なお、今回はきららファンタジアの話を本編で少しだけしていますが、ネタバレにならないようにしてあります。
ココア「……はぁ」
こんにちは、ココアです!ロン君が実家に帰ってから数日が立ったんだけど……
チノ「ココアさん、元気ないですね……」
リゼ「そういうチノも元気ないだろ」
私……いや、私たちはロン君がいない寂しさで元気が出ません。リゼちゃんもいつも通りに振る舞ってるけど、カフェラテに絵を描くのを失敗したり、上の空?みたいだし。
ココア「……ロン君」
いや、駄目だよ!ここはお姉ちゃんが頑張らないと!私と同じ能力(お姉ちゃんオーラ)を持っているロン君にも負けないようなしないと。でも、ロン君はお姉ちゃんオーラというより……お兄ちゃんオーラ?
ティッピー「……はぁ」
ココア「みんな! 寂しいのは分かるけど、こういうときはお姉ちゃんに頼っていいんだよ!」
『…………』
あ、あれ!?てっきり、抱きついてくると思ったのに!?
ティッピー「……はぁ」
ティッピーにさえ、ため息をつかれたよ!
ラリト「やぁ。遊びに来たぞ」
あっ、ラリト君が遊びに来た!と言っても、今はバイト中だけどね。
ラリト「アイスココア一つ、お願いな」
ココア「分かった! チノちゃん、アイスココア一つ!」
チノ「分かりました」
そう言って暫く待つと、飲み物が出てきたんだけど……
ココア「……チノちゃん、アイスココアってこんなに黒かったっけ?」
私はまだ、味を理解出来ないけどアイスココアとコーヒー位の見た目は分かるよ!
リゼ「チノ! それはアイスココアじゃなくて、コロンビアだ!」
コロンビア……?確かにメニューにあったような。私はメニューを確認すると、コロンビアというコーヒーが載っていることに気づいた。よくチノちゃんもリゼちゃんも分かったね。ってあれ!?
ココア「チノちゃん、一体何杯作ってるの!?」
私が気づいた頃にはカウンター一杯のコロンビアがありました。
チノ「……はっ! すいません、少し考え事してました」
これじゃあ仕事にならないよ!
ーーーーー
ココア「んっ……よく寝たぁ」
この後、仕事中に日向ぼっこしてたらいつの間にか眠っちゃってたみたい。
ココア「エトワリアかぁ……」
私はさっきまで見ていた夢を思い出していた。夢の中の話だけど楽しかったなぁ。あ、ロン君から電話だ!でも、今仕事中だし……いいや!限界だよ押すね!今だよッ!私は急いで店の奥に行き、電話に出た。
ロン『もしもし、ココアか?』
ココア「あっ、ロン君? どうしたの」
ロン『特に用事は無いが……そっちは大丈夫か?』
ココア「特に、これと言ったことは無いよ」
あるといったら、私たちが寂しくて元気が無い位だね。
ロン『そうか』
ココア「そうえば、この前エトワリアって世界に行った夢を見てね―――」
早く帰って来ないかな?
ロンとの絡みが作りやすいキャラクター
マヤ、ココア、リゼ
さてさて、今年もそろそろ終わるのか……
一年前が懐かしく感じる(映画)
あ、こみっくがーるず作ってない!