この小説ですが台本形式にした方が良いでしょうか?それともこのままが良いでしょうか?ぜひ感想欄にお送りください。5月13日までの応募となりますのでよろしくお願いします。
勿論普通の感想も大歓迎です!
七三分けが遊び終わった後の家の内情は散々な光景だった。
雪風は散らかったUNOの見当たらないカードを必死に探し。
猫のジャックは掻き乱された毛並みを舐め続け。
瑞鳳は散らかった部屋を片付け。
俺は七三分けをしばいていた。
「てめえ巫山戯んなよマジで。なんで人の家勝手に上がって勝手に大惨事巻き起こしてんだ」
「ごめんなさいごめんなさい!悪気はなくてただ遊びにこようとしただけなんです!」
南 成幸。俺の悪友であり近所の高等裁判所の裁判官でもある。いつもは至極真面目なのだが...。
「で、なんでまた来たんだ。なんか用事あるんだろ?」
「当たり前でしょ?最近上の方も忙しいらしいしさ」
「やっぱりな、どう考えてもこのタイミングじゃその話だと思った。孤児院だろ?」
「そうだよ。いやー、察しがいい友達はやはり持つべきだね」
そう言って南は頭をポリポリと掻く。この少し話に詰まった時に頭を掻く癖は昔から変わらない。
「で、なんだ。何か話でもあるのか?」
「そうなんだよ。お前、裁判所行こうとしてるだろ?」
「..........何もかもお見通しって訳か」
そう、正直な話内閣、国会がダメなのだから裁判所の司法権でさばいてもらおうかとも考えた。だからその話をしようと思い追い返しはしなかったのだが.....。
「何もかもって訳じゃない。ただ君にこれだけ言おうとしたんだ」
「なんだ?」
「これは浅田幸治郎の友人、南成幸としてではなく唯の裁判官として言わせてもらう。 僕達名古屋高等裁判所は君達の訴訟を受理することはできない」
「は、まじかよ!?勝訴の見込みがねえってのか?」
「ああ、申し訳ないが上からの圧力、そしてお前が今持っている不確かな情報では勝訴の見込みはゼロだ」
「恐ろしい奴だな。もう情報量まで分かってるとは....」
「結構有名だぞ?公園でずっと女の子と明後日の方向向いてる変人がいるとか、電気屋を徘徊し続けた挙句盗聴器買って出て行く怪しい目つきの男とか」
「待て、そんな不名誉な噂立てられてんの?しかもお前に入ってるってことは警察にも入ってんの?」
「うん。だから要注意人物にリストアップされている。だからそんな奴が勝訴できるか?」
「......無理だわ」
「そう言うことだな。じゃ、これから裁判だから。帰るわ」
いつの間に俺は警察にマークされてたんだ。そりゃ訴えても勝てない訳だ。
俺の敗因を考えろ。その原因を考えて改善すれば勝てる。そうやって今まで裁判で勝って来た。
俺の敗因...。
1つ目、不審者扱い。こればかりはどうしようもない。自分の潔白を証明するために訴えることもできるだろうが裁判は金がかかる。瑞鳳、雪風の飯代とジャックの餌代でカツカツになって来ている俺の財布では二回も訴えを起こすなんて到底できない。
2つ目、訴える情報が少ない。今持っているのはただ殴りつけているように『見える』だけの写真、動画、そして撃たれたという事実だけだ。最後のは決定的だろうが自己防衛を持ち出されたら『不審者』では文句が言えない。
では、どうするか。決定的な虐待の証拠を掴まねばならない。
どうやって掴むか?
それさえ考える。頭で、力量で、真実を探す。
「なあ、南。それってよ、やっぱりちゃんとした証拠があればいいよな?」
「そうだな。頑張って探してくれ。心からの訴訟、お待ちしておりますよ。天才探偵様」
そう言って腹の底の読めない男は腹の底から笑いながら曇り空の下、街に消えていった。
「とりあえず...こいつらから調べていくか...」
そう言ってジャックと戯れる2人を見る。
艦これというゲームについて調べる必要がありそうだ。
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「練度...レベルみたいなもんか。そして艦種というものがあり雪風が駆逐艦、瑞鳳が軽空母....」
「こうじろうさん!何やってるですか?」
「あ、雪風。今ちょっとお前らのことについて調べててだな」
「雪風のことみんな知ってるですか!?」
「結構な人数知ってると思うぞ」
そう言って『艦これ システム』で検索する。
「ホレ、ジャックが暇してるから遊んで来い」
「はい!雪風行きます!!」
そう言って日なたでくつろぐ黒猫目掛けて雪風が飛びかかる。
悲惨な黒猫の叫び声が聞こえてくる。許せ猫よ。
そしてパソコンの画面に目を戻す。一番上に表示されたウェブサイトを開く。
「練度、装備、艦隊の鍛え方...へえ。結構再現度高いじゃん」
そう言いながらそのウェブページを見続ける。
そして1つの項目で目が止まった。
そのシステムの概要を見た後少し笑った。
「こんなシステムがあんのか.....。なんだ。ヌルゲーじゃねえか!」