何分参考資料が少なかったのでイマイチ手ごたえがないので、批評のほどお願いします
「あの…苗木君、少しいいですか?」
とある日、舞園は教室で苗木にそう話しかける。
「ん?どうしたの舞園さん?」
「ちょっと訊きたいことがあるんですけど…ここでは何ですから場所を変えてもいいですか?」
「いいけど…」
「じゃあ、こっちに…」
首を傾げる苗木の手を引いて、舞園は教室からそそくさと出て行った。
「…どうしたんだろ舞園ちゃん?」
「普段とは少し様子が変に思えたが…」
「大丈夫ですわよ。苗木君が関わった時点で、大事になる前になんとかなりますわ」
「ま、そーですかね」
「…おい、良いのかよ桑田?お前舞園のこと気に入ってたんじゃあねーの?」
「う、うるせーなッ!…もういいんだよ。舞園ちゃんのことはよ」
「…随分な心境の変化ではないか。どうしたんだね?」
「別に…ただ、よ。なんとなく分かっちまったんだよ。舞園ちゃんに本当に必要なのは俺じゃあねえ、アイツなんだってことがよ。一度アイツの『良さ』を見たからっつーか…、アイツの事が分かってくると、不思議と分かっちまうんだよ。アイツの存在が『必要な奴』ってのがよ…」
「…分からなくはないわ、その気持ち」
「確かに…苗木っちはうまく言えねーけど、いろんな意味で『特別』って奴だかんな。頼りにしちまうのも分かる気がするべ」
「…フン。アイツが勝手に色々背負い込むだけだろう。ただの『お人よし』だアイツは」
「つーか、お前が頼りにすんのは苗木の『金とコネ』だけだろーが!」
「…人として最低」
「い、言わんでくれぇ~!俺の『良心』がズキズキ痛むべぇ~!」
「…良心、あったんだねぇ…」
「…不二咲、お前最近言葉に歯に衣着せなくなってきたな」
苗木と舞園は教室を出て、人気のない廊下までやってきた。
「…それで、どうしたの?」
「…苗木君、最近うちの事務所の誰かと会いませんでした?」
「あー…、そういうことか。…うん、紅刺さんっていうスタイリストの人とこの間ね」
「カマーさんと…!?ってことは…『決まり』ですね」
「ど、どうしたの?」
「な、なんでもないんです!急に変なこと聞いてごめんなさい!」
「いや…別にいいんだけど。話ってそれだけ?」
「あ、ハイ…」
「そう…じゃあ、戻ろうか?」
「ハイ…ホントに、ごめんなさい…」
「気にしないでよ。僕は舞園さんからの頼みごとならなんでもやるからさ」
「…はい」
拍子抜けした苗木の後ろに追随しながら、舞園は先日あったことを思い出していた・
数日前、舞園の所属事務所…
コンコン
「…入りなさい」
「し、失礼します…」
おずおずと社長室のドアのノックして入って来た舞園を迎えたのは、舞園の所属する事務所の社長、『小暮』であった。
「あの…お話があるって言われたんですけど、一体なんでしょうか…?」
「ああ、別に悪い話とかじゃないの。適当にその辺に座ってリラックスして聴いてちょうだい」
「はあ…」
「さて…舞園ちゃん、小鎌から聞いたわよ。学校に『好きな人』がいるみたいね」
「!?え、あ…」
「…大丈夫よ。別に怒ってる訳じゃあないわ。小鎌から聞いてるでしょ?この手の話なんかこの業界には掃いて捨てるほどある話よ。むしろ相手が希望ヶ峰学園の子でホッとしてるぐらいなのよ」
「え…?」
「『国営機関』の希望ヶ峰学園の情報は世間には殆ど公表されてないわ。だから中で何が起きていようと知ることはほぼ不可能…。つまるところ、手癖の悪いパパラッチ共も手を出せないってことよ。だから私たちとしてもすっぱ抜かれる心配は無くなるってこと」
「あ、そういうことですか…」
「で、話を戻すけど…舞園ちゃん、本気でその…苗木君、だっけ?その子の事が好きなのね?」
「ッ!?な、なんで社長が知ってるんですか…?」
