【凍結】ご注文は転生者ですか?   作:のろとり

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久しぶりだ……

別作品を書いてたのでそう思います。
たった一週間。されど一週間。
そして地の文が増えた気がします。

今までどんな風に書いてたっけ……?


第七十七羽 映画を見よう、そうしよう。

ココア「ふぁ~」

 

授業が終わり、欠伸をするココア。

今日は青山さんと言う人から映画のチケットを貰ったので、放課後みんなで見に行くのだ。

青山さん……もしかしてあの人か?

俺は甘兎で見たお客を思い出していた。

 

千夜「眠そうね」

 

ラリト「大丈夫か?」

 

ココアは昨日チノにコーヒーの銘柄クイズを挑んだ。

名前は知ってるのに、全て外した。

『修行の成果!』とか言ってたのにさぁ……

確か3杯飲んでたな。それで映画大丈夫かよ。

ついでにチノに『ロンさんなら当てられますよね?』と言われて飲んだ。

結果としては一つだけ当てた。当てずっぽうだが。

そのため……

 

ロン「……zzz」

 

今寝てる。

昨日のココアのことを知ってる理由としてはロンさんに聞いた。

そしてこれが何時からロンさん視点だと思っていた……?

まぁ次のシーンではロンさん視点に戻るけど。

ロンさんは今日の午後の授業は寝てた。

ココアは一応起きていたようだが……

 

ココア「まだカフェインが持つと思う……zzz」

 

ラリト「まさか寝てないのか!? 起きろ!」

 

俺はココアの肩を揺らしていた。

だがココアはまだ眠そうにしている。

 

ラリト「千夜はココアを頼む」

 

そココアを千夜に任せ、俺はロンさんの耳元で叫んだ。

『レック○ザの鳴き声』を真似てみた。

結果としては起きたが、頭にチョップを喰らった。

い、痛い……

俺は打ち○め(ラスト○ーダー)になった覚えはないぞ!

 

 

 

 

 

 

 

ロン「雨降ってるなぁ……」

 

俺はラリトのお陰(せい)で目が完全に覚め、外に出た。

これから映画館に行く予定だが雨が降っていた。

参ったなぁ……わざわざみんなバイト休みの日にしたのに。

 

ココア「あっ! そうだ!」

 

千夜「ココアちゃん?」

 

どうしたんだ?

ココアは傘をささずに、雨の中へ走っていった。

千夜もそれに着いていき、ラリトも着いていった。

何やってんだよ……だんt あ、これ違う。団長関係ない。

そうしてると当然の如く、ココアとラリトは転んだ。

 

ラリト「止まるんじゃねぇぞ……」

 

ロン「止まってろよ」

 

千夜「ごめんなさい……実は私、折り畳み傘持ってるの!」

 

千夜は申し訳なさそうに、鞄から傘を出した。

ポケットから車を出すような事はしない。

あれは酔っぱらいだから仕方ない。

 

ロン「俺も丁度持ってるから、ココアを入れてくれ」

 

ラリト……何やってんだぁ!

雨の中走るなんて怪我したらどうするんだよ。

いや、ラリトの場合は大丈夫か……?

 

ラリト「ロンさん、この世にはご都合主義があるんだ。

 

だから俺だって怪我をする」

 

ナチュラルに心読むなよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロン「ラリト、濡れてるけど大丈夫か?」

 

そうして映画館に着いた俺達四人。

そこでチノたちとも合流した。

ついでに合流した時に雨が上がり、雲の間から光が入ってくることをココアが『おてんとさんの鼻水』と言ってた。

誰だよ、そんなこと教えた奴…………あ、俺だ。

前に高一になった4月1日にエイプリルフールとして、言ったんだ。

よし、黙っておこう。

 

ラリト「俺は大丈夫だ」

 

映画館に入り、持っていたタオルでまずは濡れた体を拭くことにした。

 

リゼ「チノは傘持ってきたんだな」

 

ラリト「そうえばあまり濡れてなかったな」

 

確かにな。

チノは最初から傘をさしてたのか。

 

チノ「いえ、途中合流したティッピーが持ってきてくれました」

 

『器用だな!』

 

どうやって持ってきたんだよ……

開いてか、閉じてか?

でもよく踏まれなかったよな。この街はウサギが多いから、車は通れないようになってるけど。

俺だったら気づかないで蹴ってると思う。

 

ラリト「なぁなぁロンさん」

 

ラリトが俺の肩をトントンと指で叩いてきた。

なんだ、車のCMか?

俺がその合図に気づいた事が分かると、千夜とシャロの方を指差した。

その方向ではシャロが千夜に髪を拭いてもらっていた。

いや、シャロは嫌がっているので一方的だろう。

何が言いたいんだ?

俺がそう不思議に思っていると、髪が吹き終わった。

そしてシャロの後ろ髪はボンバーヘッドになってた。

俺とラリトは無言で写真を撮り、後日シャロに送った。

 

ロン「……映画見に行くぞ」

 

俺は笑いを堪えながらみんなに言った。

そうして映画。

ラリトは開始五分で寝た。

お前は、何をしにここに来たんだ……?

