連続で二話上げているため、今読もうとしている話が飛んでいる可能性があります。よく注意して読みましょう(前回までが図書館の話です)
ロン「ん......朝か」
俺は、目覚ましがなる音で目が覚めた。そうえば、今日はラリトが街に来るんだっけ。
ラリト「おはよう、ロンさん」
そうして、ベッドから起き上がるとラリトがいた。
ロン「なんだ、夢か」
俺は二度寝をし始めた。
ラリト「いやいやいや、夢じゃねぇよロンさん! 」
ロン「なんでテメェがここにいるんだよ!! 」
午後からくると言ってたのに、なんで午前中にいるんだよ!!
ラリト「遊びに行くと言っただろ」
ロン「お前、遊び行く、言った、午後。今、午前。オーケー? 」
ラリト「なんだそのカタコト......まぁいいや。ドッキリで午前中に来て驚かせようとな。あぁ、タカヒロ......さんだっけか。あの人にはきちんと話を通してあるんで」
ロン「なんだ、それなら良かった。ところで、どこに行きたいとかあるか? 」
ラリト「どこでもいいよ、俺はこの街のこと知らないから」
ロン「そうか、じゃあちょっと待ってくれ。今から準備する」
俺たちはラビットハウスを出た。そうえばココアたちがいないな。あ、今日はココアたち出掛けてるんだったな。
ーーーーー
ロン「まずはここだな、甘兎庵って店だ」
ラリト「へぇ、和菓子メインの店かな」
そんなことを話しながら店に入っていった。
千夜「いらっしゃい、ロン君と......ラリト君ね。ロン君から遊びに来るって聞いてるわ」
店を見てみると、千夜以外誰もいなかった。
ラリト「こんにちわ」
ロン「千夜、今日はこいつに食べさせようと思って来たんだ。ラリト、今日は俺の奢りだ」
ラリト「マジか、サンキューな」
千夜「そうなのね。ようこそ、甘兎庵へ」
そうして、席に案内されて座る俺たち。
ラリト「メニューは......へ? 」
ラリトはメニューを見て固まった......これが普通の反応だよな、ココアがおかしいだけだよな。
ロン「こんな名前だが気にするなよ。美味しいから」
ラリト「そう......か。なら、黄金の鯱スペシャルで」
ロン「じゃあ、俺も同じやつで」
千夜「分かったわ」
ロン「千夜。そうえば今日の服いつものと違くないか? 」
千夜「分かる? 」
ロン「急にそんな目立つ色をしてるの着てたら、千夜のこと知ってるやつはみんな気づくと思うぞ」
千夜「今はレトロモダン月間中なの」
そういうと、店の奥に消えていった。
ラリト「そうえばロンさん。仲間たちが何してるか気にならないか? 」
ロン「あ、それ気になる。どうなんだ? 」
ラリト「たまに喧嘩して建物破壊したり、体がなまらないように組み手(喧嘩)してたらするな。少なくとも、俺たちを倒そうとするやつや、パパラッチはいないから安心しろ」
ロン「喧嘩してることはいつも通りだから兎も角、喧嘩売ってくるやつがいないのはいいな」
パパラッチの方はまだいないみたいだが。警察の権力で何とか出来るだろうし、顔バレはしてないから大丈夫だな。
ラリト「それもそうか......そうえば最近、面白いことはあったか? 」
そうして、俺とラリトの雑談は甘兎庵を出るまで続いた。さて、次はどこに行こう。
仲間たち
やべ、1000文字いかない!
と思って無理矢理入れた話題。
先に二巻の六羽を入れた理由
1ヶ月程脳内で考えていたが、内容が思い付かなかった。
ココアたちが出掛けてる設定を作ったときに、「あ、確かこの話でも出掛けてたからそこと合体させよう」と思ったそう。