崩落により道が無くなった地下鉄坑内を後にしたこまるたちは、とりあえず地上へ戻るべく元来た道を戻っていた。
「とにかく一旦地上へ出るべきだろう。あの崩落ではこの一帯は期待できんが、しばらく歩けば無事な路線も残っているだろう」
「そうですよね…!」
「…ん?」
と、地上へと向かう階段へと足を掛けた時不意に朝日奈が怪訝そうな声を上げる。
「どうした坊主?」
「いや、なんか…上からやけに『騒がしい』音がするような…」
「騒がしい音?」
「俺、ちょっと見てくる!」
「ちょ、ちょっと!待ちなさいよ!」
朝日奈は軽快に階段を駆け上がると、こっそりと階上の様子を窺い…即座に踵を返して焦ったように階段を転がり下りる。
「ど、どうしたの!?」
「やべぇやべぇ…!階段の上モノクマとガキ共だらけだッ…!」
「何ィ!?」
朝日奈の言葉に半信半疑ながらも、嫌な予感を感じながら皆もこっそりと外の様子を覗き見る。すると…
『レッ~ツ、ダンシ~ング♪』
『「YHEEEEEE!!!!」』
階段を上がった先の広場では、大勢のモノクマキッズとモノクマ達が陽気に踊っていた。
「あ、アイツ等…ふざけてるのかしら?」
「ふざけてんだろうぜ。…俺らにとっちゃあいい迷惑だがな」
「さ、流石にこの数は突破するのは容易ではないぞ…」
「冗談じゃないわよ…!こんなの頼まれたって御免よッ…!」
「ど、どうしよう…一旦戻った方がいいよね?」
「そうするしかないだろうぜ…」
「クッソォ…」
流石に多勢に無勢を感じこまるたちは再びホーム内へと戻っていった。
「…これからどうしよう?」
「今地上に出るのは危険すぎるな………そうだ、これほどの規模の地下鉄なら『地下街』があっても不思議ではない。そこから別の出口に出られるのではないか?」
「お、名案じゃあねえか。とすりゃあまずはそこへの道を見つけなきゃあな」
「ち、地下を歩くの…?く、暗いのは嫌いなのに…!」
「…あ、そういえば俺さっき向こうに別の道見かけたよ!もしかしたらそれじゃないかな?」
朝日奈に連れられ坑内とは別の方向へと歩くと、確かにその先にどこかへと繋がっていそうな道が存在していた。と、そこに…
「ほら、この道じゃあ……ん?」
「ちょ、ちょっと…向こうから誰か来るわよ?」
朝日奈が示した道の向こうから、一人の『モノクマキッズ』が小走りでこちらへと向かってくる。
「………」
モノクマキッズは警戒する皆の前で立ち止まると、こまるに無言で手を差し出す。
「もしかして…また銃をパワーアップしてくれるのかな?」
「またお使いか…一体なんなんだコイツらは…?」
訝しげにハッキング銃を差し出すと、モノクマキッズは再びメモリーチップを銃へと接続する。
ピコーン
「クスクスクス…」
やがて電子音が鳴ると、モノクマキッズは銃をこまるへと返し、不気味に嗤いながら去っていった。
「…で、今回はなんなのよ?」
「えっと…『フキトベ』のコトダマが増えてるよ」
「フキトベぇ?…何を吹っ飛ばすんだよ?」
「さ、さあ…?」
手に入れたコトダマに首を傾げていると
ザッザッザ…
「…ッ!み、皆ッ!敵だ!」
「アイツ…さっきの盾の奴じゃない!」
通路の向こうから先ほど坑内でも見た『ガードモノクマ』が盾を構えながら横一列になってゆっくりとこちらへと向かってくる。
「ちぃ…!だったらもう一丁俺の『エンペラー』で…」
「待ってホル・ホースさん!」
「ど、どうしたよ?」
「もしかしたら、このコトダマなら…」
ホル・ホースを制するとこまるはハッキング銃をガードモノクマへと向ける。
「一か八か…『フキトベ』ッ!!」
ガウンッ!!
