七つの感情ストラトス   作:銀の巨人

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決意した日

ノアside

 

 

 

あれ?何で僕は寝てるんだろ。さっきまで錬金術をしていたのに。

 

ウィンリィ「起きた?ノア」

 

僕が寝ている左横には母さんがいた。凄く心配そうな顔をしている。

 

ノア「母さん。父さんは?」

 

エドワード「こっちだノア。お前大丈夫か?」

 

ノア「うん、でもなんかモヤモヤする」

 

エドワード「いいかノア。お前がやった錬金術はホムンクルスの復活させる錬金術何だ。そしてお前の中にそのホムンクルス達がいる」

 

ノア「ホムンクルスって、父さんが昔戦ったっていう?」

 

エドワード「そうだ。でも心配しなくていい。ホムンクルス達はお前に危害を加えるつもりは無いようだ」

 

ノア「そうなんだ…ごめんなさい‥心配かけて…」

 

エドワード「いや、いいんだ。お前が無事ならそれでいい。俺の不注意でもあるからな」

 

ノア「ねぇ父さん、僕は国家錬金術師になれるかな?」

 

エドワード「!・・・なれるさ、お前なら。なんせ俺の子だからな」

 

父さんは少し考えてそう言った。

 

エドワード「でもその為にはもっと錬金術を勉強しなきゃなんないし、体も鍛えなきゃな」

 

ノア「4年・・・いや、3年勉強して国家錬金術師になる!」

 

現在の制度では国家錬金術師になれる年齢は15歳からだった。

 

エドワード「ククッ・・・」

 

父さんが笑っている。

 

エドワード「やっぱ俺の子だ。俺は当時、年齢制限の制度が無かったから12歳で国家錬金術師になれたんだ。よし、俺が直々に鍛えてやる!」

 

ノア「本当!?やった~!」

 

エドワード「よ~し、じゃあ早速始めるか!」

 

ウィンリィ「その前に朝ごはん食べちゃいなさい!」

 

ノア&エド「「は、はい!」」

 

母さんはいつも優しいけど怒るとめちゃくちゃ怖い!

 

朝ごはんを食べ終わり、父さんと鍛錬をした。

 

エドワード「ノア!まずは体作りから始めるぞ!」

 

ノア「はい!」

 

 

3時間後

 

 

エドワード「よし!今日はここまで!錬金術の勉強もしっかりな」

 

ノア「は~い・・・」ゼェゼェ

 

結構ハードだった。でもこのくらいじゃ全然ダメだ!もっと頑張らないと!

 

そして鍛錬を始めてから1年が過ぎた頃

 

???「こんにちは~!」

 

ん?誰か来たようだ。僕は玄関に行って応対した。しかしその顔には見覚えがあった。

 

???「久しぶりだね。ノア君」

 

ノア「あ!アルおじさん!」

 

この人は父さんの弟、アルフォンス・エルリック。昔父さんと一緒に戦ってた内の一人らしい。

 

アルフォンス「話しは兄さんから聞いてるよ。国家錬金術師になるんだってね」

 

ノア「はい!その為に今勉強中です!」

 

エドワード「お、アル!久しぶりだな!調子はどうだ?」

 

アルフォンス「兄さんこそ久しぶり!こっちは今、日本と言う国が開発したISっていう機械の勉強中」

 

エドワード「IS?」

 

アルフォンス「兄さん知らないの?ISって言うのはね。通称インフィニット・ストラトスって言ってね、篠ノ之束博士が開発した、マルチフォームスーツなんだよ。本来の目的は宇宙開発の為に作られたんだけど何故か今はスポーツの競技種目や各国の軍で悲しい事に兵器なってしまったんだよ。因みにISは女性にしか扱えないんだって」

 

エドワード「へぇーすげぇな!でも…兵器か‥確かに悲しいな…」

 

父さんが何か思い詰める様に悲しい顔していたが僕には錬金術じゃ無い専門外だから良く分からないけど宇宙に行くか…とにかく!今は勉強しなきゃ!

 

 

 

ノアside out

 

 

 

 

ノアの中

 

 

 

グリード(なぁ、ISだってよ!)

 

プライド(少し興味深いですね・・・)

 

グラトニー(それ、食べていい?)

 

ラスト(駄目よそんな物食べちゃ、お腹壊すわよ)

 

エンヴィー(へぇーゴミムシ共が作った機械か)

 

スロウス(めんどくせぇ・・・)

 

ラース(一度手合わせしてみたいものだな)

 

ノア(ちょっと、今勉強してるから静かにしてくんない?)


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