ロン「それは風邪だろ」
でも馬鹿は風邪を引かないって……
ロン「自分から馬鹿って言うのかよ……」
では、本編どうぞ!なお、二日で治りました。
ロン「オイコラリゼ」
俺はさっき、チノが持っていたケーキが気になるのか、仕事に集中出来ていないリゼを止める。流石に、コーナーをカップに入れられなかったり、客のケーキを凝視してるのは駄目だろ。
リゼ「うっ……だ、だって」
ココア「う~……チノちゃん! 歯医者はちゃんと行かないとダメだよ」
ココアも仕事が集中出来ないことに思うところがあるのか、少し怒る。だがココアよ、お前はいつも寝てるよな。そして、これは言ってない俺が悪いけど虫歯はリゼの方だぞ。もしかしたら、チノもかもしれないけど。
ココア「もふm……ティッピーみたいに歯が無くなっちゃうよ!」
今なんて言いかけたよ。ティッピーもその呼び名を思い出して驚いてるよ。
チノ「もふm……ティッピーはお年寄りですが、歯はまだあります」
あれ、あるんだ。てっきり無いものかと……
ココア「リゼちゃん! 自分が十分痩せてる事を、分かってないみたいだね」
いや、少しは理解してるだろ。あまり無理しすぎると倒れるし。
ココア「もふもふちゃんを見すぎて、自分も太ってるって勘違いしちゃったの!?」
もう言い直しすらしねぇ!
チノ「もふもふちゃんは毛が豊富なだけです」
チノにまで言われてティッピー驚いてるよ!
ロン「ココア、一旦落ち着けよ……」
俺がココアを一旦、落ち着かせようとするとラビットハウスにシャロがやって来た。制服だから、今日はバイト無いのか?
シャロ「先輩の体が心配で……これ、バイト中に作った低カロリーお菓子です!」
シャロ「無茶なダイエットはやめてちゃんと食べ……」
シャロから渡されたお菓子を持ちながら、そのお菓子を睨み付けるリゼ。おいリゼ……その顔でシャロが怯えてるぞ。
シャロ「貧乳ぽっちゃりは去ります!」
そうしてシャロは泣きながら店を出ていこうとする。このまま勘違いされてると面倒なことになりそうだ。
ロン「シャロ待て、リゼは……」
チノ「待ってください! シャロさんは太ってないです!」
シャロを止めたのは意外にもチノだった。
チノ「私の方が……私の方が!」
ん、もしかして太ってるのは……でも、見た目は変わってないよな?
リゼ「わ、分かった。食べるから! だから泣くな!」
それにしても、このシリアス風な茶番はなんだ……
ココア「リゼちゃん男前~」
ロン「お、おいリゼ。やめといた方が……」
俺の静止も聞かず、お菓子を食べたリゼは頬を押さえながら膝から崩れた。言わんこっちゃない。
ーーーーー
結局、チノは体形を気にして、リゼは虫歯で悩んでいたことが分かった。やっぱりか……
シャロ「治療が遅れると、大変な事になりますよ」
ロン「そうだぞリゼ。早く治療しないと」
俺たちはリゼを説得しようとするがあまり効果が無い。
リゼ「行くことは毎日考えている!」
ロン「というより、リゼは銃撃の音は慣れてるだろ。なのにどうして行かないんだ?」
音が嫌だとしても、リゼの家庭だと銃撃の音で似たようなのは慣れてるはずだが……
リゼ「銃撃戦の音は良くても、歯医者のあの音だけは駄目なんだ!!」
吹っ切れた!?そこまで行くのが嫌なのか。でも、行っておかないと……
シャロ「後輩として、何としても連れていきます!」
いきなり強気に!?まぁいい、このままだとリゼは意地でも行かないだろ。だから数日後にシャロと一緒に無理矢理行かせるか。今行かせようとしても、警戒してるから失敗するだろうし。
リゼ「……そ、それはそうとチノは太ってないぞ」
話をそらしやがった。まぁ、確かにチノは太ってるように見えないな。
ココア「そうだよ。どうして言ってくれなかったの?」
チノ「だって……ココアさんはバカにするじゃないですか。私がダイエットなんてまだ早いって言うに決まってます」
バカにするかどうかは兎も角、ダイエットはまだ早いとは言いそうだな。
チノ「よく私の事をふわふわ。ふかふかって言いますし」
ロン「確かによく言ってるな」
リゼ「それで太ってると勘違いしたのか」
ココア「あれはそういう意味じゃ……あっ、私のせいだ!!」
『ああ、そうだな』
なんにせよ、誤解が解けてよかったな。そうして数日後。俺とシャロはリゼを無理矢理歯医者に連れていった。
もふもふちゃん
ふと思い出したため、再登場した言葉。
前に出たのはパン作りをした回。