通算200話目なのでなんかしたかったのですが、前にネタを使っちゃったので今回は無しで…
初めに、このネタまたかと思うかもしれませんが冒頭のこれは前々から決めてたので仕方ないのです。そもそも前回のこのネタのほうが思いつきだったので…
ではどうぞ
「…む、う…?」
微かな倦怠感を憶えながら目覚めた宗方は、自分がどこかの『通路』に座り込んでいることに気が付く。
「ここは…?俺は、確か…」
「…フ~…。ようやくお目覚めのようね」
「ッ!誰だ!?」
隣からかけられた声に振り向くと、そこには見慣れぬ若い女性が立っていた。
「そう警戒しなくとも、私は敵じゃあないわ。…私の名前は『辻彩』。少しの間でしょうけど、よろしく…『宗方京助』さん」
「俺の名を…!?貴様、何者だ?未来機関の職員ではなさそうだが…俺をどこに連れてきた?何故俺の名を知っている?」
「フ~…女性に質問ばかりするものじゃあないわよ。イイ男になりたいのなら、もっと余裕を持って接しなさい」
「……」
「…フ~、貴方がここにいるのは私が連れてきたわけじゃあないわ。『貴方の方から』ここに来たのよ。私はここに迎えにきたに過ぎないわ」
「俺が、自分でここに…?」
「それと、何故貴方の名前を知っているのかだけど…教えて貰ったのよ。貴方の『前』にここに来た人にね」
「…どういうことだ?」
彩の言葉をイマイチ理解できない宗方に、彩は軽く笑みを浮かべると背を向ける。
「ついてらっしゃい。答えを教えてくれる人の所に、連れて行ってあげるわ。私はその為に貴方を迎えに来たのだから」
「…いいだろう」
飄々とした彩の態度に、言い合うよりもその方が早いと判断した宗方は言われるがまま彩に追随する。やがて辿りついたのは大きな扉の前で、その傍には『小太りな少年』が立っていた。
「あ、彩さん!お帰りだど!」
「あら、待っててくれたのね『しげちー君』」
「…この少年は?」
「ししし!オラは『矢安宮重清』だど!皆からは、『しげちー』って呼ばれてるど!アンタが宗方京助さんかど?」
「あ、ああ…」
「しし!あの『お姉ちゃん』が言ったとおりだど!仗助とか億泰なんかよりずっとずっと真面目そうな兄ちゃんだど!」
「仗助、億泰…?それは東方仗助と虹村億泰のことか?」
「そうだど!あの二人はオラの大切な『友達』だど!ちょっと意地悪だし調子いいところもあるけど…オラにとっては、初めてできた友達なんだどッ!」
「…どういうことだ?お前たちは一体何者なんだ?」
「フー…それはこの先で貴方を待っている人が教えてくれるわ。さあ、行きなさい。『レディー』を待たせるものじゃあないわよ」
「しししッ!早く行くど!オラ尻がかゆくってしょうがないどッ!」
「あ、ああ…」
訳が分からないまま背中を押され、宗方は扉の奥へと入っていく。
「…ッ!?これ、は…」
扉を潜った先で、宗方は絶句した。そこにあったのは、まるで映画館のような部屋。ずらりと席が並んでいるが、観客らしき人物は見当たらない。…だが、宗方にとってそんなことはどうでもよかった。彼の意識は正面の『スクリーン』…そこに映された映像にしか向けられていなかったのだから。
なぜなら、その映像には撮った覚えなど全くない『希望ヶ峰学園にいた頃の自分達』が映っていたのだから。
『君が逆蔵十三君か。噂は聞いているよ、稀代の『天才ボクサー』。君のような生徒と共に学べることを、誇らしく思うよ』
『ああん…?ケッ、いかにもなお坊ちゃんだなオイ。俺に取り入ろうったって無駄だぜ、俺は誰ともつるむつもりはねえ…』
『そんなつもりはないさ。…ただ、君ほどの人材を『ただの殴り合い』で使い潰されるというのは、少々もったいないと思っただけだよ』
『…テメエ、今なんつった…!もう一回言ってみろゴラァッ!!』
『ちょ…ちょっと、君達!喧嘩は良くないって!』
『『うるせぇ(うるさい)!!女は黙っていろ!!』』
『…カッチーン…!そーゆー言い方よくないなぁ…アタマに来たわ!二人まとめておしおきしてあげるんだから!!』
