独占と嫉妬と……   作:はるのき

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この感じだと失踪せず書き終えたとしたら一回自分で読み直して文いじるかもしれない。べ、別にいいよね。小説というより欲望の塊みたいな感じだし。


学校

 俺は仕事を終えてお嬢様とともに各自の自室、寝室に向かっている。

 

「そういえば晴、なんで図書室で正体を明かさなかったかわかる?」

 

「わかってると思っておられたからでしょうか」

 

「正解。でもなんでわからなかったの?」

 

「なぜでしょうね?」

 

本当は認めたくなかったんだろうな。昔みたいなことがあっては今まで孤立してきた意味がなくなるから。こうなってしまった以上、もう抑え込むしかないんだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり晴、本当はわかってたね。嬉しいけど、今までの自分をつぶさないようにしなきゃね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ではお嬢様、ゆっくりお休みになられてくださいね」

 

「うん、おやすみ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはようございます、お嬢様」

 

「うん?晴?」

 

「はい、朝食ができましたので」

 

眠そうな顔で、目をこすりつつ体を起こすお嬢様の姿は懐かしく、また、----------。

 

「おはよう、晴」

 

「制服に着替え終わりましたら部屋の外で待っておりますので出てきてくださいね」

 

「うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当にあんな顔、俺に見せないでほしいな」

 

その声は誰にも聞こえることなく消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お待たせ、晴」

 

「ではいきましょう」

 

朝食を食べた後、彩月さんの運転する車でお嬢様とともに学校に行った。これからの生活で一番の地獄になるのが学校であることは明白。はぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「晴、執事っていうこと言うけどあんまりほかの人と話しちゃ、嫌だよ?」

 

「私を甘く見すぎです。私はお嬢様の執事ですからね?お嬢様の意向に従うまでです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人ってそうやすやすと変われるものじゃないね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう、櫻木さん」

 

「おはよう」

 

「ねぇ、如月君と学校来たけど二人はどんな関係なの?」

 

情報が早いなぁ、と思いながら

 

「晴は私の執事なの」

 

「そうなの?」

 

「うん」

 

「如月君?」

 

「そうだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺、なんも変わってないや。どうしたらいいんだろうか。自分の思い通りにするのが一番なのかな?ははっ、それじゃ意味ないな。俺が縛ってどうする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段通り学校ですることは終わった。普段と違うのはやはり、横がうるさいことと、お嬢様を護る必要があること。危険な輩は即刻取り押さえる必要がある。教師、生徒、環境そのもの。護衛というのは精神的にも過酷、肉体的にも過酷。でも、護れるのであれば自己犠牲など知ったことではない。

 

「晴、帰ろう?」

 

「かしこまりました、お嬢様」

 

「櫻木さん!」

 

後ろからお嬢様を呼ぶ声が聞こえた。同じクラスの藍川とかいう男子生徒だ。

 

「どうしたの?」

 

「櫻木さんは部活に入らないの?」

 

「入るつもりはないかな」

 

「そう、なんだ、ごめんね、引き留めて」

 

「行こう?」

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晴との時間を取られた...あ、駄目だ。こんなこと思ってちゃ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「晴。ごめんね?時間とらせちゃって」

 

「構いませんよ。私にどうこういえることではありませんので」

 

「いいんだよ、自由に発言するくらい」

 

「それはできませんよ、お嬢様」

 

そんなことしたら、今までのことが水泡に帰してしまう。それはだれの利益にもならない。いや、自分の利益にはなるかな。はぁ。

 

「--ぃたい」

 

「今日は家事とかせずに着替えたらすぐに私の書斎に来て」

 

「かしこまりました」

 

仕事...俺は構わないけどお嬢様には少々酷だなぁ。企業の経営だけでまだいい方なのかな。お嬢様なら高校生の勉強くらい、すでに終わらせているだろう。一応聞き、たいな。そんな権利などないのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着替えてお嬢様の書斎の前に立つ。そして扉をたたく。

 

「誰?」

 

「如月です」

 

「入って」

 

「失礼します」

 

お嬢様は制服姿のままだった。

 

「お着替えにならなかったのですか?」

 

「時間がもったいないもの」

 

「時間がもったいなくても次はちゃんとお着替えしてくださいね?お客様がお越しになる場合もあるでしょう」

 

「わかりました~。でもお客なんて入れないから」

 

「そう、ですか。では何なりとお申し付けください」

 

「そこの椅子に座っていて」

 

「かしこまりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 素直に一緒にいたい、って言った方がいい、のかな?でもそれだと迷惑だよね。でも、言える日が来たらいいなって思っちゃうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そろそろ夕食の時間だ。菜月さんと、彩月さんが作ってくれているはず。

「お嬢様、そろそろ夕食のお時間かと」

 

「そうだね、一緒にいこ?」

 

「かしこまりました」

 

廊下にコツコツと二つの足音が響き渡る。

 

「少し二人のとこに行って参ります」

 

「なら一緒に行く」

 

「構わないので?」

 

「うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「出来上がりました?」

 

「後二分で出来上がりますのでお二人で待っていてください」

 

菜月さんが忙しそうに答えた。

 

「だって、手伝いたいのはわかるけど待ってよ?」

 

「お嬢様がそうおっしゃるなら」

 

二分後、テーブル全体が料理で満たされた。この家ではメイド、執事ともに、主とともに食事を行う。お嬢様が望むなら従うのが我々だからだ。お嬢様曰く「みんなで食べたい」かららしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 食事が終わると全員で後片付けをした。お嬢様が一緒に!と言ったからだ。ミスをして涙目になったお嬢様を見てると

 

「--ぃたい」

 

我ながら重症だなぁ。でも抑えなければ。利益が生まれるのはこの自分だけなのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何で信用してる人まで疑ってるんだろ。やっぱり私にはまだ早かったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




なんか書いてて精神にくる。早く終わらさなきゃ(使命感)
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