【凍結】ご注文は転生者ですか?   作:のろとり

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つい先日まで、喉が痛くて、咳とくしゃみがして、鼻水が出て、熱が38.2℃あったり、頭痛がしたり、関節が痛かったりする作者です。

ロン「それは風邪だろ」

でも馬鹿は風邪を引かないって……

ロン「自分から馬鹿って言うのかよ……」

では、本編どうぞ!なお、二日で治りました。


第五十一羽 リゼかわえぇ……

ロン「オイコラリゼ」

俺はさっき、チノが持っていたケーキが気になるのか、仕事に集中出来ていないリゼを止める。流石に、コーナーをカップに入れられなかったり、客のケーキを凝視してるのは駄目だろ。

 

リゼ「うっ……だ、だって」

 

ココア「う~……チノちゃん! 歯医者はちゃんと行かないとダメだよ」

ココアも仕事が集中出来ないことに思うところがあるのか、少し怒る。だがココアよ、お前はいつも寝てるよな。そして、これは言ってない俺が悪いけど虫歯はリゼの方だぞ。もしかしたら、チノもかもしれないけど。

 

ココア「もふm……ティッピーみたいに歯が無くなっちゃうよ!」

今なんて言いかけたよ。ティッピーもその呼び名を思い出して驚いてるよ。

 

チノ「もふm……ティッピーはお年寄りですが、歯はまだあります」

あれ、あるんだ。てっきり無いものかと……

 

ココア「リゼちゃん! 自分が十分痩せてる事を、分かってないみたいだね」

いや、少しは理解してるだろ。あまり無理しすぎると倒れるし。

 

ココア「もふもふちゃんを見すぎて、自分も太ってるって勘違いしちゃったの!?」

もう言い直しすらしねぇ!

 

チノ「もふもふちゃんは毛が豊富なだけです」

チノにまで言われてティッピー驚いてるよ!

 

ロン「ココア、一旦落ち着けよ……」

俺がココアを一旦、落ち着かせようとするとラビットハウスにシャロがやって来た。制服だから、今日はバイト無いのか?

 

シャロ「先輩の体が心配で……これ、バイト中に作った低カロリーお菓子です!」

 

シャロ「無茶なダイエットはやめてちゃんと食べ……」

シャロから渡されたお菓子を持ちながら、そのお菓子を睨み付けるリゼ。おいリゼ……その顔でシャロが怯えてるぞ。

 

シャロ「貧乳ぽっちゃりは去ります!」

そうしてシャロは泣きながら店を出ていこうとする。このまま勘違いされてると面倒なことになりそうだ。

 

ロン「シャロ待て、リゼは……」

 

チノ「待ってください! シャロさんは太ってないです!」

シャロを止めたのは意外にもチノだった。

 

チノ「私の方が……私の方が!」

ん、もしかして太ってるのは……でも、見た目は変わってないよな?

 

リゼ「わ、分かった。食べるから! だから泣くな!」

それにしても、このシリアス風な茶番はなんだ……

 

ココア「リゼちゃん男前~」

 

ロン「お、おいリゼ。やめといた方が……」

俺の静止も聞かず、お菓子を食べたリゼは頬を押さえながら膝から崩れた。言わんこっちゃない。

 

ーーーーー

 

結局、チノは体形を気にして、リゼは虫歯で悩んでいたことが分かった。やっぱりか……

 

シャロ「治療が遅れると、大変な事になりますよ」

 

ロン「そうだぞリゼ。早く治療しないと」

俺たちはリゼを説得しようとするがあまり効果が無い。

 

リゼ「行くことは毎日考えている!」

 

ロン「というより、リゼは銃撃の音は慣れてるだろ。なのにどうして行かないんだ?」

音が嫌だとしても、リゼの家庭だと銃撃の音で似たようなのは慣れてるはずだが……

 

リゼ「銃撃戦の音は良くても、歯医者のあの音だけは駄目なんだ!!」

吹っ切れた!?そこまで行くのが嫌なのか。でも、行っておかないと……

 

シャロ「後輩として、何としても連れていきます!」

いきなり強気に!?まぁいい、このままだとリゼは意地でも行かないだろ。だから数日後にシャロと一緒に無理矢理行かせるか。今行かせようとしても、警戒してるから失敗するだろうし。

 

リゼ「……そ、それはそうとチノは太ってないぞ」

話をそらしやがった。まぁ、確かにチノは太ってるように見えないな。

 

ココア「そうだよ。どうして言ってくれなかったの?」

 

チノ「だって……ココアさんはバカにするじゃないですか。私がダイエットなんてまだ早いって言うに決まってます」

バカにするかどうかは兎も角、ダイエットはまだ早いとは言いそうだな。

 

チノ「よく私の事をふわふわ。ふかふかって言いますし」

 

ロン「確かによく言ってるな」

 

リゼ「それで太ってると勘違いしたのか」

 

ココア「あれはそういう意味じゃ……あっ、私のせいだ!!」

 

『ああ、そうだな』

なんにせよ、誤解が解けてよかったな。そうして数日後。俺とシャロはリゼを無理矢理歯医者に連れていった。




もふもふちゃん

ふと思い出したため、再登場した言葉。
前に出たのはパン作りをした回。
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