「…馬鹿な、これは…入学した時の俺達…!?何故こんなところで…いや、それ以前にこんな映像撮られた覚えなど無いぞ!一体いつこんなものを…」
「…懐かしいね。私たちの最初の出会いって、こんな感じだったんだよね…。私も逆蔵君もあんなにツンケンしてたのに、1年も経ったらコロッと掌返しちゃったんだから、我ながらチョロいよねー…」
「ッ!!?」
前方より聞こえてきた『声』に、宗方は再び愕然とする。よく見れば、誰も居ないと思っていた座席の最前列に誰かが座っていた。声だけでも既に分かっていたが、その後ろ姿を見たことで宗方は確信する。そしてそれに応えるように、『彼女』は立ち上がって振り向いた。
「雪染…」
「やっほー。…また、会えちゃったね。京助」
複雑そうに微笑む『雪染ちさ』に、宗方はただ茫然とその名を呟くしかできなかった。
「……」
「……」
眼前のスクリーンに流れるかつての青春の日々を眺めながら、雪染と宗方は何も言わずに黙り込んでいた。
雪染に促されて、宗方も席についていた。場所は、雪染と同じ列の『二つ隣』。近すぎず、遠すぎず…手を伸ばしても、ギリギリ届かないそんな距離。雪染にそこに座るよう言われたわけでも、そこしか空いていなかったわけでもない。席に座ろうとした宗方が自然に…無意識に選んだのがその席であった。…まるで、『その席以外に座ってはならない』と本能に導かれるように。
「…何も聞かないの?私はこのままでも全然オッケーなんだけど、京助は聞きたいことがあるんじゃないの?」
「…その必要はない。お前がここにいたと分かった時点で、大体の事はわかったさ」
「へぇ?」
「…俺がここに来る前で最後に憶えているのは、霧切を庇ってあのプッチという男の攻撃を受けた瞬間だ。…あまり明確には憶えていないが、致命傷であったことは間違いないだろう。そんな俺が…『死んだ筈』のお前がいるところにいるんだ。ならばここは…『あの世』以外にあり得まい」
「ピンポーン!…と、言いたいけれど今の答えは『70点』ってトコかな」
「何…?」
「私が死人なのは合ってるし…京助があのハゲに致命傷を受けたのも間違いないよ。けど、ここが『あの世』かと言われると、ハッキリそうとは言えないんだよね」
「どういうことだ?」
怪訝そうな宗方に雪染はスクリーンを見たまま語り出す。
「この場所…『あの世シアター』は、あの世とこの世の『中間』にあるの。ここにいるのは、今の京助みたいに『生死の境をさまよっている人』が稀に紛れ込む以外は死人しかいない。けれど、死人なら誰もがここに来れるわけじゃあないの。ここにいるのは…この世になにかしらの『未練』がある人だけなの」
「未練だと…?」
「うん。…例えば、さっき京助が会った彩さんとかしげちー君。あの二人は生前は杜王町に住んでいて、仗助さんたちとも知り合いだったんだけど…1999年に起きた『吉良吉影』という殺人鬼に殺されて、杜王町にある『振り返ってはいけない小道』に魂が閉じ込められていたの。その後、吉良吉影が倒されてその場所から解放されたんだけど…あの『人類史上最大最悪の絶望的事件』で世界中が滅茶苦茶になったせいで、仗助さんたちが心配になって…気が付いたらこの場所に迷い込んでいたんだって」
「…つまりここは、『死にきれない連中』のたまり場と言う訳か」
「そういうこと。…私も含めてね」
どこか投げやりな口調の雪染は、何かに呆れているようでもあった。…それが『雪染自身』に対してだということに、宗方は感づいていた。
「…やはり、『後悔』していたのだな」
「……うん。死ぬ前までは、そんなことないって思ってたんだけど…どういう訳かこんなところに来ちゃって、どうしようもなくっていろいろ考えてる間に…やっぱり、自分が後悔しているってことに気づいちゃってさ。あーあ…あれだけのことやっておいて、ホント私…カッコ悪いよね」
「…なに、お互い様だ。俺とて格好つけてみたものの、こんなところに迷い込んだということは、自分でも『納得』できてなかったということだ。全く…我ながら女々しいものだ」
「あら…うふふ、やっぱり私たち似たもの同士ってことね」
