ダンガンロンパ~黄金の言霊~   作:マイン

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最近また筆が乗りだしてきた。うまくすればまた週一ペースに戻れるかも

ドラクエ11を機にPS4買う予定だけど、ダンロン1、2リロードのPS4版…どうしようかなぁ~…。vita版は既に持ってるけどやはり大画面だと違うだろうし…。しかし買ってしまうと絶女も欲しくなるだろうし…。沼…ッ!まさに沼ッ…!


交錯編:譲れないもの

 苗木の発した言葉は、その場の全員に衝撃を齎した。

 

「雪染君が…『絶望の残党』…!?」

「嘘…そんな、雪染さんが…」

「…マジ、なのかよ…苗木君…ッ!」

「雪染が、絶望…!?…ふざけんな、ふざけんなよッ!おい苗木ッ、テメエ出鱈目言ってんじゃあねえぞッ!!」

「……」

 忌村や万代らも驚いていたが、それ以上に雪染のことをよく知る天願や黄桜、逆蔵や朝日奈達のショックは大きく、いくら苗木の発言と言えど信じられずにいた。

 そんな中で、苗木は未だ無言を貫く宗方になおも問いかける。

 

「おそらく貴方は、このコロシアイの中で、なんらかの理由でその事実を知ってしまった。…話を聞く限り、3度目のタイムリミットの前後辺りでしょうか。貴方はその事実を知ったことで、当初の目的であった『僕よりも速く黒幕と襲撃者の正体を暴き、自身の立場を確立する』ことをやめ、『疑わしき存在を全て排除する』方針へと変えた。…何もかもが信じられないのなら、全てを消し去るのみ。この場の全員も、逆蔵さんも…自分自身すらも含めてね」

「………」

「…宗方さん。もし僕の推理が間違っているというのなら、僕の行きついた真実が出鱈目だというのなら…貴方自身の言葉で、否定してください。お願いします…!」

 それは嫌味などではなく、苗木の本心からの懇願であった。苗木自身、信じたくなかった。雪染の絶望を見抜けなかったこともだが、それ以上に…『教師』として、そして頼れる『大人』として尊敬していた雪染が、絶望してしまっていたということに。

 

「……」

 それに対し、宗方は一切言葉を発することなく、虚ろな手つきで懐から『2枚の写真』を取り出し、それを差し出すことで答えとした。

 

「…拝見します」

 突き出されたそれを受け取ると、苗木は目を通し…そこに映っていたものに一瞬目を見開き、やがて苦汁を嘗めたかのように顔を落とし、悔しげに歯を食いしばる。

 

「…なんだ?写真を渡されたようだが…」

「苗木君ッ!…一体、何が映っているって言うんだ!?」

「…ご覧になれば、分かります」

 黄桜の問いに対し、苗木は力なくそう言い写真に生命を与え一羽の鳥を生み出すと、黄桜の元へと飛ばす。

 

「うわっとっとぉ…!」

 黄桜は飛んできた鳥を危なっかしく受け止め、元に戻った写真を覗き込む。

 

「一体何が……ッ!?」

「こ、これは…ッ」

 

 

 

 …コロシアイ学園生活が始まる少し前、未来機関内で痛ましい『事件』が起きた。

 

 事の発端は、雪染が支部長を務める第五支部でのこと。本来の職務である『諜報活動』の傍ら、支部長である雪染の人柄と能力を生かして運営していた保育施設にて、児童並びに職員全員が『惨殺される』という事件であった。被害者の殆どは『鋭利な刃物』のようなもので切り裂かれており、中にはまるで『実験』でもしたかのように関節ごとにバラバラにされた死体もあり、駆け付けた機関員たちが直視できないほどの凄惨なものであった。

 

『どうして…こんなことになったの…!?あの子たちが、一体何をしたっていうの…?ねえ、京助…教えてよ。どうしたら、この世界からこんな絶望が無くなるの…?』

 

