ゼロカラクズスイセカイセイカツ   作:アルヒ

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あ、どうもー。はじめまして。
初めての投稿で緊張してます。
頑張って完結しますので、よろしくお願いします。
本編をどうぞ。


波乱の幕開けは突然に
1話


風が吹く丘の上。男は天を仰ぎ、手を伸ばした。

 

 

「ん?」

 

手を空に伸ばしたとき、急に光が視界を覆い、目を開ければそこは見知らぬ土地だった。

 

「どこだ、ここ。」

 

先程まで、丘の上に座って休憩していたのに、気づけば森の中だ。

 

「何だ?またデタラメな奴らの魔法でも食らっちまったのか?」

 

組んでいた足をほどき、立ち上がった。

まず、現在の場所と状況を確認したい。近くに人はいないか見わたす。

広い道に出ると、奥の方から何か見える。

しかし、この男はとんでもないものを見つけてしまった。

 

「人が龍に乗ってる!?」

 

地竜に乗って人が移動しているだけだ。

しかしそれはこの男にとって、本来ありえない光景なのであった。

 

この男にとって竜、否、龍は高貴なものであり、人間など、ほこりを払うことよりも簡単に消すことがてきる。

その竜に乗っている人間は何者なのだろうか。

 

「お兄さん、どうしたんだい?」

 

竜に乗っていた商人らしき男がこちらへ来た。

体は大きく、ガタイが良いため、筋肉質な人だと思う。

 

「いや、竜に乗っていることに大変驚きまして···」

「兄ちゃん、地竜を見たこと無いのかい!」

 

地竜?

竜の名前だろうか。

 

「あ、はい。そうです。」

「へー。兄ちゃん、どこから来たんだい?」

「えっと、いや、あのー。俺、捨て子で...」

「ほぅ。兄ちゃん、大変だったじゃないのか?」

「はい。でも、もう大丈夫です。」

 

それよりも気になることがある。

 

「あのー、先ほどおっしゃった地竜とは?」

 

そう、この竜のことだ。

もともと竜というのは高貴なる生物で、圧倒的な力を持っている。

あと、確か竜の名前って、龍精(ドラゴニ)

 

「何だー?兄ちゃん、地竜のこと知らんのかい。

よっぽど、ひどいところで住んでいたのかな?」

 

ほう。どうやら地竜というものは有名なものらしい。

 

「地竜っていうのは、俺たちが移動するときに使うものなんだ。

普通は地竜が竜車を引いて、移動するが、地竜に乗って移動することもある。」

 

ふむふむ。竜に乗って移動か…。

…それ竜に襲われないのかな?

 

「地竜に攻撃されないかだって?」

「えっ!?」

 

思考を読まれ、驚きを隠せない。

 

「ははっ!兄ちゃん、顔に意外と出るから、試しに聞いたら当たっちまったよ。」

 

あー。顔に出てたのか…

魔法のようなもので思考を読まれたのかと思った。

 

「大丈夫だよ。地竜も自分の仕事を分かってるし、何よりこいつと俺の歴は長いから、いきなり俺に噛み付いてきたりなんかしねぇよ。」

「そ、そうですか…」

 

やはり、信じられん。

竜を足代わりに使うなど、自殺行為にしか思えん。

 

「あ、そろそろ行かなきゃな。兄ちゃん、すまんが仕事の途中でよー」

「いえ、こちらこそすみません、仕事の邪魔してしまって。色々と助かりました。」

「そっか、じゃあ強く生きろよー」

 

…あり得ない。

竜が人に使われているなど。

しかも、俺は人が住む場所からかなり遠く離れた場所にいるはずなのに、なぜ、人がいたのか…

いや、人ではないな。正しくは…

 

人類種(イマニティ)か…」




最後までご覧になっていただき本当にありがとうございます
短ったでしょうかね…
こんな感じで、面白さの欠片もないかもしれませんが、次も頑張りますので、見たいお方はこれからもお願いします。
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