「ああ、そうだな…」
雪染の最期を看取った時と同じように、力なく笑いあう。もう宗方の心中には、雪染の対する複雑な心境など無い。死してケジメをつけた以上、ここにいるのはただ自分の愛しい女の魂でしかなかった。
「…それで、どうするの京助は?」
ふと、雪染が表情を正してそう問う。
「どう…と聞かれてもな。死んだあとのことなど考えたこともないしな、精々ここから逆蔵や苗木達の事を見守るしか…」
「そうじゃなくって!…『戻り』たくないの?京助は」
「ッ!…戻りたいに決まっているだろう。最悪の事態こそ防げたが、まだあの男は生きている。未来機関も今回の一件で決して小さくない混乱が生じるだろう。それに…なにより、俺はまだ『俺自身』に納得していない…!だが…俺は、もう…」
絞り出すような宗方の返答は、苦渋に満ちていた。覚悟していたとはいえ、こんなところで全てを放り出して死ねるほど、自分が楽な立場にいる訳ではないと分かっているからだ。
そんな宗方を見て、雪染は穏やかに微笑む。
「…うん、それでこそ京助だね!でも、京助は一つだけ『勘違い』をしているよ」
「勘違い…?」
「…京助は、まだ『死んでない』ってこと!」
「…ッ!?なんだと…だが、俺は死んだからここにいるのではないのか?」
「もう、こういうときだけ京助はホントに鈍いんだから。…さっきも言ったでしょ?ここに居るのは死んだ人だけじゃなく、『死にかけた人』が紛れ込むこともあるって。現に、以前にも虹村さんとか戦刃さんがここに来たけど、ちゃんと『向こう』に戻れたんだから」
「…戻れるのか、俺は…!?」
「それは、京助次第だよ。京助の身体は東方さんが治してくれたから大丈夫。後は、京助が『生きたい』と強く願えば、きっと戻れるはずだよ」
「俺の、『意志』か…!」
宗方は立ちあがると、雪染に言われたとおり強く願う。『生きたい』と、『まだ死ねない』と…
フワァァァァ…!
「…!」
すると、宗方の身体が足元から透けて消えていく。それを確認すると、雪染は笑みを浮かべて宗方に手を振る。
「ばいばい、京助。…今度会う時は、ずっとずっと後で、京助がしわくちゃのお爺ちゃんになってからじゃないと駄目だよ?そうじゃなかったら、今度は蹴っ飛ばして追い出しちゃうんだから!」
「…ああ、分かってるよ。次に会ったときは、ゆっくり話そう。…平和になった、『未来』の話を…!」
「…さようなら、私の『希望』…!」
互いを見つめる笑みと言葉に、悲しみの色は無かった。そこにあったのは、いつか訪れる『再会』の時に向けた期待。当分見納めになるであろう愛する人の笑顔を目に焼き付け、宗方はその場から消えたのであった。
「…ふぅ」
最愛の人を見送った後、雪染はため息をついてその場に座り込んだ。
「…行ってしまったわね、彼」
「うん…行っちゃったよ」
「ししし!でもお姉ちゃん、あんまり寂しそうじゃあないど?」
「…それはそうだよ。寂しいのも、悲しいのも、あの時でお腹いっぱいだもん。だから、今回は絶対に泣かないで『笑顔』でさよならするって、決めたから…!」
「フ~…ええ、それがイイ女の流儀って奴よ。わかってるじゃない、貴女…」
宗方の消失を見計らって入って来た辻彩としげちーに、雪染は気丈にそう振る舞う。そんな彼女たちの眼前のスクリーンには、目を覚ました宗方に喜ぶ逆蔵たちの姿を映っていた。
「フ~…さて、私たちもそろそろ行くわ。結末を見届けられないのは心残りだけど…彼等なら、きっと大丈夫と思うからね」
「そう、ですか…」
「…お姉ちゃんは、まだここに残るんだど?」
「うん…。私にはまだ、『会わなきゃいけない子』が残ってるから。…それが、こんな私が『先生』としてできる、最後の仕事だから…」
「…そう。なら、頑張りなさい。その子の為にも…貴女自身の為にも」
「しし!ばいばいだど!」
席に座ったままの雪染を残し、辻彩としげちーは劇場を去っていった。
カラカラカラカラ…
「……」
後に残されたのは、雪染ただ一人。無言の雪染のみを観客とした劇場に、フィルムの回る軽い音だけが響く。
…ガチャ…!
