ポンコツ 怪しい薬を飲んだら……   作:マインドルフ

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この番外編ではカクとイムラだけが女体化しています。






番外編 夏海 前編

カクとイムラはベンチで休んでいた

 

カク   「夏だなぁ、あ〜アイスうめ〜………アイスうめ〜」

 

イムラ  「同じ言葉を繰り返して楽しいの?」

 

カク   「いや~イムラさん、暑い中この冷たいアイス最高だよね」

 

イムラ  「そうだけどさぁ、仕事もしようよ」

 

カクは急にイムラを見て「そうだ!」

 

イムラはびくっとなり「うわぁいきなり何?」

 

カク   「海に行こう」

 

イムラ  「えっ、海に…突然どうしたの?」

 

カクは真顔で「『夏』と言ったら海に行って、アイス食べるんだよ!」

 

いきなりの【海】発言に「でも、仕事は?」

 

カク   「有給とればいいし、大丈夫だよ」

 

イムラ  「有給って……残ってるの?」

 

カク   「…多分ね…」

 

 

   ― 後日 ―

 

イムラ  「平日なのに結構混んでるね…」

 

カク   「海だぁーーーーーー!」

 

イムラ  「うわぁあ!!びっくりしたぁ~いきなり大声で叫ぶな!」

 

カク   「あっっごめん」

 

イムラ  「ったく…来たのはいいけど何する?」

 

カク   「ん~そうだなぁ……まずアイス食べよ」

 

イムラ  「えっ…またアイス?」

 

カクとイムラは海の家でアイスを買った

 

カクはアイスを食べながら  「あ〜うめぇ〜……」

 

イムラ  「アイス食べ終わったら海に入る?」

 

カク   「えっっ…何で?」

 

イムラ  「はっ?有給まで取って何しにここまで来たの」

 

カクは真面目に「海でアイスを食べる為でしょうか」

 

イムラは少しむっとして「アイスを食べるための有給って何?それだけの為に…」

 

カク   「イムラさんは海に入る気だったの?」

 

イムラは袋を握りしめ「その為に水着も日焼け止めも用意してきたんだよ」

 

カク   「えっそうなの……じゃあ泳ぎますか…」

 

手ぶらのカクを見て「ところで水着あるの?」

 

カク   「…ないけど…」

 

イムラは海の家を指さして「あそこにいろんな水着売ってるから、買ってきなよ」

 

カクは色々見たが面倒になって…適当に選び着替え室に入った

 

先にイムラが着替え室から出てカクを待っている間、店内を眺めていると見覚えのある後ろ姿が……

 

視線を感じてカツラギが振り向いた

 

イムラ  「あっ…カツラギさん、どうも」

 

カツラギ 「…こんな所で会うなんて奇遇だな…1人で来たのか?」

 

チラッと着替え室の方を見て「いえ…もう1人…」

 

カクはカツラギがいるとは知らずに「イムラさん見てくださいよ、この水着エロ過ぎ〜wwww」とはしゃぎながら着替え室のカーテンを開けた

 

イムラは苦笑いし「うん、確かに……」

 

カツラギは戸惑いながらも「……………ああぁそうだな」

 

カク   「……………」着替え室のカーテンを閉めた

 

カツラギ 「さっ、さて私は戻る…向こうでカザミとカイドウが待ってるからな」とその場から去った

 

 

イムラ  「カクさん、もう出ても大丈夫だよ…」

 

気分が悪いカク「イムラさん!どうしてカツラギさんがいるって言わなかったんだよ!!」

 

イムラ  「ごめん、いきなり現れたからさぁ…教える暇が無かった…本当にごめん…」

 

カクは頭を抱えて「あぁ~なんでカツラギさんがここにいるんだよー」

 

イムラ  「私達と同じく有給取って遊びに来たんじゃない」

 

カク   「1人で?」

 

イムラ  「カザミさんとカイドウさんも一緒に来てるらしいですよ」

 

カザミ  「私の事呼びましたか?」

 

カク・イムラ「うわっ…」

 

カザミ  「さっきカツラギさんの様子がおかしかったのは、あなた達のせいだったのね」

 

カク   「私たち何もしてませんよ…ねぇイムラさん」

 

イムラはドキドキしながら「…うん…たぶん…」

 

カザミはカクをじ~っと見て「それにしてもあなたの水着…卑猥ね…」

 