「ちょっと調べさせてもらったのよ。ウチの所属アイドルのことなんだもの、それぐらいは当然よ。…で、どうなの?」
「…は、はい。好き…です」
「どうしてその子のことが好きなの?」
「え、えっと…苗木君は、優しくて、温かくて…私のことを気にかけてくれて…」
「あー、もういいわ。大体分かったから」
「え…!?な、なにか変な事言いましたか?も、もっと色々あって…」
「舞園ちゃん…貴方のそれはまだ『本気の恋』じゃないわ」
「…え?」
「偉そうなこと言っちゃうけどね、『本気の恋』に、『理屈』なんかないのよ。その人のことが本当に好きなら、そんな歯が浮くようなおべっかは出てきたりしないのよ。ただ好きなだけ、それしか思いつかないんだから。『恋』っていうのはね、『頭』じゃなくて『心』でするもんなのよ」
「心で…ですか?」
「…まあ、私と旦那は見合い結婚だったから舞園ちゃんとは少し違うんだけどね。でも…あの人と結婚するって決めた時の、あの気持ちだけは忘れないわ。今の舞園ちゃんからはそれが感じられない。だからまだ、舞園ちゃんは苗木君のことを『好きかもしれない』って思っているんだと思うわ」
「そ、そんなこと…ッ!」
「なら、彼と交際するためにアイドルを『引退』する覚悟はあるかしら?」
「…え?」
「あなたが彼のことを好きになること自体は事務所としては問題ないわ。…けど、本格的にお付き合いをしたいのなら、『アイドル』という立場のままでいるのは正直無理よ。だからもし彼の事が本気で好きだと言うのなら、そういうことも視野に入れておいてもらう必要があるわ」
「それ…は…ッ」
言葉に詰まる舞園に、小暮は少し脅かし過ぎたかと反省しながら笑いかける。
「…考えさせ過ぎちゃったかしら、ごめんね。あくまでそれは『仮定』の一つでしかないから、そこまで深刻に考えなくても大丈夫よ。…けど、忘れないで頂戴。『アイドル』が恋をするってことは、それだけの『覚悟』をする価値がある物じゃなきゃダメなのよ。そこのところを、ゆっくり考えて頂戴」
「…はい」
小暮に諭されるように言われた言葉を噛みしめながら、舞園はふと心中を吐露する。
「…人を好きになるのって、こんなにも苦しいことなんですね」
「…?何か言った?」
「え…?い、いえ!なんでもありませんッ!」
「そう…?」
なんとか平静を保って誤魔化そうとしている舞園であったが、苗木は舞園の心境をわずかではあるが読み取っていた。
(…どうやら、僕の事で悩ませちゃってるみたいだな。彼女の心の決心がつくまで待とうと思っていたけど、どうやらこれは僕の方から歩み寄る必要があるみたいだな…)
ひとまず、彼女の事情を知らないことにはどれほど立派な言葉であろうと彼女の心に届くことは無い。そう考えた苗木は一人行動を起こす決心をしたのであった。
それから数日後、舞園は都内にある某テレビ局での収録に臨んでいた。
「………」
今日は舞園一人での収録であったため、舞園は一人楽屋で虚空を見ながら待機していた。
「結局…何も分からなかったな…。私の苗木君のへの気持ちって、一体なんなんだろう…」
他に誰も居ない為か、普段の敬語口調を忘れ舞園は一人ぼやいていた。
コンコン
と、舞園の楽屋のドアがノックされる。
「…?はい、今開けます…」
ガチャ
「…やあ、舞園君」
ドアを開けた先に立っていたのは、このテレビ局で放送している舞園のグループの冠番組の『プロデューサー』であった。
「プロデューサーさん…?どうしたんですか?」
「少し話があるんだけど…いいかな?」
「はい…」
その控室の外では、メイク担当のカマーと付き添いで来ていた小暮が話し合っていた。
「舞園ちゃん…最近カタいのよね。こないだまで頑張り過ぎってぐらいに張り切ってたのに、最近は妙にうわの空っていうか…」
「少し言い過ぎたかもねえ…。後でフォローいれとこうかしら?」
