やっほい!わっほい!リアルで小躍り余裕でした!テンション上がってきたぜー!
絶対買うぞモンハン4G!待ってろよザザミたん、今捕まれに逝くぞー!
そんなテンションで書いたらスゲー捗りました(笑)
長い物には巻かれろ、という諺がある。
自分の手に負えないほど長いものに逆っても無駄だからおとなしく従ってしまったほうがいい、という意味だ。
「目上の者と争うことはしてはならない」という意味合いもあり、この諺の意味をなんとなくでも理解している者も多いだろう。
少なくとも、蛇などといった長い身体を持つ生物に体を巻かれる事でないのは確かだ。
原生林にある巨大な竜骨の下でオニムシャザザミがガララアジャラに巻かれている様子を見ても、この諺を連想しないように。
―――
オニムシャザザミは狂竜ウィルスに蝕まれつつある知能の中、困るという感情が湧き出てきた。
ゴア・マガラの襲来から逃れ、地底洞窟を去ってから幾日か過ぎた頃、原生林へ辿り着いたオニムシャザザミ。
辿り着くまでに甲殻などに蓄積した狂竜ウィルスが漏れて、周りの環境がエラいことになっているが……それは置いておこう。
ウィルスを撒き散らしながら原生林で食べ歩きをしていた所、この辺りを縄張りにしているガララアジャラと遭遇。
目と目が合った瞬間にバッチコーンと電撃が衝突し、その辺に居たゲネポス達を観客に決闘が始まった。
その結果、当初にあったように、オニムシャザザミは呆気なくガララアジャラに巻かれる始末となった。
ちなみにブッチャーはゲネポス達に絡まれています。襲われているのではありません。四方八方から小突かれて絡まれております。
ガララアジャラといえば平均でも40m、最大のものでは50mを超える長大な身体を持つことで有名。
囲い込み地中から突きあげる大技の被害者も多数存在しているが、その身体で絞めつけられていたら死亡者の数が増えていただろう。
ダイミョウザザミより一回り大きいオニムシャザザミが相手でも余裕で巻き付くことができ、そのまま絞めつけている。
そんなガララアジャラに巻かれたオニムシャザザミは振り払うことが出来ず、非常に困っていた。
何せ自慢の鋏はきっちりとガララアジャラの太い身体で押さえられ、巻かれた重みで上手く歩くことができない。
それでも、ひび割れた甲殻と頭蓋骨が押し潰されるという結果にはならないようだが、このままでは埒が明かない。
手っ取り早く毒ガスなどで驚かせて隙を作ろうと思ったが、ガララアジャラに変化が起こった。
突如として鎌首を擡げていたガララアジャラが倒れ込み、絞めつけていた身体から力が抜け出したではないか。
その隙を逃さず鋏を押してガララアジャラの輪を広げ、緩んだところで跳躍し、脱出に成功する。
しかしオニムシャザザミは本能的に理解している為、ガララアジャラから離れ、鋏を構えて防御姿勢を保つ。
自身に宿っている狂竜ウィルスの性質も、それが自分以外に伝染することも、そして伝染したモンスターがどうなるかを。
あれほど長時間に渡って密着していたのだ。黒いオーラは自然とガララアジャラにたっぷり注がれ、変化を促すことだろう。
そしてガララアジャラは目覚め……黒いオーラを纏って大咆哮を轟かせる。
彼もまた狂竜ウィルスに侵されて凶暴になったのだろう。オニムシャザザミに向ける敵意が半端無いものだった。
高周波の咆哮がひび割れた甲殻を振動させボロボロと表層が崩れ落ちるが、オニムシャザザミは知った事かと鋏を打ち鳴らして気合を入れる。
再び両者が激突しようとした時、天より第三者の姿が現れる―――ゴア・マガラだ。
どうやら地底洞窟で遭遇した時のゴアらしく、最も濃い狂竜ウィルスを持つオニムシャザザミを感知して追いかけてきたのだろう。
二匹の間に割って入るように着地したゴア・マガラは二本の角を生やしており、すでに狂竜化状態になっている。
「俺も混ぜろやー!」と言わんばかりに咆哮を上げ、両の翼脚を地に叩き付けて戦闘の意思を見せる。
このゴア・マガラの登場を見て、オニムシャザザミの全身に戦慄が走った。
オニムシャザザミは先程までガララアジャラに強靭な体を巻きつかれた事により恐怖心を思い出し、本来持っていた防衛本能を取り戻している。
ゴア・マガラの戦闘能力はオニムシャザザミの足りないザザミソでも覚える程に強いことは理解したし、ガララアジャラとの相性の悪さも経験済みだ。