カク   「はぁ…いきなり何?」

 

イムラは小声で「やっぱり…」

 

カザミ  「そんな露出が多い水着で恥ずかしくないの?」

 

カクは胸を張って「別にいいじゃん、どんな水着を着ようが」

 

カザミ  「私の忠告を無視すると…地獄に落ちるわよ!」

 

イムラ(…忠告なの…)

 

カク   「占い師かよ…」

 

カザミ  「本当にいいの?…材料が余ってしまいそうだから一緒にBBQをしようと思ってたけど…その水着じゃ…」

 

イムラ  「食べ物につられちゃだめだよ…カクさん」

 

カク   「でもイムラさん…俺、肉食いたいな」

 

カザミ  「私はいいんですわよ、無理に来いって言ってるんじゃないんですわ」

 

カクはもうすでによだれを垂らし「イムラさん…ごめん…肉を食わせて下さい」

 

イムラ(初めからわかっていたけど……チョロかったな…)

 

カザミ  「それじゃあ…私が水着を選んでくるので着替え室で待っているのですわ」

 

カクは言われた通りにカザミが持ってきた水着に着替えた

 

 

 

その頃、浜辺ではカツラギとカイドウがパラソルの下「カザミの奴遅いな~」

 

サングラスをかけたカツラギはうわの空で「ああ~そうだなぁ」

 

カイドウ(カツラギさん海の家から帰って来てから様子が変だなぁ~)

 

カザミ  「遅くなってすみませんわ」

 

カイドウ 「遅かったなぁ…何してたんだよ」

 

カザミを見ると後ろに見慣れた2人…

 

カツラギ 「な、連れて来たのか!!…」

 

カクの水着が卑猥(ほとんど紐)➡可愛い(フリルのついたビキニ)に変わっていた

 

カクはニコニコしながら「BBQ食べるまでお世話なりま~す」

 

イムラ  「〔肉〕狙いは隠さないんだね」

 

カイドウは不満そうに「は?こいつらと食べるのかよ」

 

カク   「そんな言い方しなくてもいいじゃん……」

 

カツラギは立ち上がり「貴様らなぜBBQする事を……カザミが教えたのか…言っておくが、肉は3人分しかないぞ…」

 

カイドウ 「えっ3人分?6人分あるじゃぁないか…」

 

カツラギは慌てて「バカ、こいつらがいる前で言うな!」

 

カザミ  「本当なら山田さんや謎の男も来るはずだったのですが来られなくなったんですわ」

 

イムラ  「それにしても、6人分って多いですね」

 

カク   「そんなに肉があるんなら食べきれないでしょう、もったいないから俺たちにも分けて下さいよ」

 

カツラギ 「ダメだ!」

 

カクは少し甘えた声で「そんな固いこと言わずに肉を食わせてくださいよ~」

 

イムラ  「カク、ダメッて言ってるんだからダメなんだよ…諦めよ」

 

カク   「イムラさん!?」

 

カツラギ 「貴様の友達もああ言ってるんだ、諦めて帰るんだ」

 

するとカクは涙目になった「お、お肉……食べたいよ〜う〜」

 

イムラ  「だだこねる子供かぁ?」

 

カツラギは冷たく「泣いても無駄だ…」

 

カクは【必殺技なきわめく】を使った

 

イムラ(…ここで使うの…)

 

カザミは耳をふさいで「やかましいですわ!」

 

あまりにもうるさいので周りからジロジロ見られ……

 

カツラギは眉間にしわを寄せ「あーうるさい!わかった食わせてやる」

 

その言葉にピタッと泣き止み「えっ本当ですか?」

 

カツラギ(こいつ…)「本当だ」

 

顔がパッと明るくなり「やっったー!!」

 

カイドウ 「えっっいいのかよ!」

 

カツラギ 「…四天王の名に傷がつくよりましだ」

 

 

BBQが始まった

 

カク   「うめぇ〜肉うめぇ〜」次から次へ口へ放り込む

 

イムラ  「ちゃんと噛めよ」

 

カツラギは呆れて「どれだけ肉を食べてなかったんだ…」

 

カザミ  「ちょっと!そんな食べ方したら喉に詰まるわよ」

 

言われて直ぐに「!!うぐっう〜ぅ」カクの顔色が変わった

 