ハッキング銃から重厚な音と共に放たれたまるで『空気砲』のような『フキトベ』のコトダマは、ガードモノクマの盾に命中すると同時に
ガオォンッ!!
『うひゃあ~!!』
ガードモノクマ達を盾ごとはるか後方へと吹き飛ばした。
「…どーいう理屈で吹っ飛んでんだありゃあ?」
「どう見ても物理的に吹き飛んだように見えたのだが…あれもプログラムなんだろうか?」
「科学の力ってすげー!」
「…くっちゃべってないでさっさと仕留めないさいよッ!吹っ飛んだだけでまだ死んでないのよ!」
「は、はいっ!」
再び起き上がって向かってくる『ガードモノクマ』であったが、盾を失った以上ただのモノクマも同然なので、こまる達は危なげなく撃破することができた。
「さて、倒したのはいいが…」
「先ほどの子供、そして今のモノクマの事といい、どうやらこの先にも既に子供たちの手が伸びているらしいな…」
「でも、それでも行くしかないんですよね…」
「おう!ここで突っ立てたってなんにも変らないんだ!男は度胸だぜ!」
「し、仕方ないわね…我慢すればいいんでしょ…」
罠の可能性を感じながらも、皆は意を渇して地下街へと向かっていった。
こまる達がやって来た地下街は、地上に比べればそこまで酷い状態ではなかったので、移動する分には支障は出なかったが、モノクマの出現を警戒し皆は固まって周囲を警戒しながら進む。
「ここにも死体が…やはり、モノクマの手はここまで伸びていたようだな」
「それだけじゃねえぜ、ホレ…あれ」
ホル・ホースが指差した先には、積み重なった大人の死体の周りで楽しそうにはしゃぐ子供たちがいた。
「あの子たち…なんであんなことができるんだろう…」
「さあな…そもそもアレが本当に『アイツらの意志』かどうかすらも怪しいもんだがな」
「へ…?」
「…ん?あれ…なあ、あそこにもガキ共が群がってるけど、様子が変だぞ?」
「何?」
朝日奈が示した先には、他と同じように大人の死体の前に子供たちが集まっていたが、一様に首を傾げたり顔を見合わせたりしていた。
「何だろう…知ってる人なのかな?」
「…どうするの?野次馬になりたいのなら好きにすれば?」
「うん…なあこまる姉ちゃん、ちょっと見てきてもいいかな?」
「悠太君?別にいいけど…どうしたの?」
「いや、なんか…うまく言えねえんだけど、『呼ばれてる』感じがするんだよ」
「呼ばれてるって…死体に?アンタ脳筋に加えて電波だったの?」
「そ、そんなんじゃあねえって!」
「…まあ、思うところがあるんなら行ってくりゃあいいんじゃあねえか?ガキ共だけなら大丈夫だろうしな。…どうよ?」
「うん…気をつけてね」
「うん!」
朝日奈は返事をすると小走りで子供たちの方へと走っていく。子供たちは朝日奈の接近に気が付くと蜘蛛の子を散らしたように逃げ去っていった。
『キャー!』
「…逃げたのか?なんだか思ったより呆気な…」
モノクマでも呼ばれるかと警戒していた朝日奈がホッとしながらその死体の方へと目を向け…
「…ッ!!?」
次の瞬間、その表情が凍りついた。
「…アイツ、固まったわよ?」
「どうしたのだ…?まさか、『身内』の方だったのでは…!」
「そ、そんな…!」
