七つの感情ストラトス   作:銀の巨人

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ついにメインヒロイン登場です!


ルームメイト

ノアside

 

 

 

箒との試合を終えたので帰ろうと廊下を歩いていたら、山田先生が走って来た。

 

真耶「エルリック君!良かったまだいたんですね!」

 

ノア「山田先生?どうしたんです?そんなに急いで」

 

真耶「実はエルリック君の部屋が決まったので知らせに来たんです」

 

ノア「部屋?でも1週間は自宅通学って聞いたのでホテルに泊まっているんですけど。それに荷物とかもありますし、急に言われてもちょっと」

 

真耶「それなら・・・」

 

千冬「それなら大丈夫だ。あの無能大総統に言って手配してもらったからな。今頃お前の荷物は部屋に運び込まれているだろう」

 

それならいいか。肝心なのは。

 

ノア「わかりました。それで部屋は誰とですか?まさか、織斑じゃないですよね?」

 

でも男同士という理由で一緒にされそうだな。まぁ普通そうか。

 

千冬「心配するな織斑とは別の部屋だ。なんせ急だったからな」

 

よし、それなら良かった。それだったらまだオルコットの方が我慢出来る。同じ代表候補生として話しがしたいしな。

 

真耶「そしてこれが部屋の鍵です。道草くっちゃダメですよ!」

 

ノア「は、はぁ」

 

道草くう場所ないけどね。

 

 

さてここが僕の部屋か。あ、ドアが開いてる。やっぱり誰かと一緒か、面倒な事にならないといいが。

 

???「いらっしゃ~い」

 

急に現れたのは袖がダボッといていてなんか全体的にピカ〇ュウをモチーフにしたような女子だった。

 

???「私は同じクラスの布仏 本音だよ~。よろしくね~エルルン~」

 

ノア「あ、あぁ、ノア・エルリックだ。よろしく。ってエルルン?」

 

本音「うん!ノア・エルリックだからエルルン~!」

 

なんだそのネーミングは、あれ?なんかデジャブ感じるな。

 

本音「ね~ね~エルルン~」

 

ノア「何だ?」

 

本音「エルルンが自己紹介の時に言ってた国家錬金術師って何なの?」

 

国家錬金術師を知らなかったのか。文化の違いって奴か?とりあえず銀時計を出して

 

ノア「あぁ、それはね。簡単に言うと錬金術を使える者の中でも優秀な人しかなれない職業だよ」

 

銀時計をしまって説明したのは良いが自分で言ってて恥ずかしいな。なんか自画自賛してるみたいで・・・

 

本音「錬金術ってどんな事が出来るの?」

 

ノア「そうだね。口で説明するより実践した方が早いや。」

 

本音「実践?」

 

ノア「そう、例えばこの木で出来たテーブルに錬成陣を描いて・・・・・・両手を付けると」

 

するとテーブルの木を少し使ってテーブルの上に小さなピカチ〇ウを創り出した。

 

本音「おぉ~!エルルンすご~い!」

 

凄く驚いている。なんか楽しいな。

 

ノア「だいたいはこんな感じだよ。まぁいちいち錬成陣を描かないといけないから〝基本〟は戦闘に不向きだけどね」

 

本音「それでも凄いよ~!」

 

そこまで言われると照れるな。

 

 

 

ノアside out

 

 

 

 

箒side

 

 

 

篠ノ之箒だ。今はルームメイトである、一夏といろいろあったんだが、今は落ち着いている。

 

箒「一夏、そう言えばさっきは何故ノアに突っかかったんだ?」

 

一夏「だってあいつは箒にあんな事をしたんだぞ!?許せる訳ねぇ!」

 

いや、あれは試合だったし何より私が弱かっただけなんだが。

 

一夏「だから決闘の時にノアを倒して考えを正してやるんだ!」

 

私もキング・ブラッドレイ殿に剣術を習えばあそこまで強くなれるんだろうか・・・いや、私は私のやり方で強くなってノアを見返してやる!

 

一夏「箒?聞いてる?」

 

箒「え!?・・・あっ、あぁ、聞いていたぞ!一夏なら出来る!だから頑張れ!」

 

一夏「おう!!」

 

箒「さてともう寝るとするか。おやすみ一夏」

 

一夏「おう、おやすみ箒」

 

さっき一夏なんと言ったんだろう、まぁノアに勝つみたいな事だろう。

 

 

 

箒side out

 




やっぱりのほほんさんは最高ですね!!

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