 …ちょうどその日、本業である諜報活動の為支部を留守にしていたという雪染は、駆けつけた宗方に縋りつき、涙ながらにそう訴えた。そんな彼女を抱きながら、宗方はその時改めて決意した。雪染を悲しませる絶望を、どんな手段を使ってでも必ず殲滅してみせると。

 

 

「…だが、その『真実』がこれだ…!」

 宗方が隠し部屋で見つけた2枚の写真。一枚目に映っていたのは、その事件が起こった直後の現場の写真。児童たちの遺体を痛々しく包む死体袋をペンで囲い、その横に可愛らしい字で『誰がやったと思う?』と書かれている。

 …そして2枚目は、その問いに対する『答え』と言うべきモノであった。そこに映ってたのは、一枚目とは対照的な雪染と児童たちが笑顔で映った集合写真。その雪染の顔を同じくペンで囲い、その横にご丁寧にハートマーク付きでこう書かれていた。

 

 『私だよ♡』…と。

 

「あれが…あれをやったのが、ちさちゃんだってのかよ…ッ!?」

「…まさか、そんな馬鹿な…」

「で、でもおかしいよッ!雪染さんは、ずっと宗方さんたちと一緒にいたんでしょ!?だったら、いつ絶望の残党に…ていうか、そもそも雪染さんがそう簡単に絶望するはずがないよ!」

「…まさか、雪染さんも江ノ島盾子に…!?77期生の皆と一緒に、無理やり洗脳されたんじゃ…」

「…いや、それはない。カムクラや狛枝から聞き出したが、奴等が絶望化させられた時雪染はその場にいなかったそうだ。だからこそ俺達は雪染は『シロ』だと判断していたのだが…見通しが甘かったとでも言うのか…ッ!」

「…あるいは、『もっと以前』から既に奴らの仲間入りをさせられていたのかもな」

「…え?」

「ど、どういう意味なんスか承太郎さん?」

「さあな…俺に言えるのは、未来機関の活動が思ったように進まなかったのは、彼女が裏で『暗躍』していたからかもしれねえ、ってことだ」

「そんな…」

 愕然とする皆を余所に、宗方は今まで胸の内で堪えていた感情を苗木に語りだす。

 

「…そうだ。これが『真実』だ。これが俺とお前が求めていた答えだ。…満足したか?苗木」

「…雪染さんが、今回のコロシアイの事件の『黒幕』だと?」

「そうだ…。御手洗を襲撃者に仕立て上げた『洗脳ビデオ』とやらを仕込んだのも雪染だろう。アイツが絶望の残党だというのなら、その手のものを手に入れるのは容易だろうからな…」

「ま…待てよ宗方ッ!だったら…だったらなんで雪染は襲撃者に殺されたんだよ!?アイツが黒幕だってんなら、そんなのおかしいじゃあねえか!」

「…大方、襲撃者になった御手洗に叛逆され殺されたのだろう。あるいは…コロシアイを混乱させるために、敢えて自ら最初の犠牲者になったのかもな。モノクマと襲撃者というコロシアイの『装置』さえあれば、黒幕が生きている必要はない。後は俺達が疑心暗鬼に陥り、互いに殺し合い絶望していくのをあの世で高みの見物…そういう魂胆だったのだろう」

「そんな…自分が死んでも構わないなんて、そんなのおかしいよ…!」

「…御手洗さん、それが『絶望』なんです。絶望にとって、『死』とは手段の一つでしかない。他人を殺すのも、自分が死ぬのも、全ては絶望と言う『結果』に行きつくため。その為なら、彼らは躊躇いなく死ぬことを選べるんです」

「…イカれてるでしょ、マジで…」

 宗方の思い描いた雪染のシナリオに皆が茫然とする中、宗方も己の胸中を抑えきれなくなってきたのか言葉に熱が籠り始める。

 

「これで分かっただろう、苗木。絶望は既に俺達の奥深くにまで根を張っていた。例え数を減らしても、未来機関内に雪染のような絶望であることを隠しているものが居れば、そいつらからまた絶望が生まれる…!故に、滅ぼさなくては…全ての禍根を断たねばならんのだッ!例え理不尽なものであろうとも、身中の虫をも殲滅しなくては、絶望は終わらない!」

