Infinite Epicurean   作:カージ

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前話での『獄炎馬帝 コクリュウマル』の名前を『獄炎馬王 コクリュウマル』に訂正しました。

2018/4/4 クエストの難易度設定を変更しました。


プロローグーー食ジマリ・2ーー

むかしむかしあるところに、よんたいのかいぶつがいました。

 

かいぶつたちはとてもなかがわるくいつもあらそってばかり。

 

もりのどうぶつたちは、かいぶつたちがこわくてひるもよるもかくれているしかありません。

 

あるひ、かれらがいつものようにけんかをしていると、ひとりのかみさまがやってきました。

 

かみさまはどうぶつたちにたのまれて、かいぶつたちをこらしめにやってきたのです。

 

かいぶつたちはかみさまにおそいかかりますが、かてるわけがありません。

 

かみさまは、かいぶつたちがにどとけんかをしないように、べつべつのばしょへとじこめてしまいました。

 

かみさまは、かいぶつたちがにどとおきないように、もりのどうぶつたちいがいがもりへはいってはいけないといいのこし、おそらへかえっていきました。

 

それからは、もりのどうぶつたちもおびえてくらすひつようがなくなったそうです。

 

めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◻島波領

 

権左衛門は八代領消滅を知らせたその日のうちに、DIN社を通じて自領にいるマスター達に討伐隊の募集を行った。島波家臣の高レベル武芸者はわずか8人。そのなかに、超級職(スペリオル・ジョブ)の保有者は存在しない。集まった、マスターの中で?レベル300を越えているものすら10人にも満たない。町ひとつ分しかない小さな領地なのだ。むしろ、たくさん集まった方である。だが、所詮は古代伝説級。カンストした武芸者やマスター達が10人もいれば敵ではない。

 

「これより、古代伝説級の宝物獣『獄炎馬帝 コクリュウマル』の成敗へ向かう! 者共、行くぞぉ! 」

 

権左衛門に率いられ、意気揚々と討伐隊は町を出立する。

まさにそのとき、討伐隊のマスター達はひとつのシステムアナウンスを耳にした。

 

【クエスト【討伐ーー『獄炎馬王 コクリュウマル』 難易度:6】の難易度が8に変化しました】

【クエスト詳細はクエスト画面をご確認ください】

 

クエスト難易度が、上昇した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◻天地 島波領近接危険地帯 『四王封域』

 

 

 

それは、巨大な化け物であった。『獄炎馬王 コクリュウマル』は他の三体の同胞のうち二体と争い、そのすべてに打ち勝ちそれを食らっていた。かつて、◼◼◼◼◼を与えられた四体の魔物は、ひとつの同じスキルを手に入れていた。『弱肉強食』と名付けられたそのスキルは、スキルの保持者同士が食らい会ったとき、勝者にすべてのリソースが与えられると言う限定的な経験値ブーストスキルであり、一部の共食いを行うモンスターがごく稀に所持しているスキルである。しかし、◼◼◼◼◼に適合し、UBMとなった彼らにとっては、全く意味の異なるものであった。すべてのリソースを得ると言うことは、◼◼◼◼◼すら得ると言うこと。故に、『獄炎馬王 コクリュウマル』ーー否、『獄炎馬帝 コクリュウマル』はSUBMの候補となった神話級のUBMとなっていた。そのレベル、実に80。通常、モンスターのレベルが100でカンストとなる以上、高レベル保持者がたった20人にも満たない人の群れ程度、一撃で壊滅に追い込むなど造作もないことであった。

そして、そうであるがゆえに、目の前に一人の小さな人間が立ったときも、気にも止めずに吹き飛ばそうとしてーー

 

「全然、効いてないのだ」

 

それができなかった時、即座に反応することはできなかった。

 

 




長文にしようとすると、文章がさらに安っぽくなるので、基本一ページ辺りは短めになってしまう。
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