからないように素早く本を引っ込めたりと本人いわく、かなり使えるそう。
やっぱり、使い方違くね?
ラリト
この前から、フルールで働くこと(作者の思いつき)が決まった。
ロンが働かせることを決めた。
......うん、ドンマイ。まだ本編に名前しか出てないけど。