七つの感情ストラトス   作:銀の巨人

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遅刻者

ノアside

 

 

 

更衣室

 

 

 

今はシャルルと僕が着替えをしているところだ。何故かシャルルはコソコソと隠れて着替えをしているが僕は気にせずジュラルミンケースに入っていた私服型ISスーツに着替えた。

 

一夏「お前ら置いてくなんて酷いじゃないか!」

 

シャルル「あ、ごめんね。時間が無かったからつい」

 

シャルルは着替えを終えていて僕も、もう終わる頃なので授業には間に合う・・・織斑は別として。

 

ノア「シャルルの言う通り時間が無かったんだ」

 

シャルル「一夏、早く着替えないとやばいよ!」

 

一夏「あぁ・・・わかったよ」

 

僕は織斑の文句を軽く流すように答えてシャルルの言葉で織斑は渋々着替え始める織斑はシャルルにデュノア社の事を聞き出した。どうやらシャルルはデュノア社の御曹司らしい。だが、シャルルは浮かない顔をしているが織斑はそれに気づかずに色々質問している。

 

シャルル「一夏、それよりも時間が・・・ってノア!?」

 

一夏「やべっ!授業が始まる!ってかノア!お前その格好は⁉︎」

 

織斑とシャルルは僕の格好に驚いているようだな。いつもはピチピチのISスーツだが、今は私服と言ってもいい程の格好だから驚くのも無理は無いか。

 

そして最後に黒いブーツを履き赤いフードコートを羽織って着替えが完了した。

 

一夏「おい!何でノアは私服何だよ‼︎」

 

ノア「これはアメストリスが開発した私服型のISスーツだ。一応これでもISに乗れるんだよ」

 

一夏「いや、でも・・・」

 

ノア「そんなことより時間、良いの?」

 

織斑は時間を見てピンチなのに気づいて慌てて着替え始めた。僕はそんな織斑を放ってアリーナへ向かった。シャルルも織斑に「ごめん!」と謝り、僕の後を追った。途中で何か悲惨な声が聞こえたが無視して歩いた。

 

 

 

第2アリーナでは織斑先生と1~2組の生徒と何故か作業着と頭に緑のバンダナを巻いたエマがいた。そしてエマ以外の生徒達が僕の格好に驚いていた。

 

千冬「ようやく来たか・・・エルリック、その格好は何だ?」

 

エマ「はいはい、これは私服型ISスーツですよ。」

 

僕が答えようとしたのだがエマにセリフを取られてしまった。そしてエマは僕の着ている服はコートを含めてアメストリが開発した世界初の私服型ISスーツだと説明した。

 

それに全員が驚き、クラスメートや他のクラスの生徒問わず色々感想を述べてた。

 

2組「エルリック君の服、かっこいいなぁ」

 

1組「アメストリスって凄いのね!」

 

本音「エルルン~かっこいいよ、その服~」

 

鈴「へぇ~、馬子にも衣装って奴ね」

 

セシリア「ノアさん、良くお似合いですわよ」

 

セシリアや鈴、本音からも似合うと褒められたがエマが前から抱きついて頬を膨らませていた。

 

一夏「はぁはぁ、おいノア!置いてくなよ!・・・痛ってぇ!!」

 

織斑は僕に文句を言って来たが織斑先生の出席簿が織斑の頭に振り下ろされた。

 

千冬「織斑、遅刻だぞ!」

 

一夏「違う!これはノアが置いていったから‥アダッ!!!」

 

千冬「他人のせいにするな!」

 

織斑先生は、また出席簿を織斑の頭に思いっきり振り下ろして沈めた。自分の自業自得でこうなったのにあろう事か他人の所為か織斑の言動には殆ど諦めてると言え相変わらずいい御身分だ。それにシャルルも置いてった筈なんだけどね。

 

そして織斑先生は2組にエマを紹介して授業が始まった。

 

千冬「本日から格闘及び射撃を含む実践訓練を開始する!まずはオルコット、凰…お前達に模擬戦をして貰う」

 

そう言って2人を呼び出した。2人は不満を愚痴っていたが織斑先生は

 

千冬「お前達、エルリックに強くなった所を見せるチャンスだぞ」

 

セシリア「確かに途中経過を見て頂くのも良いですわね」

 

鈴「そういう事なら仕方ないわね。それで、対戦相手は何処でしょうか?」

 

千冬「待て。対戦相手h「きゃああああっ!ど、どいてくださーーーーい!」・・・」

 

織斑先生の声を遮って上空から聞きなれた頼りない声が響く。その正体はラファールを装着した山田先生だった。泣きながら此方へ突進して来る。このままでは完全にぶつかるとそれを察した僕は、

 

ノア「すみません織斑先生‼︎非常時なので‼︎」

 

と言って断りを入れてディザイアを纏って飛び上がり山田先生を衝撃を受け流して受け止めた。

 

山田先生も目を瞑ってたので考えてた衝撃が少ない事に疑問を浮かべて目を開けてみるとお姫様抱っこで受け止められていた。山田先生は顔が沸騰する程真っ赤になって慌てた。

 

ノア「大丈夫ですか、山田先生?」

 

真耶「は、はい///ありがとうございます///」

 

ノア「良かった。先生に何かあったら大変ですから‥非常時だったのでこの形は嫌だと思いますがすみません」

 

と謝罪するが山田先生は、

 

真耶「そ、そんな事ないです!エルリック君のお陰で助かりましたし、それに嫌では無いですし…むむ、寧ろ…エルリック…君…なら…///」

 

と満更では無い様子であった。

 

ノア「・・・・・・」

 

女子生徒達が黄色い悲鳴を上げようとしたが織斑先生に睨まれたので上げなかった。それから僕は山田先生を下ろして専用機を待機状態に戻して織斑先生に少し注意を受けるだけで終わり、織斑先生から山田先生が元日本代表候補だと生徒全員に教え山田先生対セシリア&鈴ペアの模擬戦が始まり、セシリアと鈴も初めての連携に良い線はいってたが経験の差で山田先生に軍配が上がった。

 

そんな中、エマはノアと山田先生の出来事で嫉妬するはずが・・・

 

エマ「………」

 

ノアを否、ノアのベルトのチェーンの先に付いてるノアの専用機の銀時計をかなり厳しい目で見ていた。

 

 

 

ノアside out

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