ノアside
放課後、アリーナ
セシリア「行きますわよ!スターライト!!」
今はセシリアとアリーナで特訓をしている所だ。やはり代表候補生、かなり強い、はっきり言って〝今〟の僕より若干弱い感じたけど油断してると足下を掬われかねない。
セシリア「ノアさん、今日はここまでにしましょうか」
ノア「そうだね、やっぱり強いね、セシリア」
セシリア「ノアさんに言われると嬉しいですわ!それよりもあの能力は使いませんの?」
ノア「うん、能力に頼り過ぎていたらいつまで経っても強くなれないからね(それだけの理由じゃないけど)」
セシリア「さすがノアさんですわ!わたくしもあの能力を使ったノアさんにも負けないくらい強くなります!!」
僕達は特訓を終えて食堂で夕食を食べようと向かっていた。
セシリア「今日は何を食べましょうか。ノアさんは何を食べます?」
ノア「僕はハンバーグ定食かな?」
本音「私もハンバーグ定食、食べる~!」
そういや何で本音がいるんだろう、何時から居た?まったく気づかなかった。
「あ!エルリック君、オルコットさん、布仏さん!」
誰か来たな。あれはクラスメイトの人だな。
セシリア「どうしましたの?」
「あのね、今から織斑君のクラス代表就任パーティをやるんだけど来れそう?」
セシリア「まぁ、行けますけど・・・」
「オルコットさんとエルリック君は織斑君の事が嫌いなのはわかってるから無理して来なくてもいいよ」
そうだったんだ、まぁ知らないのは織斑くらいか。でもなんか悪いな。せっかく皆が楽しもうとしているのに僕達だけ参加しないのは悪い。
ノア「是非参加させてもらうよ。僕達もちょうど夕食を食べに行こうと思っていた所だったから」
セシリア「はい、あくまで夕食を食べに行くだけですが」
「本当に?わかった!皆に行ってくる~!」
クラスメイトの人は急いで食堂に向かって行った。
セシリア「それではわたくし達も参りましょうか」
本音「おぉ~」
食堂
クラスメイト達(織斑君、クラス代表就任おめでとう~!!!)
一夏「皆、ありがとう!!」
クラスの殆どは織斑を祝っているがもう一方は・・・
「織斑君がクラス代表かぁ・・・」
「半年デザートフリーパス券は無理かな・・・」
「エルリック君の方が強いのに・・・」
などなど不満をこぼす生徒はいたが決まったものはしょうがない。
「はいはーい!新聞部でーす!」
一夏「なんのようですか?」
「噂の代表候補生達と男子達に取材をしに来たんだよ」
取材か何を話すかな。
「ではさっそく、織斑君クラス代表になった意気込みをどうぞ!」
一夏「が、頑張ります」
「もっとないの?こう、何かカッコイイ奴」
一夏「自分不器用ですから・・・」
「あ、はい。じゃあ捏造しておくね!」
マスコミとしてのつプライドは無いのか?せめて人前で話すなよ。
「じゃあ今度はオルコットさんね!なんでクラス代表を譲ったの?」
セシリア「それはですね、単純に弱いからですわ」
「え?あ、あぁ、そうなの?でもちょっとあれだから・・・そうだ!織斑君に惚れたからって事にしよ・・・」
セシリア「ふざけないでください!!なぜあんな男なんかに!!」
あの新聞部の人セシリアの逆鱗に触れたな。
「ご、ごめん!嘘嘘冗談!」
セシリア「ふんっ!」
「こ、コホン。じゃあ、エルリック君、クラス代表に一言」
ノア「めんどくさいんで適当に捏造しておいて下さい。」
織斑に激励なんか絶対に嫌だからな。
「あ、あぁそう?わかったわ。最後に写真撮らせてね!」
写真くらいならいいか、その際、織斑が肩を組もうとしたが僕はそれを避けた。て言うか何気みんな入っているし本音は僕の腕を組んでいる。
ノアside out
???side
ここがIS学園ね。漸く着いたわ。それよりも受付どこよ!案内人くらい置いておきなさいよね!あ、人だ。緑色の頭をしている・・・先生かな?
???「すみませーん」
真耶「なんでしょう?」
???「私は鳳 鈴音と言います。受付ってどこか分かりますか?」
真耶「受付ならそこの角を曲がった所にありますよ」
鈴「ありがとうございます!」
優しい先生で良かった。
待ってなさいよ、一夏!
鈴side out