「…それは、それは違うよッ!!それは『希望』じゃない、そんなものが『希望』であっていいはずがない!…貴方が見ているのは、絶望だけだ。絶望と言う理不尽に大切なものを奪われた悲しみと怒りを、より大きな理不尽を以て消し去ろうとしているだけだ!そんなの、ただのイタチごっこにしかなりません!『疑念』から希望は生まれない、例え危険だとしても『信じる』ことを諦めてしまえば、そこから何も変わらないんです!」

「ならば何を信じろと言うのだ!?俺が信じていたものは…俺が愛したものは、『偽り』だった!俺が積み上げてきたものは、全て絶望に仕組まれたものだった!俺の『過去』には…何の意味も無かったのだ!!ならば俺は…『過去』など、『想い出』など要らんッ!!」

「宗形さんッ!」

「邪魔だッ!!」

 

ガガガッ!!

 宗方が右手を苗木に向けると、至近距離から袖の仕込み針を苗木の顔面めがけて放つ。

 

「ッ!?」

 

カカキィンッ!

 流石に予想外の反撃だったのか苗木は顔面に針を受けるとのけ反りながら背後に吹き飛ばされる。

 

「誠君ッ!」

 

 

ザスッ!

「…ぎりぎり、セーフ…!」

 倒れる前に踏みとどまった苗木が顔を上げると、苗木は放たれた針を全て口でキャッチしていた。

 

 

チャキ…!

「……」

 しかし、苗木がその場を離れたことにより宗方も武器を回収していた。

 

「…まだ、戦うつもりですか?」

「当然だ…!言った筈だ、俺を止めたくば、俺の『希望』を否定したければ、お前自身でそれを示せと!貴様が本気で戦わなくとも、俺は…貴様に負ける訳にはいかんのだッ!!」

 宗方はポケットから『注射器』のようなものと小さな『薬瓶』を一つ取り出す。

 

「ッ!アレは…私が失くした『興奮剤』!?宗方さんが持っていたの…」

「何をする気だ…?」

 宗方は薬瓶の中身を注射器にセットし、自分の袖を捲ると

 

ブスッ!

「…ッぐう…!」

 腕に注射器の針を突き立て、中の興奮剤を全て流し込んだ。

 

「…ッ!宗方さん、駄目ッ!そんな強力な薬を『静脈注射』なんかしたら…」

「承知の上だ…!貴様は、黙っていろッ!」

 忌村の制止も虚しく、宗方は空になった注射器を放り捨てる。

 

「…う、おおおおおおおッ!!」

 すると間もなく、悲鳴のような叫びと共に宗方の目が充血し瞳孔が縮まり、全身の血管が浮き出るほどに宗方の身体に力が漲る。

 

「アレは…!ワシとやった時と同じように、自ら体のリミッターを外しおった…!しかも薬物でさらに底上げしておる…何と言う無茶を!」

「しかし…ありゃヤバくねえか?もしかしたら苗木君以上に…」

「宗方…お前、そこまで…」

 鬼気迫る宗方の気迫に皆が慄くが、苗木はそんな宗方に一瞬悲しむような目を向け…すぐに闘いの為に身構える。

 

「行くぞ苗木誠…!貴様の信念ごと、俺の過去を…絶望が根を張った想い出の全てを、消し去ってやるッ!!」

「…させない、そんなことはさせません!過去を切り捨てた先に、『未来』なんかないんだ!貴方に…雪染さんを消させたりはしない!貴方の『想い出』の中に生きる雪染さんを、『殺させはしない』ッ!!」

 

「おおおおおおッ!!!」

「WRYYYYYYッ!!!」

 

 互いに雄叫びを上げ二人は再び衝突する。肉体の限界を無理やり超えた宗方は目にもとまらぬ斬撃を繰り出すが、苗木もまた吸血鬼の身体能力をフルに使用しそれらすべてを躱し、隙あらば体が焼かれない程度に肘や手刀を刀に打ち付ける。

 