「やめといた方が良いわよ。社長が言っても余計に緊張させちゃうだけよ。あの子、仕事が関わってくると真面目すぎるから…」
「…そうね。身勝手な言い分だけど、こればっかりは、舞園ちゃんと…彼の間で解決してもらうしかないわね。苗木君にも舞園ちゃんと少し話してもらえるようお願いしたほうがいいのかもね」
「…その必要はないわよ」
「え?」
「ほんの少し話しただけだけど…あの子はそんなことに気づかないほど鈍感じゃあないわ。きっと…彼は彼なりに舞園ちゃんのことを考えてくれてるわよ」
その頃、苗木は都内某所…舞園のいるテレビ局にほど近い喫茶店である人物を待っていた。
「…いらっしゃいませー。おひとり様ですか?」
「いや…連れが先に来ているんですが…」
やがて店の入り口から待ち人が来たのを確認すると、苗木はその人物を呼びに行く。
「…済みません、その人がさっき言った…」
「え?…ああ、承知しました。ではごゆっくり…」
店員にそう告げると、苗木はやってきた人物を連れ席に着く。
「…ふう。さて、初めまして…ですね。『舞園正』さん。苗木誠です」
「…どうも、遅れて済まなかったね。さやかの『父』です。娘が世話になっているようでして…」
「いえ、こちらこそ娘さんには懇意にさせて頂いています。…それにしても」
「…何か?」
「いや、失礼ですけど…『意外』だと思いまして。まさかあなたからこうしてお話の場を設けて頂けるとは思っていなかったものでして…」
苗木の眼の前にいるこの男性は舞園正、舞園さやかの父親である。舞園家は数年前に正とその妻の離婚を期に離散、さやかの親権は父方に、妹の親権は母方に移ることとなった。霧切に舞園の家庭事情の調査を依頼した苗木はそのことを聞くと舞園の父親と連絡を取ろうと考えていたのだが、ちょうどその時に学園長からその父親と会ってもらえないかという相談を受け、急きょこの場を用意することとなったのである。
「ああ、そのことですか。…実は先日さやかの所属先の社長さんから相談を受けまして。さやかが最近思い悩んでいるというので相談に乗ってあげて欲しい、と…。しかし、さやかも仕事で忙しいのでそうそう会う時間を作ることもできず、ならばと思い希望ヶ峰学園の方に様子を教えて貰おうとしたところ、学園長さんからさやかの友人ということで君を紹介されたんですよ」
(…学園長、気が利くんだか面倒事押し付けたんだか…?)
学園長の『気遣い』に内心苦笑しつつ、苗木は正と向き合う。
「…そのことなんですが、それも踏まえて僕からもあなたに『訊きたいこと』があるのですが、よろしいですか?」
「私に…ですか?なんでしょうか…?」
「ああ、別に敬語は必要ありませんよ。僕の方がずっと年下ですし…」
「…あ、ああ…、これは気にしないでください。『癖』みたいなものでして…、年下相手でもこうなってしまうんです。ですからそう畏まらなくてもいいですよ」
「…そうですか。では、改めて……正さん、舞園さんは…彼女は何に『怯えて』いるんですか?」
「…ッ!?」
思いがけない、しかし同時に自分が心の奥底で抱えていた『不安』を言い当てるような質問に、正は目を見開く。
「…何故、そのようなことを?」
擦れがちにそう問う正に、苗木は真剣な表情で語り出す。
「…僕は、彼女とは中学の時に同じ学校でした。その時は、彼女も芸能界での活動が忙しくなり始めた時だったこともあって、なかなか会う機会もなく気づくことはありませんでした。…けれど、希望ヶ峰学園で再会して、今度はクラスメイトとして顔を合わすようになって、舞園さんも僕に良くしてくれたのでよく会話もするようになって…そこで初めて気が付いたんです。彼女はいつも、その場の『何か』を気にしている。誰かと話をしている時も、なんというか…常にどこかの『輪』に入ろうとしている。そんな感じがしたんです」
「…何故そう思ったんです?」
