(凍結中)UNCONTROL SWITCH BLACK・HAZARD ヤベーイ………(白目) 作:神崎真
落ちていた意識が浮上する。
ダル重い体で上体を起こして辺りを確認す………る。
「ッ!!」
視線の先には、満身創痍とはいえ立って此方を睨みてける、友彼(友達の彼女の略)がいた。
マジか?!いや、俺の意識が戻ったからには、何かしらの方法で強制的に変身が解除された事を意味するが………でも、ハザードフォームだぞ?一体どうやって………とにかくベルト!
友彼は背中から烏の様な翼を広げる。あ、オワタ。
「───そこの堕天使さん?我がグレモリー領に一体何の御用で?」
「チッ、悪魔め!人間、次はお前殺す!!」
背後から女性の声が響き、友彼は恐ろしい台詞を吐いて飛び去る。取り敢えず後ろを振り返ると、俺が通う高校のマドンナ先輩がいた。つか、堕天使?悪魔?
つか、マドンナ先輩?俺の友達に何する気ですか!?その手に持つ、チェスの駒は一体!?
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
所変わって、高校のオカルト研究部、部室。あの後色々あったが、掻い摘んで説明すると。
①友達が悪魔となって復活
②マドンナ先輩が持ってたのは、人を悪魔にする駒。
③実はマドンナ先輩、最後の方とはいえ、ハザードフォームを目撃したらしい。
④纏っていた鎧は何?とりま部室へ、連行。
←今ここ
俺、絶対呪われてると思うんだ(白目)。
「粗茶です」
「あ、どうも」
この部活の副部長である、大和撫子先輩から貰ったお茶を飲む。………うん、美味いな。
「さて、自己紹介するわ。私はリアス・グレモリー、この地の統括者にして────悪魔よ………あれ、驚かないのかしら?」
「まあ、堕天使でしたっけ?に襲われましたんで」
1日に色々ありすぎて、リアクションが追いつかないのが一番の理由だけどね(死んだ目)。
「ん、ん。さて、本題に入るわよ。貴方は裏の人間?」
「違います!」
ついさっきまで、この世界の裏側の存在なんて知りもしなかったちゅうの。はあ、憂鬱だ。俺の事をどれだけ隠せるか。
「じやあ、あの姿は何?神器?」
「神器が何かは知りませんが、多分別物です」
名前的に神様が作った非科学的な物だろ?ビルドは神様から貰った物とはいえ、化学だ。………貰った?これで行こう。
「アレは人間が開発したパワードスーツ、通称ビルド。俺も詳しい事は知りません、ある日いきなり郵便で送りつけられてきたので」
一方的に押し付けられたので僕は知りましぇん作戦。
神様転生の特典なんて、誰も信じないから是非もないネ。
「ビルドがもたらすメリットは力。デメリットは暴走とその暴走状態が長引くと来る自我の完全消失」
「暴走?」
「戦闘中に突然自我を忘れて、ただ相手を殺そうとする殺戮マシーンになるって事です。詳しい理由があった様な気がしますが、忘れました」
「つまり、その力は極力使えないのよね?」
「ええ、そうなりますね」
あの、急に黙るのはやめてくれませんかね。いや、大和撫子先輩と内緒話するのも辞めてくれません?!………アリ?なんか雲行きが怪しくなってきた様な。
「あなた、オカルト研究部に入らない?」
え?やだよ、めんどくさい。
「あなたを襲った、堕天使がまた襲ってくるかも知れませんわよ?」
「いや、その時は……」
「暴走する危険がある力を、領主として見過ごせないわ。それに、いざとなったら私たちが、あなたを守るわよ?だから────オカルト研究部に入りなさい」
あ、ハイ(涙目)!!
友達→兵藤一誠
友彼→レイナーレ
マドンナ先輩→リアス・グレモリー
大和撫子先輩→姫島明乃