そうえば最近、文字を打つのが早くなったような気がします。
では、本編どうぞ!
ロン「いい生地見つかったか?」
俺たちは父の日までの数日間、ウサギ柄の生地を探していた。どうしてこんなに見つからないんだ?もう父の日当日だぞ。なお、これは俺たち三人でやろうとしていることなんで、ラリトを応援に呼んだりはしていない。
ココア「ううん、見つからない」
チノ「見当たりませんね……」
ココアとチノも見つからなくて、諦めムードが少し漂っている。ぐぬぬ、なんとか出来ないものか……
ココア「あっ!」
そう悩んでいると、ココアが急に大声をあげた。
ロン「うおっ、どうしたココア」
ココア「この前、隣町に出かけたときにウサギ柄の生地を見つけたのを思い出したんだよ!」
チノ「本当ですか!」
だが、空は少しオレンジがかかっていた。この時間から普通に隣町に向かっても間に合わないな……そう、普通ならな。俺は転生した特典で身体能力があがっているため、急いでいけば間に合うだろう。俺自身も転生したことを忘れることがよくあるが。
ロン「急いで行ってくる!」
そうして、俺は急いで隣町へと向かった。人が出せるスピードを軽く越えてたような気がするけど知るか。
ーーーーー
ロン「はぁ、はぁ……これか?」
俺は隣町について急いでウサギ柄の生地を探し始めた。とりあえずは線路にそって走っていたらいつの間にかついていた。
ロン「ココアに聞いてみるか」
俺はその生地の写真を撮り、ココアに送った。そうして数秒後、ココアから電話がかかってきた。早いな……まぁ今は好都合だ。
ロン「もしもし、ココア? この生地であってるか?」
ココア『うん! 前に見つけた生地と同じだよ!』
そいつは良かった……もし違ったらもう一度探すはめになっていたな。さてと、値段は……
ロン「え……」
ココア『ロン君、どうしたの?』
ロン「あ、ああ。何でもない」
俺は値段をみて衝撃の事実に気づいた。この生地って『五万円』もするのか……ココアのやつ、柄だけ見て値段を見てなかったな。まぁ、奮発してやるか。俺はその生地を買って急いでココアたちの元へと戻っていった。
ーーーーー
ロン「なぁ、ココア……」
俺たちはなんとかネクタイの素材が見つかった。そうしてココアがミシンでネクタイを作り、俺とチノがそれを見守るような形になっているのだが……
ココア「いや、まだだよ!」
さっきから失敗続きで、失敗したネクタイで山が出来るほどだ。それで、俺と交代しようか提案しているが断られた。
チノ「あの……ココアさんとロンさんまで気を使わなくていいんですよ」
チノが失敗し続けるココアを心配してか、そんなことを言い始めた。
ココア「え~、やだやだ! そんな寂しいこと言わないでよ」
ロン「俺たちがやりたいからやってるだけなんだし」
ココア「チノちゃんのお父さんは私のお父さんと一緒だよ。だから、一緒に作らせてよ」
ココアの親父さん、今頃泣いてると思うぞ……会ったことないけど。
ロン「じゃあココア、少し貸して……」
ココア「やだ!」
子供か!?ココアは俺が裁縫が上手いことを知ってるから、あえて自分で作りたいのだろう。まぁ、転生してから暇だったんで色々なことに挑戦していたからな……しょうがない。このままだと作り終わらない可能性もあるし、最終兵器を使うか。
ロン「なぁチノ」
俺はチノに小声で話しかけた。
チノ「なんですか?」
ロン「このままだと、終わらないかもしれないから悪いがチノも手伝ってくれないか? そもそも、何故かココアは一人でやろうとしてるし」
チノ「分かりました」
チノはそう言うと、ミシンを使ってるココアを呼び止め交代してもらった。ちょおま……まぁココアのことだから『失敗してもお姉ちゃんが教えてあげるよ!』とでも思っているのだろう。
チノ「…………」
チノがやり始めると、無言でただミシンの音だけしか聞こえなくなった。俺より上手いだと……!
【転生と特典】
毎回言ってることだが、いらなかったような……
普通の日常にすれば良かったと今さら後悔してます。
まぁ、一から直す気は無いですし、思い付きませんけどね。