あ、最後に少しシリアスがあります。
そろそろ一巻が終わる......なんだか長く感じました。
ココア「シャロちゃん、遊びに来たよ」
ラリト「四名でお願いしまーす」
シャロ「ななな、なんてものを連れてきてるの! やめて、此方来ないで!!! 」
なん......だと......ココアからそんな不吉なオーラが出てるのか!?ココアも知らなかったのか驚いてるし。
千夜「小さい頃にあんこにかじられて以来、ちょっと恐怖症で......それで他のウサギもダメなのよ」
そう話してると、あんこがシャロに飛びかかった。シャロは驚いて悲鳴をあげながらあんこを剥がそうとする。
『ちょっとってレベル!? 』
俺たち三人は声を揃えて驚いた。とりあえずこの場はラリトがあんこを外して、席に座った。席に座ろうとしたら、いつの間にかあんこが消えていたそうだが。兎に角、なにか注文することにした。
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シャロ「お待ちどうさま」
適当に、この前飲んだのとロールケーキを頼むことした。それにしても、シャロは気づいてんのか?頭にあんこが乗ってるの。
ロン「おぉ、美味しい」
シャロ「それにしても......今日はアイツが来るなんてついてない。けど、何処に行ったのかしら」
これは言った方がいいのだろうか......。あと、ココアが『ついてない』と聞いて今日の出来事を思い出したのか、落ち込んでいた。
ラリト「そのアイツが頭に乗ってるのに気づいてないのか? 」
シャロ「え? キャーーーーー!! 」
千夜「シャロちゃん、せっかくココアが今日のことを忘れていたのに、ついてないなんて言っちゃダメ!! 」
シャロは聞く余裕がないみたいだが......
ラリト「全然聞いてないぞ。シャロのやつ」
ロン「......とりあえず、シャロを止めた方がいいな」
あんこを外してシャロを止めることにした。なんか客の内の一人が床に倒れながら「止まるんじゃねぇぞ...」と言ってたが。あ、店の外に連れていかれた。
少年「何やってんだよ、団長! 」
連れていかれた客の知り合いらしき人物もついていった。何やってんだよ本当に、まぁいいか。
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シャロ「490円のお釣りです」
ココア「シャロちゃんの手相も見てみよう」
手相?俺がラリトと一緒にいるときになんかしたのか?
ココア「えっと......片思いでしかも全く相手に通じない相があるね」
あ、シャロのが落ち込んでる。当たってるのか。
千夜「障害だらけね」
ココア「あと金運がひd......」
シャロ「それ以上言うなバカーーーーー!! 」
シャロは恥ずかしがりながら、ココアにお釣りを投げた。これはココアが悪いな。ラビットハウスに帰ってから、みんなにココアの占いのことを聞いたが当たってなかったそう。ココアが今日の出来事を教えると、リゼとチノに占いを止められた。ココアはなんのことか分からないようだが。
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ロン「ココア、俺にもこの前の手相頼めるか? 」
占いの話から数日後。ココアの手相は当たるようなので、やってもらうことにした。
ココア「分かった。えっと......何かと離れてしまう相が見えるね。他にも、自分の秘密がバレちゃう相も」
ロン「......どんな相だよ」
呆れてるように聞こえるかもしれないが、内心は緊張していた。自分の秘密......か。それに、何かと離れる。
ココア「ただ、その代わりに周りを助けることが出来るみたいだね」
ロン「いくらなんでも具体的過ぎないか? 」
ただ、助けることが出来ると。
ココア「だってそう見えるからね......」
ロン「まぁ占いだから深くは考えない方がいいか」
ココア「そうだね」
俺はそう言いながらも内心はもしかしたら......と思っていたが、俺はそういう想像は止めよう。と思い、別のことを考えることにした。もっと考えていればよかったと後悔するとも知らずに。
止まるんじゃねぇぞ...
有名なあれである。知らない人は調べてみるといいと思うが、流血表現があるため注意です。
作者は何回も見たため、いつの間にか暗記出来たそう。
なお、それの原作には興味ない。
最後の手相
無理矢理伏線を作った。
その伏線の展開は四割位考えてるそう。