イムラは慌てて「早く水を飲んで!」

 

どうにか肉を呑み込んだが、苦しそうに「…イムラさん、もうちょっとだけ背中をさすって…」

 

カクをさすりながら「落ち着いて食べなよ、誰も取らないんだから」

 

 

 

 

ほとんどの材料を食べ終わり、カザミとカツラギはBBQの片付けを…後の3人は海で遊ぶことになった

 

片付けをしながら「カザミ、何故あの2人を連れて来た?」

 

カザミは顔色一つ変えずカツラギをみた「材料が余ってたから…それだけですわ」

 

カツラギ 「……」

 

 

BBQの片付けも終わり「さて…私も海に入るか…カザミ、お前はどうする?」

 

カザミ  「私はここにいますわ」と言ってパラソルの下に寝そべった

 

イムラ ・カク・カイドウの3人はビーチボールで遊んでいた

 

カク   「カイドウさん下手ですねぇ、全然ボールに触れてないじゃないですか」

 

カイドウはイラッとした

 

イムラ  「またそんな挑発的な事を…」

 

カイドウにボールが来た【必殺技】『超ウルトラスーパー水スラッシャー!!』声とともに、竜巻で水柱がたちボールが巻き上げられていった

 

カクは大声で「何してくれてんだよっ!ボールどっか行っちゃったじゃない…」

 

カイドウ 「…俺様に向かって下手って言うから悪いんだよ」

 

カクはしらっと「だって下手じゃん」

 

上を見ていたイムラ「あっ…戻ってきた」

 

ボールは丁度カツラギの頭に落ち「何だ!どうした?」角に刺さり破れてしまった

 

カツラギは頭からボールを取ると「おいっ!何故ビーチボールが?」

 

カクはチラッとカイドウを見て「あ〜あ、壊れちゃったよ~カイドウさんが必殺技を使うから~」

 

カイドウ 「えっ…お前が俺様に下手って言うから…」

 

2人が言い合っているのでカツラギはイムラに「いったい何があった?」

 

イムラが説明する……

 

カツラギ 「…幼稚園児並みだな…」

 

イムラは2人の間に入り「まぁまぁ…ボールの事は忘れて…別の事しよう」

 

カク   「別の事って何?水の掛け合い?」

 

カツラギはニヤリとして「面白い事を思いついたぞ…」

 

カク・イムラ「何?」

 

カツラギはカクに近づくといきなりお姫様抱っこをした

 

カク   「えっっ!?」

 

イムラとカイドウはあっけにとられ見ている…するとカクを投げ飛ばした…カクは受け身をとることもできず顔面から海に入っていった

 

カツラギ 「はっはっは…真顔になりおって」

 

イムラがすぐに駆け寄り「大丈夫?」

 

カク   「ゲホッゲホッ!鼻に水入った〜、ゲホッゲホ…」

 

カイドウ 「はっははっは!面白!」

 

カツラギ 「………ん?どうした」

 

カクは青い顔で「上の水着……どっかいった…」

 

イムラ  「えっっ…」

 

カツラギ 「どうした?」

 

カイドウ 「あぁ、水着の上を無くしたのか?それってヤバくね」

 

カク   「こんな事になったのはカツラギさんのせいだし探してよ」

 

カツラギ 「うっ…わかった…探しに行くからそこで待ってろ」

 

カイドウ 「俺も探しに行ってやるよ」と言うと潜って探しに行った

 

カク   「まったくカツラギさんのせいで酷い目にあった」

 

イムラ(元はと言えばカクさんのせいだけどね)「…とにかく海から出て待ってよ」

 

カクとイムラが話をしていると

 

ヤンキー①「ねぇ、そこの可愛い〜お嬢ちゃん達〜」

 

サングラスのヤンキー「俺たちと遊ばない?」

 

ヤンキー②「うぉお、結構可愛いじゃん」

 

カクは小声で「イムラさん、この人達もしかして俺達をナンパしているの?」

 

イムラ  「たぶん…そうだね」

 

ヤンキー④「何ヒソヒソ話してんの…」カクが胸を隠しているのを見て「おっっ…ねぇ角の生えた獣のお嬢ちゃん~水着着てないの?」

 

カク   「……」

 

イムラ  「ほっといて行こうカクさん」

 