そんな二匹を同時に相手をするとなれば、狂竜ウィルスに汚染されたオニムシャザザミと言えど逃げざるを―――得ないわけではなかった。
何故なら、ゴア・マガラが現れたことで、再び発狂するレベルのウィルスが蓄積されてしまったからである。
濃度が濃ければ濃いほど狂竜ウィルスの症状は重くなるものらしく、これまで歩いていた事で減った狂竜ウィルスが再度蓄積され、再び攻撃的な性格に戻ってしまったというわけだ。
つまり。
オニムシャザザミ「狂竜ウィルスには勝てなかったよ……」
―――的なノリである。
そんなことで、ゴア・マガラが居ようがガララアジャラが居ようが関係あるかー、と言わんばかりに鋏を打ち鳴らし、喧嘩上等の姿勢を示すオニムシャザザミ。
元々縄張り意識で刺激されていたガララアジャラは、先手必勝とばかりに団扇状の尾を振って鳴甲を放ち、ゴア・マガラの足元にばら撒く。
ゴア・マガラは音程度に怯えることは無い。まずは先手を取ったガララに攻撃しようと歩を進める。
しかし相手は一匹ではない。背後を見せたことでオニムシャザザミが自慢の水ブレスを発射。大量の黒い水がゴア・マガラの背に降り注ぐ。
狂竜ウィルスを染みこませたタップリの原生林産純水による水鉄砲はゴア・マガラを水浸しにするが、軽く驚いただけだ。
ガララアジャラは瞬時に尾を振って鳴甲を発射。ゴアの身体に直撃したことで高周波が発生し、ゴアを怯ませる事に成功。
ガララアジャラはさらに寒気立つクチバシで追撃。肉を抉るような一撃はゴアの翼脚を引きちぎった。
痛みに悶えた上に麻痺で動きが鈍ったゴア・マガラを見てチャンスと思い、オニムシャザザミが跳躍。
とぐろを巻いているガララアジャラごと踏み潰そうと天高く飛び上がって行き……。
―ドッゴーン、と空を飛んでいたゲリョスに激突。
二匹まとめて場違いな所にヒュードスン。オニムシャザザミなんか頭から地面にダイブしちゃいました。
今度はガララアジャラがチャンス到来とばかりに、ゴアとオニムシャに巻きつこうと弧を描いて這いずり……。
―ベチョ、と茶色い何かが命中。
遠巻きのババコンガが投げてきた茶色い何かから発する悪臭に悶絶するガララアジャラ。ある意味オニムシャと巻き添えのゲリョスより酷い。
ガララアジャラが悶えている間にゴアは復活し、オニムシャは地面から抜けて起き上がり、気絶していたゲリョスが起き上がる。
そこへババコンガがフライングプレスで乱入、オニムシャザザミに頭からダイブしてスタンしてしまうのだった。
そして知らぬ間に乱入することになったゲリョスと好き勝手に乱入してきたババコンガは、狂竜ウィルスに呆気なく感染。
凶暴化した五匹の大型モンスターが入り乱れるという、大混雑バトルが勃発するのだった。
―――
さーゲネポスの皆様、盛り上がってきたでヤンスよー!今この原生林で、激しい大乱闘が繰り広げているでヤンス!
実況はオニムシャザザミの頼もしいオトモこと、わちきブッチャーがお送りするでヤンス!空気とか言った奴、後で〆るでヤンスよ?
ここ最近の記憶が曖昧でヤンスが、とりあえずあの黒いモンスターがこえーって事が解ったでヤンス。黒い靄には気をつけるでヤンスよ?
では今回のモンスターを紹介いたしやしょう!
我らが鉄壁のモンスター・オニムシャザザミの旦那!凶暴化なう、でヤンス!
その凶暴化の原因である真っ黒なモンスター!禍々しい角がカッケーでヤンス!
原生林を支配するでっかいガブラスっぽいモンスター!とにかく五月蝿いでヤンス!
黒いフンを投げまくるババコンガ、毒を吐きまくるゲリョス!もう何がなんだか!
いかでヤンスか?解説役を買ってくれた通りすがりのクンチュウさん!
―そうですね、ババコンガのフンでどれだけ戦局を分けて戦うかがポイントだと思います。では私は逃げます。ゴロゴロゴロ。
ギチギチ言ってて全く解らないでヤンスが、ありがとうございやした!おたっしゃで!
さぁ、この中で勝利を掴むのは、もしくは生き残れるのは誰でヤンスか!?
活目して次回を待て!
―完―
サブタイトルを「大乱闘モンスターブラザーズ」にしようか悩みました(笑)
オッズ一覧(倍率は超テキトー)
オニムシャザザミ:1.2倍
ゴア・マガラ:2.3倍
ガララアジャラ:4.1倍
ゲリョス:6.8倍
ババコンガ:5.4倍
何を賭けるかは個人の自由です。(←無責任)