 

 

 

 

 

 

 

 

ロン「うっ、嘘だろ!」

 

チノ「後半寝てたんですか!? 凄く良かったのに皆さんと語り合えないじゃないですか!」

 

ココアが映画の後半寝ていたのだ。

小説読んだから。と言ってるけど、小説とラスト違ったぞ。

それに他のみんなも目線を反らしてやがる……さてはよく覚えてないな? 

あとラリトは許せねぇ。

 

ラリト「ロンさん、ギブ……」

 

ロン「ん? あぁ、忘れてた」

 

俺はラリトに『チョークスリーパーホールド*1』をかけていた。

まぁ前にTVでやってたのを試しただけだ。

もしもがあると困るので直ぐに放した。

かけてたのは3秒だけだ。

 

ココア「主人公のウサギになっちゃった、お爺ちゃんカッコ良かったね」

 

確かにな。

例えウサギになろうと、バリスタとして頑張ろうとする所に胸を撃たれたな。

だからラリト、物理的に胸を撃つ(叩く)のは止めろ。

それにしてもとてもティッピーが頷いてるな。

そんなに映画が面白かったのか。

てか、ここの映画館はペット禁止とか無いのか。知らなかった。

 

ロン「俺はウサギになる所が印象的だったな」

 

千夜「ライバルの甘味処のお婆さんの情熱には、

 

心打たれたわ」

 

くだらない事で争ってたけどな。

まるで俺とラリトを見ているようだ。

 

シャロ「何処かで聞いた話ね」

 

そうなのか……?

 

リゼ「でも、ジャズやって喫茶店の経営難を救った、

 

バーテンダー息子さんは

 

もっとカッコよかったな!」

 

おぉ、リゼがとても熱く語っている。

動画として残して……後が怖いから止めとくか。

 

チノ「まるで父みたいでした!」

 

ティッピーがみんな以上に興奮している。

 

ロン「同じウサギとして、何か思うことでもあるのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リゼ「……ちょっとトイレ」

 

十分に語り合い、帰ろうとするとリゼが少し用事があるそう。

そして俺は聞かなかったことにして何も反応しない。

ラリトはベンチで寝てる。

この野郎……!まぁいいか。

それよりもチノとティッピーがとても眠そうだ。

今にもティッピーが落ちそうだな。

 

ロン「チノ、大丈夫か?」

 

俺は落ちたら危ないので、ティッピーを回収しながら話した。

一応声は聞こえているようで、何回か頷いてはいる。

これはかなり眠そうだな。途中で寝られると少し困るな。

俺がそう思っていると……

 

ココア「チノちゃん、おんぶしてあげる」

 

ココアはそう言うが、チノを首を横に振る。

言葉で返事しないってことは、意識がハッキリしてないな。

 

千夜「でもココアちゃん眠いんじゃあ……」

 

シャロ「背負って倒れたら悲惨よ」

 

そうだな……

どうするか。

 

ココア「それなら……」

 

そうしてココア達は騎馬戦の形をとった。

危ないから止めとけ!

丁度リゼが用事から戻ってきたようで、

 

リゼ「騎馬戦でも始めるのか!?」

 

驚いた。

というかここ映画館だから!

他の人の迷惑になるから止めとけ!

 

ロン「ほら、チノが怖がってるだろ」

 

シャロ「ロン、助けて……」

 

ココア「降ろせない……」

 

千夜「体力が……」

 

チノを助けたかったのは分かるけどなぁ……

俺はリゼに手伝ってもらい、チノを一緒に降ろした。

結局、俺はラリトを。リゼはチノを背負うことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ココア「私もバリスタ目指してみようかな。

 

それでリゼちゃんがソムリエ。

 

ロン君がバーテンダーになるの」

 

後日、映画の影響を受けたココアがそう話した。

そう簡単になれる程世の中は甘くないけどなぁ。

 

ココア「大人になったら、ここで四人働けたら素敵だね」

 

まぁいいか。夢物語であろうと、別に構わない。

そう願うなら頑張らないとな。

出来るか分からない夢だけど。

 

リゼ「……パン屋さんと弁護士はもう良いのか?」

 

ココア「あっ、最近は小説家も良いな~って!」

 

ロン「一体幾つ夢を持つ気だよ」

 

そしてその日の夜。

夢をコロコロと変えるココアにチノが怒ったのか、コーヒーの違いを当てようとさせた。

ついでに俺は巻き添えを喰らった。

*1
注意 危険なので止めましょう




そろそろ二巻が終わる……折り返しだなぁ。

ロン「久しぶりな気がする」

作者「別作者を書いてたからな」

ロン「この作品の投稿ペースどうにかならないか?」

作者「ごちうさ書くときは、単行本片手に何時間も書いてるから、時間が無くてな……」

ロン「そうか。完結させろよ」

作者「りょーかい」
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