七つの感情ストラトス   作:銀の巨人

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予兆

ノアside

 

 

 

朝、教室

 

 

 

放課後、シャルルとの模擬戦から翌日、織斑が授業に復帰することになったのでクラスの女子達が騒いでいる。

 

「織斑君おはよう!」

 

「織斑君久しぶりだね!元気だった?」

 

「織斑君大丈夫だった?」

 

一夏「あぁ、皆心配かけてごめんな」

 

シャルル「あ、君が織斑 一夏君だよね?僕はシャルル・デュノアよろしくね」

 

一夏「あぁよろしくな、シャルル!」

 

シャルル「あと僕達は今日から部屋が一緒らしいよ」

 

皆織斑が帰って来て嬉しい様だ。だが僕は嬉しくない、何故なら皆さんも知っているように僕は彼に今まで散々侮辱された挙句殺されかけたからだ。僕は銀時計を見ながらそう思った。

 

一夏「あ、ノア。いやぁこの前はごめんな」

 

なんと織斑が謝ってきた、その事に少し驚いたが何か軽いな、本当に悪いと思っているのか?僕は銀時計をポケットにしまい織斑にこう言った。

 

ノア「あぁ、別にいいよ」

 

一夏「なんだよせっかく謝ったのに、そんな態度無いだろ?」

 

ノア「お前が言うな、謝る時の態度を改めてから来い。それと僕はお前が自分の愚かさを認め、本気で謝ってくるまで許すつもりは無い」

 

一夏「そんな・・・「皆さん、おはようございます!SHRを始めますよ!」・・・・・・」

 

ノア「ほら、早く席に戻りな」

 

一夏「おう・・・」

 

織斑は納得いかない様子で自分の席に戻って行った。まったく、あんな事をしでかしてもまだ何も学んで無いとはな、前からだけど呆れるよ。

 

ラウラ「貴様が織斑一夏だな?」

 

一夏「え?あぁ、俺が織斑 一夏だ、よろし・・・」

 

 

パンッ!!

 

 

突如教室に乾いた音が響き渡った。何とボーデヴィッヒ少佐が織斑に平手打ちをしたのだ。

 

一夏「いきなり何しやがる!」

 

ラウラ「私は認めない!貴様が、あの方の弟など!」

 

一夏「何!!」

 

千冬「いい加減にせんか!!もうとっくにSHRが始まっているぞ!いつまで喋っている馬鹿者共!!」

 

一夏「だって千冬姉・・・」

 

千冬「織斑先生だ。それとボーデヴィッヒ、後で職員室に来い」

 

ラウラ「はっ!」

 

千冬「それではSHRを始める。」

 

これで騒動は収まったみたいだ。いつも通りSHRが始まった。

 

千冬「おっと、忘れる所だった。SHRを始める前に今日から新規のIS整備士、並び医師のエマ・エルリックさんが就任される」

 

何!?エマ・エルリックだと!?まさかあいつが来るのか!?

 

「へぇ、新しい用務員さんが来るのかぁ」

 

「ん?先生、エルリックってまさか・・・」

 

千冬「そうだ、そこにいるエルリックの妹だ」

 

「「「「「えええええぇぇぇ!!!」」」」」

 

「エルリック君妹いたの!?」

 

「妹さん可愛いのかなぁ!」

 

「妹・・・ぐへへ」ジュルリ

 

やっぱりあいつが来るのか・・・面倒な事になったな。ていうか最後に喋った奴には気をつけさせなきゃな。

 

千冬「静かにしろ!とにかく、エルリックは昼休みに駅に迎えに行ってやれ、外出は許可する」

 

ノア「はい・・・」

 

 

 

ノアside out

 

 

 

 

エマside

 

 

 

どうも、ノアお兄ちゃんの妹のエマ・エルリックです!今日は待ちに待ったIS学園に行く日!今はIS学園行きのモノレールに乗ってる所です。

 

エマ「早く着かないかなぁ、IS学園♪」

 

私は早くお兄ちゃんに会いたくて外に景色を観ながら足をバタバタしています。この待ってる時間がもどかしい、この気持ちわかってくれる人いるかな?

 

エマ「ふふっ♪お兄ぃいちゃん♪」

 

私はお兄ちゃんの写真を見て微笑んだ。

 

 

 

エマside out




妹キャラ書くの初めてなので上手くいってるかわかりませんが頑張りました。ツンデレもいいけどブラコンも最高!

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