急に動きを止めた朝日奈を怪訝そうに見ていると、その朝日奈がゆっくりとこまる達を手で呼び寄せる。
「…!…!」
「…悠太君、こっちに来いって言ってるのかな?」
「マジでアイツ何を見たんだ?」
怪しみながらも言われたとおり朝日奈の元へと向かうと、朝日奈は顔を青くしながら擦れがちな声を出す。
「こ、こまる姉ちゃん…これ…」
「…?悠太君、どうしたの…」
朝日奈が指差した死体にこまる達が目を向けると
「「「「…ッ!!」」」」
朝日奈と同じように、皆もまた表情が凍りついた。何故ならその死体は…
顔面から『巨大な花』を咲かせ、全身からまるで『冬虫夏草』のように植物を生やした、理解不能な代物であったのだから。
「こ、これ…どうなってんだよ?これも、あのガキ共の仕業なのか…?」
「あ、あり得ん…!こんな『現象』、あり得る筈が無いッ!!」
「な、なんでだよ…?」
「…この死体の『肌』を見てくれ。まだ張りがある…おそらく『死後数時間』と言った所だろう。死んでから何年も経って風化しているならともかく、まだこれほど鮮度がある死体に生える植物なぞ聞いたこともないし、そんな『技術』も存在しない…!」
「じゃ、じゃあこれは一体、なんなの…?」
「…『スタンド能力』」
「ッ!?」
「…そうとしか思えねえよなあ。最もなにがどうなってこうなるのかはさっぱり見当もつかんがな…」
「けど…これがもし『死体から生えた』んじゃあなくって、『生きている人間』から生えたのだとしたら、相当ヤバいスタンドよ…」
「そ、そんな…」
目の前の奇怪な死体に唖然とする一同。スタンド能力の代物であっても理解不能なそれは、ある意味モノクマ以上の恐怖とも言える物であった。
「…とにかく、とっととここから離れた方が良さそうだな。こいつをこんな目に遭わせたスタンド使いが、まだ近くに潜んでるかもしれねえからよ」
「そ、そうだよね…」
正体不明の『敵』の存在を警戒し、こまるたちは足早にその場を去ろうとする。
「……ん?」
と、その場を離れようとした朝日奈の視界に、死体の陰に落ちていた『あるモノ』が映る。
「これ…なんでこんなものが?」
「悠太君~!何してるの?早くいこうよ!」
「あ…うん!」
思わずそれを手に取り眺めていたが、こまるに呼ばれて朝日奈は反射的にそれをポケットにねじ込むと皆の元へと走っていった。
ザッザッザ…
「もう…だいぶ進んだよね?」
「ああ、もうそろそろ反対側の出口に出てもよさそうな頃なのだが…」
「いい加減気を張るのも疲れたわよ…。さっさとこんな地下からオサラバしたいわ…」
「文句言うなよ腐川の嬢ちゃん。こまる嬢ちゃんたちだって我慢してんだ、もうちっとぐらい頑張れ…」
ガッ…ドッ…
「…?なあ、なんか聞こえねえか?」
「え?」
「なな、何ッ!?敵ッ!?」
「いや、なんか…何かを『叩く』音みたいな…」
ガッ…バキッ…!
『…てよ!痛…よ!』
「やめ…この…郎ッ…!」
「…!ホントだ、私にも聞こえたよ!」
「これは…誰かが暴行を受けているのか!?」
「大変だ!助けねえと!」
「うん!」
「ちょ…待ちなさいよ!」
鈍い音と共に聞こえてきた悲鳴に、こまる達は一目散に声の方へと走っていった。
「…いた!姉ちゃん、アレだ!」
ガッ!!バキッ!ドゴッ!