ヤンキー①は素早くカクの後ろに回り込み肩を押さえ面白がって「下の水着を外せ!」

 

ヤンキー②「えっ…いいんですか〜」

 

イムラが叫んだ「カク!!」

 

ヤンキー③はイムラの腕を掴んで「黙ってろ!おお~、見ろよこいつの肌スライムみたいに柔らかいぞ」

 

ヤンキー④「マジで、俺に触らせろ!」

 

カクが暴れるが強く抑えられ動けなかった「やめろ!汚い手でイムラさんに触れるなー!」

 

「うるせー!」と口をふさがれた

 

 

カツラギ 「おいっ…そこのバカ共何をしている?」

 

みんなが声の方を見た

 

ヤンキー③「誰だぁこいつ?」

 

ヤンキー④はサングラスヤンキーの方を見て「どうする?」

 

サングラスのヤンキー「適当にびびらせて追い払え」

 

カツラギ 「おいっ聞こえないのか?何をしてるか聞いているんだ」

 

ヤンキー①はカクを押さえつけながら「うるせー!俺らは取り込み中なんだよ!邪魔すんな!」

 

ヤンキー②「それとも、この女の知り合いか?彼氏か?」

 

カツラギ 「…どっちとも違う」

 

ヤンキー④はカツラギの顔に近づき「じゃあ!怪我しないうちにとっとと向こうに行きやがれ!ツノ折るぞこのトマト野郎!!」

 

カツラギ「…分かった」と言って背を向けた…途端に水面から尻尾が現れてヤンキーの1人を吹き飛ばす…と他のヤンキー2人にぶつかり合った

 

サングラスのヤンキー「なっ何だ!?」

 

ヤンキー③はイムラを離すと「こ、こいつ!」カツラギに殴りかかったが軽く受け止められ、逆に平手打ちを食らいその場にうずくまってしまった

 

サングラスのヤンキー「おいっどうした…あのくらいで…」

 

ヤンキー③が振り向くと下顎がずれていた!「あっぁぁーひでぇ!」

 

カツラギが1歩前に出るとヤンキー達は後退した…周りの温度が下がったかのようにヒヤッとし始めてカツラギの目が紅く変わっていった

 

ヤンキー達は金縛りにあったように動けなかった……

 

カツラギ 「…貴様ら…」

 

カイドウが突然現れて【必殺技】『超ウルトラスーパー水スラッシャー!』ヤンキー達は竜巻に乗ってどこかへ飛ばされて行った「大丈夫か?」

 

カクは胸を押さえながら「は、はい…何とか…イムラさんは?」

 

イムラ  「大丈夫…体を触わられたのは気持ち悪かったけど…」

 

カイドウ 「まったく最低だよな…でももう大丈夫だぜ、彼奴らなら俺の必殺技で倒しちまったからな」と得意げに言った

 

カツラギ 「こんな事くらいで必殺技を使うな」

 

カクはハッと気が付き「ところで俺の水着見つかったの?」

 

ばつが悪そうにカツラギが「探したが無かった…」

 

カク   「えっ、無かったって…」

 

カイドウ 「俺も探したけど見つからなかったぜ…」

 

 

 

4人が砂浜に向かって歩いて行く時、カクが小声で「ねぇ…カツラギさん結構強かったね、イムラさん」

 

イムラ  「まぁ、一応四天王だからね」

 

カク   「そのセリフ…イムラさんが言う?」

 

4人が砂浜に上がるとカザミが「何かあったんですの?」

 

カツラギが説明する「ふ~ん…そんな事があったんですの……ところで……」

 

カクのお尻を見て「そのシッポに絡まっているのは何ですの?」

 

カク  「!あっっ…何コレ…いつの間に…」

 

みんなは呆れた様子でカクを見た……と、カツラギが近づいて行った

 

カクはびくっとして(うわっっ…怒られる)目の前まで来ると手を挙げ(うっ 殴られる)と思ったらデコピンをされた

 

カクはおでこを押さえてうずくまり「痛っっ…」

 

カツラギは顔を覗き込み「バ・カ!!」と言ってパラソルへ戻っていった

  

カイドウ 「本当にバカだな…俺とカツラギがあれほど探しまわったのに……後で夜店でりんご飴・チョコバナナ・ベビーカステラ買えよ!」

 

イムラ・カク「えっっ……夜店?」

 

 

 

 

 

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