そんな静寂を断ち切ったのは、後方の扉が何者かによって開かれた音であった。
「……!」
その音を聞いた雪染の顔が一瞬強張る。
スタスタスタ…
扉を開けた人物はそんな雪染の後ろ姿を認めると、迷うことなく雪染の方へと歩み寄り…
…ぽすっ
雪染のすぐ隣の席に腰を下ろした。
「…久しぶり、ね」
「うん…久しぶり」
「元気にしてた…なんて、聞いても意味ないか。貴女も私も、もう死んでるしね」
「うん…」
「……」
「……」
「…私の事を、憎んでる?」
「…憎くないって言えば、嘘になるかな。『先生』にも理由があったのは分かってるけど、それでも…私は、まだ『死にたくなかった』から」
「…そう。……ごめんなさい」
「……」
「貴女を死なせてごめんなさい。貴方たちの気持ちを利用してごめんなさい。皆を巻き込んでごめんなさい…私がッ、弱くて…ごめんなさい…ッ!!」
言葉の思いつく限り、泣き崩れながら眼前の『少女』に詫び続ける雪染。そこに先ほどまでの気丈な様子はなく、それはまるで…己の罪を告白する『懺悔』のようであった。
ぎゅっ…
「…え?」
そんな雪染を、少女は優しく抱きしめた。
「大丈夫だよ、先生。私…もう先生の事怒ってないよ」
「…でも、私は…」
「先生…私、先生が来るよりもずっと前からここにいるの。だから、全部知ってるよ。先生も酷い目に遭って、やりたくないことをやらされていたことも。大好きな人の為に、自分から酷いことをしてきたことも。…そのたびに、先生が心の中で辛い思いをしてきたことも」
「……」
「だから、ね。もう苦しまなくていいんだよ。先生はもう罰を受けたんだから、もう私の事で…泣かないで。そうじゃないと、私も悲しい…から」
「…ごめん、なさい…本当に、ごめんねぇ…!」
嗚咽を抑えきれない雪染を、少女は優しい笑顔で受け入れる。それは『自分を死に追いやった相手』に向けるには余りに眩しく、慈愛に溢れたものであった。
「…先生。私からもひとつ、お願いしていいかな?」
「…何?なんでも、言っていいよ…」
「…今、苗木君が『皆』を元に戻す為に頑張ってるのは先生も知ってるよね。私は、それを最後まで見届けたい。私が原因で絶望してしまった皆が、もう一度笑っている所を見てから…あっちに行きたいんだ。だから…先生も、一緒に見届けて欲しい。『私たちのクラス』が、希望を取り戻すその時を…!」
「ッ!…ええ、勿論よ。先生として、皆を見送ってあげるのが私の務めだもの!」
「うん…それでこそ、雪染先生だよ」
「貴女は、本当に立派になったのね…『委員長』。ううん…」
「『七海さん』」
「…ッ!ハッ…」
夢から目覚めたように、宗方は目を見開くと飛び起きた。
「…む、宗像!?目を覚ましたのか!」
「逆蔵…そうか、俺は…」
目覚めると共に驚きと喜びを顔に滲ませ駆け寄ってきた逆蔵に、宗方はまたも命を拾ったことを確かめる。…今度は、雪染に救われて。
「良かった…本当に、良かった…!」
「…心配をかけたな、逆蔵」
「ウルセェ…!もう二度とあんなことさせんじゃねえぞ…馬鹿野郎…ッ!」
「すまんな…」
「…どうやら、体の方は大丈夫そうじゃな」
「天願……ッ!そうだ、奴は…プッチはどうなった!?」