『やめてよ、痛いよ!君たちの力は、こんなことに使うんじゃあなくて、みんなを守る為につかうべきなんじゃあないかな…!?』
「糞ッ…このバカグマ共ッ、いい加減にしやがれッ!!」
こまる達がやって来た先では、出口らしき階段の下で数体のモノクマが誰かを押し込めた『袋』と、『特攻服』のような服装のどこか幼さの残る顔をした『少年』に暴行を加えており、それを子供たちが囃し立てていた。
「おいおいおい…モノクマが寄ってたかってリンチしてんぞ?」
「少年と…もう一人は誰だ…?『袋』に押し込められているせいでよく分からん…」
「文字通り『袋叩き』ってやつね…」
「見てる場合じゃあないよ!助けないと…コラーッ!」
「ハァ…やっぱりそうすんのね」
「そう言うなって、どの道あいつ等なんとかしねえと出口まで行けねえんだからよ」
数分後、暴行していたモノクマは全て倒され、子供たちもモノクマが倒されたのを見届けるとあっという間に逃げ去っていった。
「ふう、一丁上がり。…生きてるか坊主?」
「こ、子供扱いすんじゃねえッ!…これくらい、どうってことねえよ…!」
「君、名前は?この街の人なのか?」
「…『雪丸竹道』だ。この街の奴じゃねえよ。ワケ分かんねえ奴らに拉致られてこの街に連れてこられて、あの騒ぎのときにここまで逃げてきたんだよ」
「拉致られてって…じゃあ、お前もあのガキ共の『ターゲット』にされてるのか?」
「ターゲット?…ああ、こいつのことかよ」
雪丸と名乗った少年は、殴られて口から出た血を拭いながら腕に嵌められた『腕輪』を示す。
「やはりか…」
「…その口ぶりだと、アンタらもみてえだな。一体全体どうなってやがんだ?」
「俺達にもよく分からなくて…。ただ、あのガキ共は俺たちの事を『ゲームの標的』にして見つけ次第殺そうとしてるんだ」
「チッ…!嘗めた真似してくれやがってクソガキ共がァッ!!」
「ひぃっ!?」
「…おい坊主、男が女の前で癇癪なんざ起こすもんじゃあねえぜ。格好悪くてしょうがねえや」
「だからガキ扱いすんじゃねえッ!…悪かったな」
「あ…う、うん…」
『う、う~ん…』
「…あ、そうだ!君も大丈夫?直ぐに出してあげるからね!」
こまるは雪丸の無事を確認するとすぐさま袋の方へと駆け寄る。
『あれ、もう痛くない…誰か助けてくれたの?』
「うん!もう大丈夫だからね!すぐにこれから出して…」
きつく縛られた袋の紐を解き、袋の口を大きく開くと…
袋の中から伸びてきたのは、こまる達にとって見慣れてしまった『ぬいぐるみのような白い足』であった。
「…ひえっ!?」
思わずその場から飛び去ったこまるの眼前で、袋の中にいた人…というより『モノ』が姿を現す。
ずんぐりむっくりな3頭身ボディ。
本来黒い筈の左側のボディは『真っ白』の染め上げられその上からはボロボロの包帯が巻かれている。
そして無機質な点の眼には、どこか愛らしい『まつ毛』が備わっている。
袋から這い出てきたのは、どこか異質な雰囲気ではあったが紛れもない『モノクマ』であった。
「な、なんだぁ!?」
「白い…モノクマ!?」
「こ、コイツもかよッ!?」
「な、何よ、アンタ一緒に殴られてたくせに知らなかったの!?」
「お、俺はさっきその階段の陰に隠れてたところを見つかっただけで、そいつの中身までは見てねえんだよ…」
「こ、コイツは…モノクマじゃなくて、『ホッキョクグマ』だったのか!」
「アホな事言ってんじゃあないわよ!…ていうか、これはどういう事よ?モノクマがモノクマをリンチしてたってこと…?」
『…ふう、やっと出られたよ。君たちが助けてくれたんだね、ありがとう!』
「き、君は…モノクマ、なの?」
『え?…ああ、安心して。確かにボクはモノクマと同じ体だけど、君たちの敵じゃあないよ』
「ほ、ほんとに!?」
「ちょっと…簡単に信じてんじゃあないわよ!第一、なんでアンタそんなにペラペラ喋れてんのよ?まさか…誰かが『遠隔操作』してるんじゃあないでしょうね?」
『ち、違うよ!ボクが喋ってるのは、ちゃんと『ボク自身』の意志だよ!』
「テメエの意志ぃ?…一体なんなんだテメエ?」