「……」

「腑に落ちねえ…って顔してるな、黄桜」

 その戦いを見ている黄桜の表情に気づいた承太郎が声をかける。

 

「黄桜さん…どうしたんですか?」

「…ああ。分からねえんだ…なんで苗木君は『スタンドを使わない』んだ?」

「え?…あ、そういえば…!」

 黄桜の言うとおり、苗木は戦闘が始まってから一度も『G・E・R』を戦いに使っていなかった。その圧倒的な力を知っているからこそ、これほど切迫した状況でそれを使わないことに黄桜は疑念を抱いたのである。

 

「まさかアイツ…この期に及んで調子乗ってるとか、そんなんじゃないよね?」

「そんな…苗木君に限って…」

「…いや、それは違うッスよ」

「仗助さん?」

 怪訝そうにする一同に仗助が力強く断言する。

 

「アイツは別に嘗めてかかってスタンドを使ってねえ訳じゃねえんス。アイツにとって、これは『コロシアイ』じゃなく、『喧嘩』なんスよ」

「…け、喧嘩?」

「ああ。ただの命の取り合いじゃあねえ、互いの信念を、自分の覚悟を相手に見せつける。宗方のヤローのズレちまった希望を正々堂々、真っ向から受け入れてその上で否定する。…そうしねえと、宗方も、アイツ自身も納得できねえ。そう思ってるんじゃあ無いっスかねえ」

「…けど、なんでそれでスタンドを使わないんだよ?別に卑怯なんかじゃ…」

「…私には、なんとなく分かります。きっと誠君にとって『ゴールド・エクスぺリエンス・レクイエム』は、苗木君一人の力じゃなくて、皆の…誠君に希望を託してくれた人たちの『想いの結晶』なんです。だから、『自分の力』だけで戦うって決めた誠君は『G・E・R』を使わないんです。たった一人で戦う宗方さんと同じように、自分自身で宗方さんと向き合うために…」

「…フン。本気で殺しにかかっている相手に、悠長なことを…あの馬鹿が」

「でも、それが誠なんだよ。そんな誠だから、私たちは信じられる。どんなに暗い絶望の先にも、必ず希望はあるって、証明してくれたんだから」

「…ならば、ワシらも信じよう。彼の『黄金の精神』が、宗方君の絶望を打ち払ってくれることを…!」

 

 

 そんな人間離れした戦闘の中でも、二人は互いの主張を言葉にしてぶつけ合う。

 

「貴方は雪染さんを忘れてはいけない!雪染さんを愛したからこそ、貴方はここまで来ることができた筈だ!ならば、どんなことがあってもそのことを否定してはいけないッ!」

「お前に何がわかるッ!何も捨てようとしない、綺麗ごとばかり言うお前に…犠牲を出してでも命を、希望を守ろうと足掻いた俺の積み上げてきた希望を裏切られた、俺の心の何がわかるというんだッ!?」

「分かるさッ!僕だって、何も知らない訳じゃあないんだ!僕は信じていた…あの楽しかった日々が、ずっと続いてくことを。江ノ島さんとだって、きっと分かりあえることを!けれど、それが叶うことは無かった…。でも、だからこそ僕はこうしてここに居るッ!例え何百回裏切られたとしても、僕は『信じる事』を諦めない!あの時信じていたことを、今の僕が信じているものを、僕は決して否定したりなんかしない!その『過去』があるからこそ、今の僕があるんだッ!それは宗方さん、貴方だって同じはずだ!」

「…ならばお前は言えるのか!?お前が愛する者が、その全てが絶望で、お前をずっと裏切っていたと分かった時…それでもお前は、そいつらを愛していると言えるのかッ!!」

 

「『当たり前』だッッ!!!」

「…ッ!?」

 苗木の魂の叫びに、宗方は一瞬気圧され引いてしまう。

 

「僕は…例え皆が絶望で、僕の事をずっとだましていたとしても、皆と出会えたことを…彼女たちを愛したことを誇りに思う!その思い出を、記憶を、絶望なんかの為に消したりなんかしないッ!それは、僕の心の中にある皆の存在を侮辱する行為だ!そんなことを…僕は絶対に許さないッ!!」

