このカードの効果で矛盾がおかしいところがあっても、あやふやにできる!
ロン「この作者は何を言っている……」
モカ「今日はお疲れ様!」
ベーカリー保登で手伝い初日。ラビットハウスよりは客が多かったが、少し疲れた程度で終わった。少し疲れた理由はモカさんが「お姉ちゃんって呼んで!」と何回も言ってきたり、ラビットハウスとは色々と違ったりしたからだ。ただ、仕事中に「お姉ちゃんにはタメ口で良いんだよ!」と言われたのでタメ口で話すにした。
ロン「そうだモカさん。一つ相談が」
モカ「ん、どうしたの?」
ロン「この店の宣伝方法を考たけど、聞くか?」
俺が説明すると、モカさんは驚いたような顔で賛成してくれた。ラビットハウスだと難しいが、ベーカリー保登……パンならできるだろうな。
ーーーーー
ロン「じゃあ行くぞ」
そうして翌日、時刻は10時。俺たちは街に来ていた。
モカ「試食いかがですか~!」
そう、試食だ。ラビットハウスのように、飲み物が基本の店だと冷めたりコーヒーが苦手などあるだろう。だが、パンなどの物なら簡単に食べれて皆食べれるからである。街に降りてるから、店は休みになるのが少しキツいな……
ロン「ほら、食べてみな」
一人の子供が遠くでチラチラと見ていたので、近づいて声をかけた。
子供「ありがとう!」
それがきっかけで子供たちが集まってきた。てか、不良の頭の周りに子供が集まってるって……あれか、俺にそんな雰囲気が無いからか。
ロン「モカさん、そっちはどうですか?」
そうして数時間ほど。試食用に持ってきていたパンが無くなったため、少し離れて同じく配っていたモカさんに近づいた。
モカ「こっちも終わったよ!」
俺たちは一旦店に戻り、明日の分の準備をした。これで客が集まればいいが……
ーーーーー
モカ「そろそろあけようかしら……」
三日目。モカさんが店を開けようと外に出ようとしたら、ニブニブニブニブとまるで地震のような音が店に響いた。
ロン「地震!? いや、これは……」
音にしては揺れが小さいことに疑問を思いながら、モカさんの代わりに扉を開けた。
ロン「」
店の外には沢山の人がいた。これは目の錯覚だな。そうだ、いくら保登ベーカリーのパンが旨いといっても一日でこんなに集まるものか?どこまで列が続いてるか見えないぞ。
モカ「……はっ! ロン君、お店開くよ」
ロン「あ……はい」
モカ「え、えっと……570円になります!」
店に入りきらないほどの客で動揺して、計算が遅れるモカさん。
ロン「ああ、袋詰めないと……」
沢山詰めすぎて、疲れてきてる俺。まさか、昨日だけでこんなにくるとは……あ、午後にも店開くからもしかしたら……そこを考えるのは止めるか。