『フッフッフ…何を隠そう、僕には独自の『AI』が搭載されているのさ!』
「AI!?…って、何だ?」
「『人工知能』の事だ。コンピューターが人間の様に独自の思考を持つことができるプログラムだよ。最近…といっても世界がこうなる以前だが、『アルターエゴ』という限りなく人間に近い思考を持った人工知能が発表されたが、まさか実用化していたとはな…」
『そう!だからボクはきちんと自分で考えて行動してるんだよ。白い体だから、『シロクマ』って呼んでね♡』
「本当かよ…」
「…フン、どうでもいいわよ。ホントに襲わないんなら放っておけばいいだけよ。そんなことより、さっさとここから出るわよ。もう暗いのはうんざりなんだから…」
シロクマを一瞥すると、腐川はさっさと階段を上ろうとするが、
『…あ、外には出ない方がいいよ。地上には今モノクマが沢山いるから』
「…へ?」
シロクマの一言で思わず足を止める。
「こ、ここもかよ!?」
『ここもというより…今地下の出入り口のほとんどがモノクマ達で封鎖されているんだ』
「なんだと…!?」
「…ああ、間違いねえよ、そのせいで俺もここから動けなかったんだ」
「ど、どうしよう腐川さん!?」
「どうしようったって…どうすんのよ…?」
「おいおい…当分モグラ生活なんざ御免だぜ?」
『大丈夫、僕に任せてよ!』
困惑する一同に、シロクマはえへんと胸を張って言う。
「…任せろって、アンタになにができるってんのよ?」
『そんなにツンツンしないで欲しいなあ…。僕は君たちをただ助けたいだけなんだから』
「そーいうのが『怪しい』って言ってんのよ。…アタシの知り合いの請け合いだけど、『打算が有ってやる人助け』より、『打算の無い人助け』の方がよっぽど『不気味』なのよ」
「ま、まあ腐川君。言いたいことは分からないでもないが話だけでも聴く価値はあるだろう。…それで、どうするというのだね」
『ふふふ…実は、この地下道の先にはモノクマ達から逃げてきた大人たちが隠れている『秘密基地』があるんだ』
「ひ、秘密基地!?」
「そんなもんが有ったのかよ…つーか、なんでお前がそのことを知ってやがんだ?」
『そりゃあ、ボクが皆をそこに連れて行ったからさ』
「お前が?」
『うん!まだその場所は子供たちには見つかっていない筈だから、少なくともここよりは安全だと思うよ』
「腐川さん!秘密基地だって!行った方が良いんじゃないかな?腐川さんが駄目って言うなら仕方ないけど、私は行った方が良いと思うんだ!」
「…す、素直に行きたいっていいなさいよ!回りくどいわね…」
「しかし、実際行った方がいいとは思うぞ。ここでモノクマ共が退くのを待つよりは建設的ではあるし、生き残った人たちがいるのならば情報も集められるだろう」
「そうだぜ!それにみんなで力を合わせればモノクマ達を追い払ういい方法が見つかるかもしれないしさ!」
「…決まりだな、腐川の嬢ちゃん?」
「し、仕方ないわね…、好きにしなさいよ」
「…で、坊主…じゃねえ雪丸よ。お前さんはどうする?行くあてがねえんなら俺らと来るか?」
「…ケッ、冗談じゃねえ。誰が女みたいな『足手まとい』と一緒になんか…」
「…雪丸君、先に言っておくが彼女たちは我々の中での『最高戦力』だぞ。現に彼女たちは既にあのモノクマを何体も撃破している」
「それだけじゃねえぞ!姉ちゃんはあのガキ共のボスのロボットもぶっ倒したんだぜ!」
「なっ…!?嘘だろ…こんなよわっちそうな奴らが?」
「ま、そいつはおいおい説明してやるさ。…で、どうだい?少なくともお前さん一人よりは安全だと保障できるぜ?」
「…チッ、しょうがねえな」
『よーし、じゃあボクについてきて!』
「うん、よろしくねシロクマ!」
ぽてぽてと歩き出したシロクマの後を追って、こまる達は当初の目的とは逆のさらに地下へ…大人たちの隠れる『秘密基地』へと向かっていった。
今回ここまで
雪丸君に関しては前情報が殆どないのでキャラ付が適当ですのであしからず…
あと、声に関しては今作内では
石丸隆秋…関俊彦さん
雪丸竹道…松本梨香さん
と脳内変換してキャラ付しています。…はい、私の趣味ですハイ。