「最初はほんの少しの『違和感』でした。彼女は、テレビで話している時も、学園で僕たちと話をしている時も、『全く同じ口調』で会話をしているんです。普通、多少気心知れた友人と会話をするのならもっと砕けた口調になってもいいのに、彼女はいつも『敬語』で話していた。事務所のスタイリストさんにも聞いたんですが、グループのメンバーとの会話でも敬語口調のままだそうです。それが『素の口調』ならいいんですが、僕にはそうは思えなかった…。彼女はいつ、どこで、誰と話していても…ずっと『アイドルとしての舞園さやか』として会話をしている。そんな風に思ったんです…」
「……」
「本当はこんなことを僕が訊くのは筋違いですし、大きなお世話かもしれません。けれど…僕は彼女の『友人』として、…そして彼女の『想い』に応えるためにも、彼女の『心』が知りたいんです。それはきっと、今彼女が直面している悩みとも関連している筈です。だから…何か、思い当たることはありませんか?」
「……」
正はしばし顔を伏せ、一人物思いにふけるようにただじっとしている。しかし、やがて意を決したように顔を上げると、重々しく口を開いた。
「…あの子が、もし自分の事で悩んでいるのだとすれば…それはきっと、『私のせい』だと思います」
一方その頃、プロデューサーに呼び出された舞園は思いもよらぬ話を受けていた。
「『番組レギュラー』…ですか!?しかも、『私一人』…?」
「ああ。今度始まる新番組なんだがレギュラーに一人若い女性タレントさんを入れようと思っているんだ。そこに舞園君を推薦しようと思うんだが…どうかな?やる気があるのなら、社長さんを通して正式に企画させてもらうけど…」
「…それって、どうしても私一人だけでないと駄目なんですか?」
「うーん…。そこまで大きな番組じゃないからねえ、キャストの人数にも限りがあるから、やっぱりあと一人ぐらいが限界かな」
「そう…ですか」
「…やっぱり、『例の噂』気にしてるの?」
「……はい」
「そうか…。まあ、あんな『噂』が立つのも無理はないとは思うけどね。…あ、もちろん僕は信じてはいないさ。君がそんな人じゃないことは分かってるからね」
「…ありがとうございます。番組の事は…少し考えさせてもらえませんか?」
「ああ、別に大丈夫さ。まだ企画段階だしね、1週間ぐらいには返事をくれれば大丈夫だよ」
「わかりました。…じゃあ、失礼します」
「ああ、お疲れ」
伏し目がちに挨拶をして、舞園は静かに部屋を辞した。
「…あの子がアイドルを志す様になったのは、私が妻と『離婚』してしばらく経ってからでした」
自分を真剣な眼差しで見つめる苗木の前で、正は静かにかつてのことを話し出す。
「きっかけは正直、なんだったかも分からなかったんです。二人目が生まれた辺りから、少しずつ妻との関係がギクシャクし始めて、…やがてどちらからともなく『離婚届』に印を押したんです。…多分、『疲れていた』んでしょうね。私も、妻も…。その後、さやかの親権を私が、二人目の子の親権を妻が受けました。その時さやかは小学生で、私が仕事に行っている間ずっと一人で家にいました。寂しかったでしょうに、私の前ではいつも笑って…いや、きっと無理にでも『笑おうと』していたんでしょうね。子供心ながらに、私のことを気遣っていたのかもしれませんね」
「……」
「そんな日々の中で、あの子が一番喜んで見ていたのは『テレビ』でした。私が居ない間も、ずっとテレビを見て寂しさを紛れわせていたみたいです。特に好きだったのは『音楽番組』や『バラエティ』で、画面の向こうで煌びやかに歌い踊る芸能人の人たちを見て目を輝かせていました。…そんな影響を受けてか、何時からかあの子は『アイドル』になりたいと言い出す様になったんです。きっと、『憧れた』んでしょうね。テレビという『物』を通して自分を元気づけてくれた、『アイドル』という存在にね…」