宗方の目覚めに笑みを浮かべていた一同であったが、宗方にそのことを問われると…途端に表情を暗くし、下を向く。
「おい、何故黙って…ッ!?」
そんな皆の様子に一抹の不安を憶えつつ辺りを見回し、宗方は絶句する。
なぜなら自分たちの周囲には、夥しいほどの血と肉片の海が…地に墜ちた絶望の残党たちの成れの果てが広がっていたのだから。
「これは…一体、何が起こったというのだッ!?」
「…あの後、副会長たちのおかげでヤツを追い詰めはしたんだけど…アイツ、最後にとんでもないことしてきて…」
「路頭に迷った絶望の残党をかき集めて、殉教と言う名の『集団自殺』をさせたのだ…」
「しかも、『パラシュート無しのスカイダイビング』とかいう最低最悪のヤツを…よりによってアタシ達のいる場所目掛けてね」
「僕たちも身を守るのに必死で…舞園さんたちが防いでくれなかったら、皆死んでたかもしれないよ…」
「…では、プッチは…」
「…アレ」
仗助が示した先には、防波堤の先に佇む霧切たち…そしてその視線の先で呆然と海を見つめる、『ずぶ濡れの苗木』が居た。
「苗木…」
ガンッ!!
「…クソッ!!クソッ、クソォォォォッ!!」
「…誠君」
「誠…」
地面に拳を打ちつけ、苗木は心底悔しそうに声を上げる。
結論から言えば、苗木の決死の突撃は『届かなかった』。苗木が死に物狂いで放った『流星刺突』はあとほんの数センチと言うところで苗木が先に着水を迎えてしまい、ボートに掠ることすらできなかった。プッチのボートは水平線の向こうへと消えてしまい、もはや影も形も無い。承太郎たちが乗って来たヘリの無線で本部に連絡し足取りを探らせてはいるが、これから迎えるであろう未来機関の混乱を考えれば期待はできないだろう。つまり、苗木達はここにきてプッチの手がかりを殆ど得ることが無いままヤツを取り逃がしてしまったのだ。その無念は、計り知れない。
「僕は、何をやっているんだ…!奴を追い詰めておきながら、結局逃がしてしまった…!何の為に雪染さんは、ゴズさんは……僕は、どうしていつも間に合わないんだ…ッ!」
「…響子さん、あの…」
「今は…待ってあげなさい。今の誠君に、慰めも励ましも不要よ。そんなことを言われなくても、このままじゃいけないのは誠君も分かっているわ。…でも、今は…誠君に心の整理をさせてあげなさい」
「…はい」
「…うあああああああッッ!!クソ、クソ…クッソォォォォォォォッッ!!!」
昇り始めた朝日を劈く苗木の無念の雄叫びは、朝焼けの空に遠く遠く…響き渡った。
新月まであと、『25日』…!
という訳で、プッチは逃げ切ってしまいました。もやもやするかもしれませんが、こうでもないと話が進まないので…
次回に交錯編のエピローグをして、交錯編は終了です。…ダンガンロンパ3の放送から一年ちょい…本当に長かった。放送が今頃だったら、たぶん今頃スーダン編やってるので話そのものがごっそり変わってたかもね。個人的に雪染の存在はダンロン3の評価点だと思う。雪染がいるだけで2のキャラとの融和性が跳ね上がるので
次の更新ですが、2日と3日がちょいと私用でナニワの方に行くので続きが書けないので、それまでにEOH編を更新する予定です。エピローグはそのあとにね…