「貴様…」

「宗方さん!僕からも問います。貴方にとって、雪染さんは『その程度の存在』なんですか!?貴方を愛し、貴方が愛した彼女は…絶望なんてものの為に消してしまえるような、そんな程度の存在でしかなかったというんですか!?」

「ッ!俺、は…」

「もしそうだと言うのなら、貴方こそ自分自身でそう言って見せろッ!本気で雪染さんの想い出を消すというのなら、雪染さんのことを忘れたいと…雪染ちさを愛していないと、そう言ってみろ宗方京助ッ!!」

「…おおおおああああああああああッッ!!!」

 苗木の言葉を掻き消す様に、宗方はがむしゃらに刀を振るう。

 

「…ッ!」

 

ジャキッ…!

 苗木は剣戟の嵐から一歩身を引くと同時に、懐から銃を抜き銃口を向ける。

 

「!」

 銃口を向けられた宗方は即座に防御の構えをとる、が…

 

ドォンドォンドォンドォンッ!!

 

 

 

「…ッ何…!?」

 放たれた4発の銃弾は宗方に命中することなくその脇を抜けていくだけであった。

 

「外した…この距離で?何故…」

 2mも離れていないような距離で銃弾が逸れたことに一瞬戸惑う宗方であったが、その理由はすぐに分かった。

 

ガキョンガキンッ!

「!?」

 宗方の後方で金属音が響き、予感を憶えた宗方が振り返ると、外れた筈の銃弾が宗方側の『通路の接合部』を破壊していた。足場と出入り口が切り離されるが、吊り橋とは違い通路にそう簡単に影響が出る筈がない。

 

「貴様何を…ッ!」

 その行為の意味が解らず苗木に視線を戻した時には、苗木の『策』は既に完了していた。

 

「ハァァァァッ!!」

ガコォンッ!!

 気合と共に苗木が通路を殴りつけ、通路を『Vの字』になるほどにひしゃげさせる。すると…

 

…グラッ…!

「何ィ…ッ!?」

 反対側の支えが無くなったことに加え、苗木の一撃による衝撃を受けた通路はまるでシーソーのように『への字』にへし折れる。

 突如出現した急斜面に対応できるはずもなく、宗方は半ば落下しながら下にずり落ちてく。

 

ズザザザザ…ッ!

「宗方ァッ!」

「くッ…!」

 

ガシッ!

 寸でのところで、先ほど突き刺していた刀の柄を掴み、なんとかその場で持ちこたえる。そこに

 

ダダダダダダダッ!!

「ツァアアアッ!!」

「な…ッ!?」

 斜面を猛スピードで突っ走りながら苗木が飛び込んできた。壁を歩ける吸血鬼の性質上、苗木にとって斜面など『スピードが出るだけの平地』に過ぎない。…が、今の苗木にそれは関係ない。何故なら苗木は端から『止まる気などない』のだから。

 

「…くッ!」

 一瞬の思考の後、宗方は支えにしていた刀を抜き、安定を捨てて二刀で迎え撃つ。

 

「無駄ァッ!!」

「でりゃあッ!!」

 

ドゴォッ!!

ザシュッ…!

 

「ぐがッ…!」

「がふッ…」

 苗木の掌底と宗方の突きが互いに命中すると同時に…

 

ヒュゥゥゥゥゥ…ッ!!

 二人はそのまま虚空に投げ出され、まっさかさまに落ちて行った。

 

「宗方ァァァァッ!!」

「苗木ッ!!」

「誠君ッ!!」

 

 




戦いながらロンパし合う、名付けてバトロンパ。ダンロン3で期待していたことを僕なりにやってみました。どうざんしょ?…個人的にやっぱり映像で観たかった気分…

宗方と苗木の主張をガバガバ解釈すると

「浮気した妻に関係するすべてを処分したがる旦那」と「浮気されても愛したことを忘れないラブイズオーヴァー的な旦那」のやり取りになります。

…ガバガバってレベルじゃないね、うん
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