木組みの家と石畳の街、小学生の頃引っ越してしまったこの物語の主人公、田匙 燐(たじ りん)は高校生となり再びこの街に帰ってきた。
これから起こる楽しく素晴らしい日常、どんな日常になるんでしょうね。
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「ふ〜、やっと着いた。この町に戻ってくるのも久しぶりだなぁ」
俺の名前は田匙 燐。昔この町に住んでいたんだが親の用事で引っ越したんだ、しかし3年ぶりにまたここの高校に通うために帰ってきた。
「にしても変わんねぇなぁ、この町は。木組みの家に石畳の町。本当になんていうか、独特な町だよな。」
本当に日本なのか・・・と燐が呟きつつある紙を見ていた
「さて、これからどうしようかな。どこに住めばいいかとか親父から渡された紙があるからそこに行くとしてマジでここに住むのか、俺苦手なんだよな」
紙に書いてあった場所にはこう書かれていた
「rabbit house」香風家、と
「さて、向かうのはいいけどどうしようかな、あの爺さんに挨拶しなきゃいかないのか。昔親父とコーヒー飲みにきた時、いろいろ機嫌悪くしてしまってからどうも行きにくくなったんだよなぁ」
燐は小学生の時父親と来たことがある、その時幼い燐にとってコーヒーはとても苦く思わず「僕、これで苦手」と言ってしまった。その時たまたまマスターが近くにいて自分の言葉を聞き「なら、無理して飲まなくてもいい」と優しく言ったのだ。
しかし、子供から見たら優しそうなマスターがすごく怖く見えてしまったらしく燐は苦手意識を覚えてしまったらしい
「まぁ、こんなところで昔のこと気にしてても仕方がないしとりあえず向かうか。そういえばあの子とあいつらは元気なのだろうか」
「ふー、ようやく着いた、この店も変わらないな」
着いた宿泊先、「rabbit house」はウサギがカップを抱いてるような看板がありこの街から見ると少し古くしかし味のある店である。
「さて、まずは入って爺さんに挨拶して部屋の掃除、片付けをしてそれからどうしようか。学校へは明日からだしとりあえず準備をして、あぁ、けどまずは仕事覚えなきゃ行けないか。お世話になるんだしそのためにもまずは仲良くしていかなくては・・・仲良く出来るよな、俺。とりあえず入って一息つこう」
少し不安にもなりながら燐はドアの取っ手を持ちゆっくりと扉を開けていった
カランカラン
「いらっしゃいませ」
入ってみたら、栗色の髪の女の子が声をあげ近くに寄ってきた。
「いらっしゃいませ、お一人ですか?」
「あ、あぁ1人だ」
とやりとりを済ませ席に案内された。
「ご注文は何になさいますか?」
じゃあオススメとココア特製パンケーキってやつを1つ」
「かしこまりました」
「お待たせいたしました、ごゆっくりどうぞ♪」
そういって持ってきたコーヒーに口をつけた。
昔は苦手だったこの味が今となってはすごく懐かしい
「うん、うまい。これはブランドかな。こっちのパンケーキはどれどれ うん、こっちも美味しい」
とリアクションをとっていると「すごい、なんでわかるの?」と声をかけられた。
「うーん、昔は苦手だったんですが今は好きになったからいろんなコーヒー飲んでるんですよ」
「へー、私もたくさん飲んだらわかるようになるのかなぁ」
「どうでしょうね、コーヒーが好きなら覚えられるかもしれませんよ」
と、他愛もない会話をしていると「おい、ココア」と紫色のツインテールの子が近づいてきた。
「お客様と喋るのもいいが、ちゃんと仕事をしろよ」
「わかってるよ〜、それでは」
と立ち去って行こうとしたので「あ、ちょっといいですか」と少し引き止めた。
「今日からここでお世話になるものなんですが、マスターは今いますか?」
すると奥から背の少し低い水色の女の子が出てきた。
私に何か用ですか?」
「.あ、えーと今日からここでお世話になる田匙燐って者なんですがマスター、おじいさんはいらっしゃいますか?」
「祖父は去年に・・・」
あー、聞いてはいけないことを喋らせちゃったかな
「すいません、話しにくいこと聞いてしまって」
「いえ、気にしないでください。それよりも話は父から聞いています。お部屋にご案内しますね」
「はい、ありがとうございます。けどその前にお父さんに少し話があるんだけど今大丈夫かな?」
「はい、父なら今は中にいるので大丈夫です。夜になるとバーをやってるので忙しいですが」
「バーまでやってるんですね、では案内お願いします。」
こうして、rabbit houseでの新たな生活がスタートしようとしているのである
改めまして、椎名守といいます。皆さんの小説を読んで自分も描きたくなったので書きました。
文才は正直皆無ですが頑張って書きます。
更新についてはかなりの亀更新になるので更新した時に「あ、更新されてる〜」って程度に楽しんでくださったら嬉しいです。
これから始まる田匙燐の生活、期待して待っていて下さい