ONE PIECE〜赤き神父の物語〜   作:バックス

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第4話

「ほう…覇気の指導か」

 

渋るようにレイリーは唸りながら考えるような仕草をした

 

「はい。是非お願いしたいのですが…そうですね。こちらは教わる立場になりますので授業料として…2億ベリー程払いまs「わかった。やろう」…宜しいのですか?」

 

お金が絡んだ事ですんなり了承した伝説の海賊にシロウは苦笑いしながら言った

 

「いいんですか?それで?」

 

「金がなくて困っているときに君が2億ベリーも払ってくれるんだ。覇気を教えるだけでそれをもらえるなら安いものさ」

 

シロウはレイリーがお金に困っているときにそれなりの額を払えば何でもやってしまうのではと心配になった

 

「レイさん…賭博も程々にね」

 

「あぁ。気をつけるさ」

 

とばくでおかねなくなったんですね…この様子だと懲りないなこの人

 

「挨拶が遅れました。天草四郎時貞です。天草、もしくはシロウとお呼び下さい」

 

「あら、素直な子ね。そういう子は好きよ私。私はシャッキーよ」

 

挨拶しそびれたシャッキーに挨拶をしたシロウはこうしてレイリーに無事覇気を教えて貰う事になった

 

 

 

♦︎

 

『海軍本部マリンフォード・会議室』

 

海軍本部では本日、3日前に起こった大事件について話し合っていた。会議には複数の中将達と3人の大将に元帥といった錚々たるメンバーで行われた

 

「件の犯罪者であり天草四郎時貞。奴は大将・青雉から報告書を貰っている…よくわからない能力を使うというのは本当か?青雉?」

 

元帥であるセンゴクが青雉に問いかける

 

「えぇ…驚きましたよ。何せ俺が戦った時は弾いても破壊しなければ無力化出来ない追尾してくる黒い剣に驚異的なスピード、圧倒的な熱量と質量を持つ焔を操っていましたよ」

 

「クザン!貴様…なぜ犯罪者を逃したんじゃ!!なぜその場で始末せんかったんじゃ!若造に対してこの体たらく…それでも貴様大将か?恥を知れ!」

 

「俺も全力でやったさ。だけどアレは不意をつかれただけだ。それになアイツの、使う妙な力は能力者じゃなきゃありえないと思って奴に問いただしたら『さぁ、どうでしょう』ときた」

 

センゴクや話を聞いていた他の海兵達はその発言に驚く。やがて、ある考えが浮上してきた者達もいた

 

「つまり奴は」

 

「いやまさか」

 

「あり得ない!」

 

「静まれ!!」

 

周りが思考しながら発言していたものに対してセンゴクは一喝した

 

「青雉…お前が思ったことを聞かせてくれ」

 

「えぇ…。奴は恐らく能力者ではない(・・・・・・・)でしょう」

 

「あり得るのかそんなことが?」

 

青雉の発言に周りは再び騒がしくなる

 

「ミンク族なんかが使うエレクトロなんか比じゃない。もっと別の何か(・・・・)ですよアレは」

 

「ん〜それは怖いねぇ〜。でもぉ始末する事に変わりはないんでしょぉ〜?センゴクさぁん」

 

「…ふむ」

 

間延びした話し方をする大将・黄猿の言葉にセンゴクは思考に浸る

 

奴の奇妙な能力は悪魔の実の力では無いと青雉の報告書から分かった。奴はすでに天竜人を殺した…手を出してしまった。他の天竜人からはすぐに捕らえて処刑せよと言っているがあの青雉を相手に逃げ切れる実力を有している。ただの小僧とは思わない事を前提に考える。奴が世界に与えた影響はあまりにも大きい

『無名の小僧がマリージョアを襲撃した』それだけで大物達にとって重要になったはずだ。恐れ知らずで使える奴だと海賊からは思われ、ましてや革命軍にとっては引き込めば即戦力になり得る。それに奴は天竜人達が所有していた奴隷達を一人残らず解放した。世界の一般人などには英雄的な立場が確立された。これに同調した馬鹿どもが現れる可能性が高い。一刻も早く奴を捉えねば!

 

「奴を野放しにすれば我々にとって危険な存在になる!五老星には私が言っておく。許可が下り次第一刻も早く奴を捕らえろ!!」

 

「「「「ハッ!」」」」

 

センゴクはそう決断し、人一倍殺気立っているサカズキに「今は殺すな」と一言告げた

 

「…何故ですかいセンゴクさん?殺るなら今じゃろうに」

 

「…そう簡単に奴が捕まるとは思わん。第一に赤犬。お前は奴の場所がわかるのか?手分けして探しても簡単には見つからん」

 

「…ぬぅ」

 

「まずは世界中の海軍支部に連絡し見つけ次第本部に連絡するという形にしよう」

 

センゴクはそう言い、テーブルに置いてあったおかきを頬張り始めるのだった

 

「ところで…1つ宜しいですかい?センゴクさん」

 

「何だ?」

 

「…ガープ中将は?」

 

「…いつも通りだ」

 

「…まぁ?なんですかい。お疲れ様です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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