「…憧れ、ですか」
「ええ。…とはいえ、男手一人暮らしの家計で養成所に通わせるような余裕は家には有りませんでした。だから私はいろんな事務所にあの子の履歴書や歌を録音したテープを片っ端から送りました。それが、私がさやかにしてやれる精一杯だったからです。…そして、今の事務所の社長さんに目にかけて貰い、なんとか『研修生見習い』として事務所に入れてもらうことができました。…私が『見てあげられていた』のは、そこまででした」
「……」
「事務所に入ってからのあの子は、ただひたすらに『ガムシャラ』だったと聞いています。『研修生』よりもさらに下の立場からのスタートがどれほど厳しいものであったか、私には到底想像もつきません。…しかし幸いなことに、あの子には『才能』があった。それも『超高校級のアイドル』と呼ばれるようになるほどの『才能』が。あの子の無我夢中な努力と相まって、中学に上がる頃にはデビューが決まり、そこからとんとん拍子に人気が高まって…その頃には、私は自宅よりも『テレビの向こう』であの子の姿を見ることが多くなりました。口にはしませんでしたが、同僚や街の人たちがさやかのことを口にするたびに、心のなかで何時も自慢していましたよ。『私の自慢の娘だ』…とね」
「でしょうね…。お気持ちは分かります」
「…ただ、そこに至るまでにはあの子も何度も『辛い思い』や『嫌な思い』をしてきたと思うんです。時折家に帰っていたあの子と顔を合わす機会が有ったのですが、あの子はいつも笑顔の中に『陰』が差しているように見えました。特に、今のグループが決まった直後や、希望ヶ峰学園にスカウトされてからは…家にある『家族の集合写真』に自然と目が行くことが多くなっていました」
「集合写真?」
「ええ。最初は母親が恋しいのかとも思いましたが、そういう訳でもないらしくて…なにか、心当たりでもあるのですか?」
「……ええ、あくまで『予想』の範疇でしかありませんが。もしかしたら彼女は…」
「…まさか、そんな…」
「あくまでこれは僕の『個人的な見解』でしかありません。…ですが、彼女の普段の『態度』や彼女の過去を考えた場合、行きついた結論は『これ』に尽きると思います」
「……」
「もし僕の考えが正しければ、最近ネットで出回っている『噂』もまた、舞園さんを悩ませている要因の一つだと思います。無論彼女がそんな人では無いことは分かっていますが、彼女の『周りの人たち』がどう反応するか…」
「…私に、なにかできることはないのでしょうか」
半ば茫然自失となっている正に、苗木は力強く応える。
「…『信じて』あげてください」
「え…?」
「例え何があっても、彼女がどういう『答え』を出そうとも、アナタだけは彼女を信じて、『肯定』してあげてください。あなたにとっての『希望』が舞園さんであるように、彼女にとってあなたは、文字通り『最後の希望』なんです。だから、舞園さんが自分の『答え』を見出して、迷いなく歩き出せるその時まで、最後まで彼女の『味方』でいてあげてください。それが僕の思う『家族の在り方』であり、…同時に僕の『望み』でもあります。だから…」
♪~♪~
「…失礼、電話みたいで…」
「あ、ああ…出ても構いませんよ」
「済みません、では失礼して…」
正の了承を得て苗木は電話に出る。
「もしもし…舞園さん?」
「!?」
「どうしたの急に…今?○○テレビの近くの喫茶店だけど……今からかい?…分かった、すぐに行くよ」
ピッ
「…さやかからですか?」
「ええ、少し話があるらしくて…今彼女、そこのテレビ局で仕事中みたいなので、今から会えないかって…」
「そうですか…」
「…一緒に来ますか?」
「え…!?」
舞園の妹ですが、原作では没ネタになってましたが今作ではちょろっと登場予定です。キャラは適当ですけど